続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

あっという間。

2010-11-27 09:51:22 | 日常
 火曜日に「これから行くから」と電話を受けてから、土曜日の今朝まで・・・あっという間も有らばこそ・・・という感じ。
 つくづく子供のいる家庭というものは忙しいということを思い知らされる。
 
 わたしはどうしていたんだろう?
 仕事第一・・・時は金なりの生活、今考えると悲しい。内職では保育所に預けるなんて贅沢は考えられなかったし、実母は病勝ち、とても手を借りるという状況ではなかった。
 仕上げた仕事を横浜の会社に持っていく・・・子供を負ぶう体力もないほど疲れ果てていたわたし。近所の顔見知りの小学生に上がってもらい「泣いても構わないから、この部屋にいて頂戴」と言い残して、会社へ直行。

 何であんな無謀なことが出来たのだろう。

 いま少しでも息子夫婦の手助けになることが嬉しい。
 償うような気持ちで見ている。

 あっいう間の人生に償いの時を持てたことが慰めになっている。

Re『武蔵野』122。

2010-11-27 09:32:42 | 国木田独歩
この野の中に縦横に通ぜる十数の径の上を何百年の昔よりこのかた朝の露さやけしといひては出で夕の雲花やかなりといひてはあこがれ何百人のあはれ知る人や(逍遥しつらん・・・)

 野中縦横通十数径上何百年昔朝露出夕雲花何百人知人
 (通は、ツウと読んで、二つ)

☆八/多く、中(心の中)に重なる奥(奥深い所)には、二つ重なるものを推/推しはかる。
 回した状(文書)を化けさせる(形、性質を変えて別のものにする)。
 飛躍(踏むべき順序を飛び越えてしまうこと)の念(思い)を、析(分けて)調べ、路(物事の筋道)を推/推しはかる。
 幽(死者の世界)を云う。
 仮の科/決まりごととして、飛躍の図りごとを置き、忍ばせている。

『城』307。

2010-11-27 09:18:28 | カフカ覚書
これは、けっしてくだらぬこととは言いきれなかった。というのは、それからもう長い歳月をへたいま、雪の夜道でバルナバスの腕にすがりついているKにとって、それが助けとなったからである。

 くだらない/toricht→Trick/策略。
 歳月/Jahren→Jerum/ああ(恐怖、嘆きの叫び)
 雪/Schnee→Sinn/心、精神。
 夜(夜道)/Nacht・・・無、暗闇、闇。
 
☆これは、けっして、策略だとは言いきれなかった。というのは、それからも多くの嘆きがあった。
 闇の心(精神)でバルナバスの力にすがり付いているKにとって、それが助けとなったからである。