続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

口コミの威力。

2010-11-03 07:32:48 | 日常
 風評被害はごく身近でも起きる現象。
 衣笠のS水産で、冷凍エビフライ2パック500円を見て《安ッ》と早速カゴへ。
 レジ待ちで並んでいると、前の人が振り向いて
「これ止めなさい、駅前のS水産では1パック200円だったわ。ほらっ」と透けて見える袋をかざして見せた。
 止めなさいと指摘されたものを買うのは・・・と思って素直にケースに返却。

 翌日、再びその店に立ち寄ると、何と3パック500円・・・値下げ。
 
《向こうよりこっちの方が高い》というイメージは被害甚大。最小に食い止めるために値下げ断行?
 商いの経営は厳しい・・・。

「多少高くってもいいわ」・・・財布が緩むような景気は当分望めないのだろうか。
 世の中全体の傾向・・・萎縮している日本経済。

気が強い?

2010-11-03 07:14:53 | 日常
 KAさんの息子の彼女は頻繁にKA家を訪れている。息子と言ってもわたし(63才)と同じくらい。
(もう後一歩)あと少し頑張ればこの家に入れる・・・妻になれると踏んでいる(らしい)
 障害はあの老いた母親だけと思っているかもしれない。KAさんは、以前からの経由を考え、首を縦に振らないでいる。

 彼女が訪れるようになってすでに数年・・・倦怠期?
「何か、喧嘩していたようだったよ」とKAさんが洩らした。
「それでね、当て付けかね・・・外に置いてあったバケツ壊していったみたいなんだ。だって昨日までなんでもなかったのに、今朝見たら・・・」
 バケツは側面にひびが入り、欠けていて水が半分しか入らない状態。
「あははは・・・」笑うしかない滑稽な壊れ方。

 彼女も一生懸命尽くしている。前の彼女と違って外食にもKAさんを連れて行くし、ばあちゃん、ばあちゃんと親しく接してくれる。《こんなに尽くしているのに・・・》彼女の方は、そう思っているかもしれない。

 歴代の彼女、みんな気が強い。
 ・・・今度は多少大人しいと思ったけど・・・バケツを蹴飛ばしていくなんて(やっぱりね!)

Re『武蔵野』98。

2010-11-03 06:48:40 | 国木田独歩
鳩が幾羽ともなく群をなして勢込んで穀倉の方から飛んできた、がフト柱を建てたように舞い昇ッて、さてパッと一斉に野面に散ッた―アァ秋だ!

 鳩幾羽群勢込穀倉方飛柱建舞昇一斉野面散秋

☆究/つきつめる鬼(死者、亡霊)の話。
 軍(いくさ)の世の痕(きずあと)、酷(むごさ)。
 争いは呆/おろかしく、非/まちがっている。
 磊(小さなことにこだわらない)宙(おおぞら)を見て、武(武士)の証(ありのままをのべる)。
 溢れる盛んな八(たくさん)のメン(人々)を、惨/いたましく愁える。

『城』264。

2010-11-03 06:26:20 | カフカ覚書
もちろん、Kが感じたように、どんなに気ばってみたところで、Kがバルナバスとおなじ速度で歩きつづけることは不可能で、相手の荷物になるだけのことだ。

 もちろん/Freilich→fraglich/不確かな、疑わしい。
 どんなに(大きい)/grosster→glossator/(法典の)注釈者。
 気ばって/Anstrengung→Umstellung/置き換える、切り替える。
 歩く/schritt→schrift/文字、文書。
 sein・・・存在。
 freie→frei/自由。
 
☆疑わしい、とKは感じた。というのは、注釈者を変えたにもかかわらず、バルナバスと同じ文書になるということは不可能で、存在の自由の妨げになるだけであるから。