続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

三戸浜の素晴らしさ。

2010-11-22 07:28:59 | 三浦半島
 先日の植物観察会は、京急・三崎口駅から徒歩で三戸浜へ。浜辺、岩礁を伝って海辺の植物をいろいろ見て歩いた。
 
 イヌホウズキ、仙人草、ヒロハクサフジ、イチイ、ハマゴウ・・・「浜車は猫の舌とも言います。触ってご覧なさい」
「これは絶滅危惧種の『ソマレムグラ』ボタンボウフウ、ソナレマツムシソウ、秋のキリンソウなんかは、浜辺ではこんなに低く咲きます」
 受講者の中には大変な勉強家の方もいて、いろいろ教えてくれる。博物館の学芸員、植物会の先生お二人・・・ひょっと振り向けば誰かがそれを教えてくれる。(ただ、なかなかこちらの頭に入らないのは残念であり、もったいない話)
 
 青い空、白い雲、波の音・・・。
 黒崎の鼻に立ち、向こうの先は諸磯、あの引っ込んだところは小網代、そしてこちらの先は荒崎、あの上に見えるのはソレイユの丘・・・そうしてこの海の真正面には晴れていれば富士山が見えるし、大島も見える。江ノ島もこちらあたりに・・・」
 指差してくれる方を目で追いながら、素晴らしさに感動。
《幸せというのはこういうことかもしれない》・・・そう思う。

Re『武蔵野』117。

2010-11-22 07:22:06 | 国木田独歩
(南の)空をめぐる日の微温き光に顔をさらして畑の横の林が風にざわつき煌き輝くのを眺むべきか。

 空日日温光顔畑横林風煌輝眺

☆悪の非や尾(あと)の怨みなどを、構(組み立てる、仕掛け)の眼(要点、要)
 将(とはいえ)、奥(奥深い)燐(鬼火、死者の魂)の怖さ。
 考えを記す帳(ノート)である。

『城』303。

2010-11-22 06:49:04 | カフカ覚書
塀のうえに小旗を打ち立てた。旗は、風につよくはためいた。彼は、下を見下ろし、あたりをぐるりとながめわたした。

 旗/Fahne→Farne.昔、未来、遠く。
 打ち立てた/rammte・・・激突する。
 風/wind・・・自然のままの、荒れ放題の。
 Touch→tauchen/浮かび上がる、潜る。
 spannen(ぴんと張る)→apnnen/(水を)堰く、流れを止める。
 ながめる/blick→brich(brechen)/割る、打つ、現れる。
 
☆かつて(昔)の先祖に激突した。
 荒れ放題のの流れを止め、潜った。
 彼は下に向かって現れ、一回りした。