続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

フェルメール。

2012-09-13 06:48:20 | 日常
 わたしは本当に美術愛好家なのだろうかと思うことがある。まぁ、自称だからこの体たらくでも仕方ないけど、自分の中ではもっと美術に触れ、深く考えを及ぼすことができたらという願望はがある。

 けれど外出嫌いで、一歩家から出るという決心がなかなかつかない。そのうち見たいと思っていた展覧会の会期は終了し、空白の時間は延々続いてあっという間の一年が過ぎ去っていくという次第である。

 今年はまだ三つの展覧会しか行っていない・・・。
 
 先日「フェルメールを見に行かない?」というお誘いがあって、ようやく重い腰を上げ、本日は東京(国立西洋美術館)へ行く。
 友人に声を掛けられて「そ、そうね・・・」と曖昧な返事をしながら《行かなくてどうするの!行きなさいよ!》と内なる声に押されて・・・そうしてやっと美術展を見に行く。

 どうしてもっと元気よく、アートテラーさんほどでないにせよ、もっと積極的に行かれないものか・・・。つくづく自分の実行力のなさにがっかり。

 でも今日は、フェルメールを見に行く。元気よく楽しく鑑賞したい。

『風の又三郎』440。

2012-09-13 06:38:07 | 宮沢賢治
一郎は急いでごはんをしまふと椀をこちこち洗って、それから台所の釘にかけてある油合羽を着て下駄はもってはだしでカ輔をさそひに行きました。

☆宇宙に求めることはただ一つの選んだ題(テーマ)を書く。
 死(丁は十干の第四→die死)の諭(教え導く)、愛や和(争いを収める)を惹きつけ、過(あやまち)を打つ火星(わたくし賢治の化身)の考えである。

『城』1032。

2012-09-13 06:11:37 | カフカ覚書
かりにそういう決定がおこなわれたとすると、招聘状があなたのもとに送られ、あなたは、当地までの長途の旅をされ、そのために長い時日が経過し、しかも、そのあいだソルディーニは、依然としておなじ問題にとり組んで、あげくのはてには精根も尽きはてるほど疲れきり、ブルーンスヴィックはブルーンスヴィックで、つぎつぎに陰謀をたくらみ、わたしは、このふたりに悩まされつづけていたことでしょう。

 長い/gross・・・Gross/権力。
 旅/Reise→resen/疾走する。
 gemacht・・・Gemacht/愚作、駄作。

☆かりにおこなわれたとすると、召喚の事件はあっという間の権力の愚作により、そのために死の時間が過ぎ去り、そしてその間まだソルディーニ(太陽神)は平等であるべき問題にいたるまでの正当化に疲労し、ブルーンスヴィック(激情の人)はブルーンスヴィックで陰謀をたくらみ、わたしは両者に悩まされたのです。