英国ロイヤル・バレー団公演『ロミオとジュリエット』を鑑賞に、西宮の兵庫県立芸術文化センター(KOBELCO 大ホール)に行ってきました。
僕とバレーは余り接点が無いように想われますが、実は同じマンションの顔見知りのご婦人でバレーを趣味で習われている方が、購入されていたチケットがお友達の都合で余ったので行きませんかと誘われたのです。こんな機会でも無いとそうは見られないと想い気軽に頂戴したのですが、後で手渡されたチケットを確認するとA席の2,2000円もするプラチナ・チケットで恐縮しました。
午後2時から3場構成で2回ほどの休憩を挟み2時間半くらいの公演でした。パンフレットを見せて貰ったところでは、『ロミオとジュリエット』は東京公演が既に6回行われ、関西ではこの西宮公演だけのようです。バレー文化は東西で何か違いがあるのかも知れません。関西には宝塚歌劇文化があるので芸術バレーはそれだけファンが少ないのでしょうか。
バレーは音楽(関西フィルハーモニー楽団)と舞踊そして演劇だけの世界で、歌も台詞も無いのを初めて知りました。『ロミオとジュリエット』のような良く知られた演目だったからですが、言葉に縛られず誰もが同じ条件で楽しめるのが世界的人気の秘密かも知れません。
ロミオもジュリエットも小柄で初々しさを感じるキャストで、良く雰囲気が出て魅力的でした。恋する想いを溌剌と表現した前半の踊りと、死んでしまった恋人の骸を相手に嘆き踊るシーンが対比的に素晴らしかったです。
誘って頂いたご婦人にお返しでは全く及びませんが、帰りに西宮ガーデンズの「丸福珈琲店」でケーキセットなどで一息ついて、車中も色々と楽しくお話しをしながら千里山のマンションまで帰ってきました。
【追記】1995年より務めていた英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルを、今年6月に退団した吉田都さんの最後の東京公演の模様が、10月25日(月)NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で特集紹介されていました。
再放送情報 * 10月27日(水)午前0時15分~(火曜深夜)総合
* 11月1日(月)午前11時~ BS2
演目は先日西宮で見た『ロミオとジュリエット』でしたので、キャストは違っていても初めて見た感動を懐かしく想い出しました。
また、11月19日(金)にこのバレーがNHK「芸術劇場」で全編放送されるそうです!