続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

東京スカイツリー。

2012-09-26 06:12:42 | 日常
 街中によくぞあんなに高い塔を建てたものだとその技術の高さに驚愕。

 より高くより高い機能を、そしてより美しく在るスカイツリー。大雨だった23日、なのに大勢の人で賑わっていたのにも驚嘆!(押し合いへし合いの光景)


 そんな中、東京芸大/工芸科・デザイン科の人たちと墨田区のコラボレーションGTSによる幾つもの街中作品。
 総てスカイツリーを見る、楽しむために企画された作品の設置。
 仰向けに眺めたり、凹レンズでスカイツリーを収縮させ自分の背後にその全姿が映りこむようにしたり、スカイツリーとの或一点の反転をごくシンプルに模したり、十二支や鶏を中に入れたり(逆に解放したり)・・・ビューポイントの設定、時間をかけてあらゆる角度からの検討、試行錯誤の末のプランは、スカイツリー周辺に散在している。


 それを一つ一つ丁寧に案内してくれたアートテラーさん。(本当にありがとうございました)墨田区役所の北斎美術館もステキでアットホームな雰囲気。クイズの賞品も(北斎の)誕生日プレゼントも、テラーさんの三脚持参の紙芝居風な講釈も楽しかった・・・雨に唄った『アートツアー』

 びしょ濡れの散策も、皆で歩けば愉しく、思い出深い一日になりました。

『ひのきとひなげし』2。

2012-09-26 05:57:19 | 宮沢賢治
「おまへたちはみんなまっ赤な帆船でね、いまがあらしのとこなんだ」
「いやあだ、あたしら、そんな帆船やなんかぢゃないわ。せだけ高くてばあかなひのき。』ひなげしどもは、みんないっしょに云ひました。

☆釈(意味を解き明かす)半(半分)を潜んで伴っており、旋(ぐるぐる回る、元に戻る)考えを、運/めぐらせている。

『城』1045。

2012-09-26 05:41:51 | カフカ覚書
 長いあいだほったらかしにしておかれた助手たちとミッツィは、あきらかに書類が見つからなかったらしく、こんどは出した書類をみんなまた戸棚にしまいこもうとしていた。

 書類/Akt→Acht/追放。
 戸棚/schrank・・・闘いを挑む。
 助手/Gehilfen→Gehirn/脳、頭脳、知力。
 見つかる/gefunden→gefunkel/絶え間のないきらめき(輝き)。

☆長いあいだ誰にも見られていない脳(知覚)とミッツィ(中道派)はあきらかに追放を探すことが出来なかったらしく、死は再び闘いを挑もうと絶え間なく輝いていた。