千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

ライカ・ストーリー

2008-10-16 22:04:05 | Weblog

 ヨドバシカメラ発行のカタログ情報誌『The Point Network』が毎号郵送されてきます。よく店頭で山積みされているのを手にすることが多いので、郵送される必要は無いのですが、やはり自宅だと暇な時間にじっくり見てしまうので販売にも効果的なのかも知れません。
 『The Point Network』では家電情報の他に、季節の写真撮影講座のようなコーナー(今号のテーマは恒例の紅葉写真の撮影ポイント)や、料理レシピ紹介などの面白い記事が載っていますが、巻末連載の『ライカ・ストーリー』は名機ライカの歴史や写真家にまつわる挿話を紹介し特に興味深いものとなっています。この101秋号では第8回「戦争を伝えたカメラマン」として、ベトナム戦争に帯同しピューリッツァー賞を始め数々の栄誉に輝いた、日本人報道カメラマン澤田教一の人生と業績にスポットを当てています。
 青森の名門、県立青森高校を卒業後、早稲田大学政治経済学部を浪人してまで受験するも失敗し、三沢市のカメラショップに勤め始めたことが、結果として報道カメラマンとしての道を歩むことに繋がっていきます。カメラショツプを訪れる米兵との交流や奥さんとの出会い、そして上京しての写真報道の裏方の仕事を経てカメラマンとしてのチャンスを掴みます。それからは猛スピードで栄光と悲劇へと向かっていくように思われます。澤田が34才で早世した後に、第二次世界大戦勃発とともに、1945 年まで『ライフ』の特派写真家としてヨーロッパ戦線の重要な場面を記録し続けた、澤田の尊敬するロバート・キャパの名を冠した賞にも輝きますが、それが報道カメラマン澤田教一にとってとても象徴的に思えます。

ゴミの種類

2008-10-15 23:45:07 | 千里山INFO

 先日僕のマンションから千里山駅前まで下りていく道の側溝に捨てられていたゴミの写真ですが、こんな無神経なものは珍しいもののジュースの空き缶などは結構頻繁に見られます。空き缶は石垣の上辺りにコーヒーが半分飲みくさしで置かれている場合も多いです。わざわざ生け垣に目立ちにくく隠されて捨てられている場合もあります(可愛い気がありますが、かえって面倒です)。
 空き缶は見付けると拾って途中に何カ所かある回収BoXに入れていきますが、写真のようなゴミの場合は最近はゴミ箱が放火防止で街中に置かれないので、そのままに通り過ぎることになります。そのうちに他の誰かが拾って下さるか、千里山団地を清掃する人達に処理されているようです。
 僕が想うに千里山はとても綺麗な街です。他の街と比較してどちらかといえば生活マナーや公共意識は高い住民が多いと感じています。そういう環境で写真のようなゴミが捨てられる人というのはどういう感性の人かと思ってしまいます。
 道に捨てられているゴミは他にはやはりタバコのフィルターが目に付きます。これも小さなものですが何もないアスファルトだから白がとても目立ちます。これも気にはなっても拾いようがありません。
 千里山には取り立てて「ゴミを捨てないように!」などといった立て札なども余りありません。やはりゴミを見付けたらお互いに直ぐに取り去っていくことが、気持ちの良い住環境を守っていくことに繋がるのかと思います。

ケータイ世界大戦

2008-10-14 21:50:08 | Weblog

 日本の携帯がキャリアの掲げる多様なサービスと、それを可能にするメーカーの技術力の先進性にもかかわらず、世界標準から見れば日本市場の特殊なユーザー・ニーズと、キャリアの主導による垂直統合的な囲い込みビジネスモデルが問題視され、「ガラパゴス携帯」と揶揄されるようになっているというのは最近の大方の論調です。携帯メーカーはこれからグローバルな市場を開拓するには、キャリアの傘から離れて独立した魅力ある携帯を作っていかなければならないという分けです。
 総務省の業界指導もそのような「水平対等型」開発・サービスの方に向かっており、僕もそれらの流れの中で日本の「垂直統合型」には否定的に思っていましたが、『グーグルvsアップル ケータイ世界大戦』を読んでみて、決してそんなに簡単な問題ではないということを知りました。著者は『日経Trendy』の編集記者から出発し、携帯業界のウォッチャーとして長年その隆盛を見守ってきたジャーナリストです。
 携帯市場の最近の話題はアップルのiPhone3Gと、もう一つはグーグルが提案しているAndroidという携帯用オープン・ソースのOSのことでしょうか。iPhone3Gはもうよく知られているようにタッチパネルを使用したインターフェイスの先進性と、インターネット・ブラウザを携帯世界で標準化しました。Androidは携帯の開発で非常にコストの掛かるOSの基本部分をオープン開発にしようという提案です。当然のことながら地図や検索連動広告などPCの分野で確立してきたグーグルのアドバンテージを、後発になってしまっている携帯の分野でも期待しているのです。ただ、ノキアなどのこれまでの携帯業界のビッグ企業も新たな戦略に乗り出し、陣営入り乱れてのまさに「世界戦争」という状況を呈しているようです。
 特に面白いと思ったのは、冒頭で触れた世界標準から離れガラパゴス化していたはずの日本の「垂直統合型」ビジネスモデルを、逆にアップルやノキアが志向してきているという皮肉な現実が出てきているということです。日本人は世界標準的な戦略となりますと、政治もそうですが何となく苦手な印象は拭えません。目まぐるしく変化する携帯業界ですが、この本を読んでますます目が離せなくなりました。

グーグルvsアップル ケータイ世界大戦 ~AndroidとiPhoneはどこまで常識を破壊するのか
石川 温
技術評論社
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プチ・オレンジタルト

2008-10-13 15:48:05 | 千里山INFO

 休みの日には時々阪急山田駅前の「Dew」にある、蕎麦屋チェーンの「家族亭」にお昼を食べに行きます。お昼に蕎麦を食べるサラリーマンは多いと聞きますが、デンプンがα化していて消化が早く腹持ちも軽いということや、ルチンが含まれていて血管を柔らかく保つなどと言いますので、元々蕎麦好きな僕も近くにあれば始終食べに行くと思うのですが‥‥。ちなみに「家族亭」では「特盛り天せいろ」というのがあって、普通のざる蕎麦やもり蕎麦では量的にもの足りない僕の定番メニューになっています。最近は天ぷらに松茸も少し加わり季節感も味わえます。
 食後はスポーツ・オーソリティーやトイザラス、ユニクロやブックファーストそしてスーパーと一通り見て回って、また帰りの電車のホームへ行く出口脇にあるケーキ&カフェの「grand deco」で1時間くらいゆっくり過ごします。月替わりのシフォンケーキが評判のお店ですが、ケースに並んだ彩り豊かな季節のケーキを見るのは楽しいものです。フルーツをふんだんに使用した自然な甘みが、苦めのブレンドコーヒーと良く合います。
 200円ほどのプチ・フルーツ(オレンジ)タルトくらいに抑えてコーヒーセットを頼み、ガラス越しに通る様々な人の気配を感じながら、買った本を捲ったりオープンキッチンの職人さん達のキビキビした作業を見ている時間が、結構僕をニュートラルにしてくれます。

特大モンブラン

2008-10-12 22:25:39 | 千里山INFO

 毎年恒例となった千里山商栄会の秋の親睦食事会で、新阪急ホテル・オリンピアのバイキングに行ってきました。いろいろと他の場所など考えられるとも思いますが、結局いつもここになってしまうのには、やはり替えられない魅力があるのでしょうか。
 秋のバイキングの主役は松茸もあるのですが、ここで一番インパクトがあるのは特大のモンブランで、スウィーツの好きな方で何度も往復している姿も見られます。
 そう言えば、先日テレビでバイキングを食べる時のコツを知りました。先ず野菜から食べていくようにすると、後にはメインのグルメ料理を食べられますが、その逆だと直ぐにお腹が満たされるので、余りたくさんは食べられないらしいです。デザートのようにカロリーや味感の高いものを先に食べてしまうと、その後に食欲が減退するように感じるのと良く似たことかと想います。僕自身はもう若い時のようにバカ食いすることは出来ませんが、今日のテーマとして一応その原理を試してみることにしました。
 結果的には余りはっきりしたことは分かりませんでしたが、何となく原理的には頷けるところがあるようにも思います。最近はランチなどでも魅力的なバイキング(ヒルトンホテルのランチバイキングなど)が多く見られますので、皆さんも「先ずは野菜料理から」を一度お試し下さい。

ジョージ・ロックLIVE

2008-10-11 19:21:08 | 作詞・作曲

 今日は午後3時開演の「ジョージ・ロック LIVE atメイシアター2008」で、2時間たっぷりのオールディーズを中心にしたロック・コンサートを楽しみました。千里山で仲良くして頂いているTさんのお誘いでご一緒させて頂いたものです。
 ジョージ・ロックは吹田市議の六島さんのご子息で、19才で単身渡ったロックの本場ロンドンで、ロックのルーツの一人であるエルビス・プレスリーの素晴らしさに開眼し、アメリカで開催されたエルビス楽曲を歌うコンテストで準優勝した経歴を持つロックンロール・エンターテナーです。吹田市出身であり3年ぶりのホーム・タウンでのライブということで、良い意味での緊張と温かい雰囲気の漂うエキサイティングなステージでした。
 曲目もエルビス・プレスリーの数々の懐かしいナンバーを始めとして、70年代の日本のスタンダードやJ-POPSも混じえ、手拍子と掛け声に乗って快調な歌声がホールに響いていました。馴染みのある曲は安心して聴けるところがありますが、「シェークスピア劇が時代を超えて現代的に鑑賞されるように、エルビスを僕は現代の音楽として歌い続けたい」とジョージ・ロックは決意を述べていました。2年後に予定されている吹田市の大きな音楽イベントにもエントリーされるということですので、エルビスやオールディーズ好きの方は行かれてはどうでしょうか。

『UR千里山団地再生についての千里山一住民からのお願い』

2008-10-10 16:01:42 | 千里山人(ちさとのやまひと)

 先日千里山駅前のカフェで一休みしていましたら、千里山まちづくり協議会で顔見知りのお2人が、遠くに離れたところに座られているのが見えました。軽く挨拶をして読書などでしばらくゆっくりし、そろそろ帰ろうと思った頃合いにそのうちの阿部清比古さんが近づいて来られ、何枚かに綴じられたプリントを渡されました。
 見ると表書きには『UR千里山団地再生についての千里山一住民からのお願い』と書かれており、千里山駅前周辺開発懇談会で話し合われている千里山団地をめぐる街づくりに関して、一住民としての意見や提言が述べられたものでした。
 先日もブログでお知らせしましたが、いよいよ今年いっぱいくらいの予定で大枠の部分が決定されるような情勢です。その辺りの説明も団地の住民や懇談会の参加者には伝えられているようですが、この阿部さんから手渡された資料も懇談会において提出されたものということでした。
 その場では時間も押していたので引き取らせて頂き、帰宅してから改めてじっくり読ませて頂いたところ、生まれ育ってこられた故郷千里山への想いに溢れ、また現代におけるまちづくりの理念や価値観をよく踏まえられた、多くの提言が含まれている感を強く受けました。
 他の住民の皆さんにもご紹介し読んで頂くのも良いのではないかと思い、資料の最後にWEB公開を望んでおられるのを拝見し、早速ご本人に了解を頂き地域情報サイト「千里山.NET」のサーバー上で、PDFデータでリンク検索して頂けるように致しました。

※ 『UR千里山団地再生についての千里山一住民からのお願い』はこちらのPDF資料でお読み頂けます。

サイマルラジオ

2008-10-09 14:44:06 | 千里山INFO

 昨年大阪千里で始まったコミュニティー放送局「FM千里」には、先日千里寺で開催された上方落語寄席「ちさと亭」の告知もして頂きましたが、イベントや人・活動の紹介そして映画・音楽や生活情報など、多様な番組構成で身近で楽しい地域放送が行われています。
 しかし最近ラジオを聴く機会は、車を運転することの多い営業マンや、仕事場にBGMとして流されている場合などでなければ少なくなっていると思います。僕自身も生活の中ではラジオを聴きながら仕事はしていません。その上に、「FM千里」の電波が千里山では聴きにくいということを、放送開始直後に地元の友人に聞いてから、ラジオのチャンネルを合わせることさえもしていませんでした。
 最近ふとしたことでタイムテーブルを手に取ることがあり中を開いてみますと、「2008年秋 サイマルラジオ (インターネット放送)開始!」という告知コーナーがあり、10月4日からFM放送が放送と同時にストリーミング処理されてインターネットでも聴取できるようになったことを知りました。サイマルラジオ(造語)サービスには現在全国のコミュニティーFM放送が参加しつつあるようです。サイマルラジオの意義や目的については、代表の木村太郎氏のメッセージをサイトからご紹介しておきます。
コミュニティ放送局が自ら制作した番組を放送と同時にストリーミング配信することを私たちは「SimulRadioサイマルラジオ」と名付け、全国にあるコミュニティ放送局の有志で、このプラットフォームを立ち上げました。今後、順次、各局は配信を開始してまいります。
サイマルラジオによって、これまで電波が届かなかった放送エリア内の方々にも地域の情報を届けることができるようになりました。
また、このプラットフォームに各地のコミュニティ放送局が参加することによって、新しいメディアのスタイルが創出されるような予感もいたします。
サイマルラジオがどのように成長し、どのようなムーブメントを起こしていくことになるのか、皆様とともに楽しみにしていきたいと思います。
 サービスも開始されたばかりで全国的にみるとまだまだ少ない参加数ですが、間もなくもっと多くのコミュニティー放送局が聴けるようになるでしょうから、故郷の懐かしいFM放送をBGMに仕事や勉強を頑張れるということもあるかも知れません。僕も好きな音楽FM(例えば、湘南ビーチFMなど)を、パソコン作業のバックで小さく流すというのはこれからあるような気がします。

文庫本ノート

2008-10-08 14:05:34 | 作詞・作曲

 僕はオリジナル曲を作る時にその多くのものは曲先で、曲を何度も小さく口ずさみながら詞を後から填め込んでいきます。その行為はいつ何時と決まっている分けではなく、電車の窓外を何気なく見ていて突然に浮かんでくることもある反面、そのような作業をしようと思う気分も大事です。
 またカフェでコーヒーを飲みながら作詞に専念することも多いです。その為には試行錯誤を書き付ける道具が必要で、読みたい本などに裏リサイクル・コピー用紙の一枚を挟んでいつも持ち歩いていました。
 今日は最近一応完成した曲に作詞をしようと思っていたのに、うっかりその紙と筆記具を忘れてきてしまい、千里山駅前の田村書店の2Fにある文房具売り場に立ち寄りました。ボールペンはいつも使っているタイプのものがありました。そして紙の方はカフェに行けば何か貰えるだろうと思ったのですが、ふとノートが置かれた棚に文庫本タイプのノートブックがあるのが目に付きました。手に取り少し広げてみるとお誂え向きに中は白紙です。写真のような文庫本を想わせるカバーを外すと、確かにしっかりと綴じられたコクヨのノートブック(283円)です。しかも栞のヒモやページ・チェックの為の工夫などもしてあります。
 僕は白紙のノートが大好きです。自由気ままに思想やアイデアを広げたり繋げたりしやすいからですが、このノートブックは左右に広げて大きな白紙面として、作詞だけでなくデザイン・アイデアを暖める良きツールになってくれそうです。

VOCALOID

2008-10-07 22:56:45 | 作詞・作曲

 VOCALOIDとはコンピューターで歌を演奏させることができるソフトのヴォーカル・キャラクターのことです。昨年発売された「初音ミク」というソフトが評判となり、多くの人がオリジナル曲などをそのVOCALOIDに歌わせて、YouTubeやニコニコ動画などで発表されていますが、かなりなレベルまで創り込まれた作品が多く楽しめます。
 清楚で可憐な声質を持つ人気声優藤田咲さんをサンプリングしていますので、歌のジャンルとしてはアニメソング的なものやバラード・童謡などが合っていると思われますが、ガールロック的なノリの曲も面白く聴かれます。
 最近よく話題に上るロボットですが、その精巧な動きとともにお喋りできる能力も、人とのコミュニケーションを考えた場合に大事なポイントとなってくると思います。そのロボット達が喋るグレードくらいには「初音ミク」は歌っています。ソフトには機械的に聴こえないように、歌に表情を付ける機能やノウハウが備えられているので、その辺りの使いこなしが上達者への入り口と思われます(曲の良し悪しは別ですが)。
 このソフトは歌のパートしか作成できないため、汎用データを書き出し音楽作成ソフトに読み込んで、伴奏パートを打ち込み完成させた作品が多いのですが、第2弾としてデュオのソフトも発売されていますので、アカペラのままでも十分聴かせられる作品も創れます。
 これからも色んな声質のソフトが加わりそうですが、そのような声のサンプリングのデータ単体での販売とか、或いは誰もが自由に声をサンプリングできるキットとかを提供して貰えると良いと思いますが‥‥。

できる初音ミク&鏡音リン・レン VOCALOID2 & Windows Vista/XP 対応
できるシリーズ編集部,藤本 健,大坪 知樹
インプレスジャパン
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風景画の彩り

2008-10-06 14:18:22 | 千里山INFO

 今日お昼休みに千里山の裏通りに面した「カフェ・ド・ゴーシュ」に顔を出すと、ちょうど風景画展が今月いっぱいの予定で始まるということで、佐井寺地区にお住まいの嶋川秀利さんの描かれた、精細で彩りの美しい欧州の街の佇まいが壁に掛けられて良い季節感を醸し出していました。
 嶋川さんはデザイナーの仕事をリタイアされ、現在はその趣味を超えた描画力での創作活動を、千里山の地域サークルの方達とも交えて精力的にされています。以前のちさと図書館で開催されたサークル合同作品展でも、廃工場を描かれた作品を発表されていて、抜群の表現力で印象に強く残っています。今回の作品群は欧州の村や街を描いたものですが、細やかな空気や光を個性的な感性で丹念に写し取って魅せています。秋の紅葉の彩りを使って街の風景を描くということで、現在の季節感が溢れる心地よい絵になっていると思いました。
 今月いっぱいの展示ということですので、お茶の時間を楽しみに覗きに来て下さい。

NEWカフェ・メニュー

2008-10-05 15:29:40 | 千里山INFO

 先日もブログでお知らせしていましたが、10月1日より千里山駅前の「C's Garden Cafe」のメニューが全面改定されています。店長さんに教えて貰って気になっていたのですが、普段の予定通り日曜日の今日まで訪れることができませんでした。
 早速、店長さんがメニュー黒板を持って詳しく説明して下さいました。ドリンク・セット類はもちろんですが、食事メニューについては大きく変わっていて、特にカフェ・ランチの種類が増えたようです。以前からの12穀米を使った「ちとせ定食」が和風として残った上に「洋ちとせプレート」が加わり、更にその上に「クスクスベジタブルズ」というスペシャル・プレートが用意されました。充実していたパスタ・ランチもリニュアルされ、一段と軽食としての魅力を増しています。サンドイッチやプチ・ランチも充実しています。
 僕はいつも「和ちとせ膳」の方を食べていたので、今回は試しに新メニューの「洋ちとせプレート」の方をお奨めにより食べてみました。3種類の違った趣のパンを摘みながら、健康カフェらしい野菜の多いカフェ・ランチになっており、ブランチ的な日曜日の昼食としては選択肢が増えた感じがしました。
 メニューが一新したのを機にケーブルテレビの『ウィークリー吹田』などで、再度告知して貰ったらと店長さんにお奨めしておきました。

食事メニュー (裏にはドリンクセット・メニュー)

5代目桂米團治の襲名

2008-10-04 15:59:02 | 千里山人(ちさとのやまひと)


 千里山にお住まいの落語家桂小米朝さんが5代目米團治を襲名され、いよいよ京都南座(今日午後6時開演チケット完売済み)の披露会を皮切りに、全国各地で半年間をかけての襲名興行が始まります。
 司会をされている今朝のNHKの週末バラエティー番組『ぐるっと関西プラス』を何気なく見ていたら、特番的なコーナーでそういう話題で盛り上がっていました。興行が行われる全国の会場の中には香川の金比羅歌舞伎で有名な金丸座や出石永楽館など、地方にある歴史的な芝居小屋の素晴らしさも紹介されていました。
 新・桂米團治さんの学生時代(関西学院大学)に打ち込まれた古典芸能研究会の想い出や、後の人間国宝で上方落語の大功労者である米朝師匠の息子として、同じ道を志したことでの苦悩や感謝などを感慨深く振り返られていました。父親とは違う部分を強く意識しながら音楽などいろいろやってきたが、結局全ては落語に繋がっていることが最近分かってきたとも話されました。先代の米團治(米朝さんの師匠)との浅からぬ因縁にも触れて、運命的な思いを持ちながら後進指導にも頑張っていかれるということです。
 千里山は先日商栄会の求めに応えて地元で落語寄席をして下さった桂雀々さんや、上方落語協会新幹事長の桂春の輔さん、そして多くの若手ホープの方達など芸人さんとは縁が深い街です。住民の一人として、5代目桂米團治さんのますますのご活躍と、長丁場となる襲名披露興行のご盛功を祈っています。

【追記】 10月12日の『情熱大陸』は、桂米團治の襲名披露で、よる11時15分からの放送になります。
子米朝
五代目桂米團治
ポプラ社
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パナソニック株式会社

2008-10-03 15:44:12 | Weblog

 今月1日から松下電器産業が社名変更(統一)によりパナソニック株式会社になるということで、阪急梅田駅の階段広場の円柱広告はもちろんですが、よく利用するヨドバシカメラのエスカレーター脇の壁広告も、全てが「パナソニック株式会社」の社名変更キャンペーンで埋め尽くされていました。今後その事業拡大を考えた場合に、これまでの国内市場型の売り上げ比率では限界があり、海外市場を見据えたブランド展開を本格的に打ち出したものです。
 経済TVニュースのコメンテーターなども言われていましたが、ソニーやホンダと並ぶ大きな企業ではあるものの、海外市場での位置づけは必ずしも比例したものとは言えなかったようで、ブランドの世界知名度ランキングでも前の2社が1桁代であるのにパナソニックは5.60位辺りに低迷しています(それでもすごいことなのですが)。そしてそれは国内・外の売り上げの比率にも表れており、前の2社とは逆転しているデータがテレビ解説にも紹介されていました。
 逆に見れば、それだけ従来のパナソニックの国内戦略が優れていたということも言えるわけで、優秀な人材と総合的なノウハウを持っている企業ということができるでしょう。またそれだけ飛躍する余地が前2社に比べて大きく残されているということも言えます。近年の時代の転換点にあって一時業績が著しく落ち込み、危機的状況の中で改革に取り組まれ「V字回復」と賞される復活を成しつつある底力は相当なものです。海外市場に明確に軸足を移した今後のパナソニックに、同じ大阪の住民として大きな期待を寄せるものです。おそらく着実に世界に向かってその実力を発揮していくことでしょう(お金があれば今の内に株を買っておくのですが‥‥)。

※ ナショナル・ブランドが付けられた商品で、一部でコレクション価値が言われているようです。店頭でもどちらかと言えばナショナルを買っておこうというお客もいるようです。直接の関係者でなくとも、無くなると思うと何か寂しい思いがしてきます。

ソイジョイの自販機

2008-10-02 23:35:24 | 千里山INFO

 千里山駅のドリンク自販機の横に、最近「ソイジョイ」の細長い自販機が設置されています。ソイジョイは僕の故郷の徳島を代表するメーカーである「大塚製薬」の、大豆粉をベースにドライ・フルーツを加えた新しいスナック菓子です。
 この自販機の下方にあるカロリーメイトもそうですが、「大塚製薬」の商品開発はユニークなコンセプトに基づいたオンリーワンなものばかりです。“製薬”をアイデンティティーとする健康や活力などをコンセプトに、飲料や食品の分野で絶えず新たな商品を提案してきました。
 オロナイン軟膏で基礎を築き、オロナミンCやボンカレーで飲料・食品分野に進出し、それぞれの事業をポカリスウェットやカロリーメイトで飛躍させてきました。ソイジョイは食品分野の中でもスナック菓子へと進出し、楽しいテレビCMの評判と相まって再び成功を収めつつあるようです。故郷でもあり僕の高校の同級生も何人か勤めていますが、このように差別化の確立している会社の社員には、何か自信のようなものが窺えたのを思い出します。
 いずれにしても駅に置かれたソイジョイは、思惑通りに簡便な朝食替わりに受け入れられるのかどうか見てみたいと思います。

※ 最新の商品提案ではコスメディクス発想という新機軸で、「UL・OS」という“健粧品”を発売し始めています。