続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

野次馬。

2010-11-05 07:06:18 | 日常
 人だかり・・・人を惹きつけ、胸騒ぎを起こす現象。
 
 近づいて、
「何なの?」と近くの人に聞いてみる。
「さぁ」首をかしげているのに集団に加わる心理(分かるわぁ・・・わたしもそうだから)
 少し前に割り込んで・・・「何か見えますか」と小声で訊ねる。
「ドラマの撮影らしいです」という。
《ええっ、それは大変》
「ああ、残念、カメラを忘れたわ」というと、
「カメラ使っちゃいけないんですって」と振り向き、教えてくれる人も無念そう。

 しばらく凝視していたけど、距離があってよく見えない。バスの発車時刻も迫ってきたので諦めてその場を離れた。
 現場は和菓子屋の裏・・・そこで和菓子屋さんに未練がましく聞いてみた。 
「『ハンチョウ』の佐々木蔵之介よ」
「えっ、ここであの『ハンチョウ』の撮影があるの?」
「ううん、違う違う。その佐々木蔵之介が出る『秘密』っていうドラマを撮っているの。うちの倉庫が映るから絶対見てね!」

 夜11時・・・ちょっと無理。デジタルにしてからビデオが・・・。
 まぁそのうち再放送で。

 毎回見ている『ハンチョウ』(今は『水戸黄門』だけど)の佐々木蔵之介・・・見たかったなぁ。

Re『武蔵野』100。

2010-11-05 06:50:57 | 国木田独歩
 これは露西亜の野であるが、我武蔵野の秋から冬にかけての光景も、凡そこんなものである。

 露西亜野我武蔵野秋冬光景凡
 露(ロ)西(サイ)亜(ア)野(ヤ)我(ガ)武(ム)蔵(ぞう)野(ヤ)秋(シュウ)冬(トウ)光(コウ)景(ケイ)凡(ハン)と、読んで。

☆路は細く阿(山や川が曲がって入りくんだ所)が八/多い。俄(にわか)に無くなっていたりもする。
 増(程度がひどくなる)の八(多く)の終(死)。
 闘いの劫(きわめて長い年月)。
 経(筋道をたどること)は、繫/むやみと多い。

『城』266。

2010-11-05 06:35:01 | カフカ覚書
しかし、Kは、そういうことに気をつかわないことにした。それに、バルナバスがだまっていてくれることが、ずいぶんありがたかった。

 気をつかわない/Besorgnisse→Besinnunglos/気をうしなう、思慮をうしなう。
 だまっている/schwieg→schwenk/(急速な)方向転換。

☆しかし、Kは、そういうことに思慮を失った今、バルナバスが(急速な)方向転換をしてくれることでずいぶん慰められた。