続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

ああ・・・。

2012-09-21 06:39:34 | 日常
 衣笠十字路のバス停で会ったのは、日赤の奉仕で一緒になるTAさん。
 少しばかり年長かもしれないと思うその人は、以前わたしが
「今度うちの息子も結婚するわ。まあ、昔と違うから、姑になる方が気を使うわねぇ」と言ったら、
「あらっ、何言ってんのよ、嫁さんになめられたらダメよ」と、にこやかに一喝。


 そういえばいつもきりっと髪を結い上げ、きちんとお化粧し着衣も乱れなく美しい装い。姿勢も正しくどこといって隙のないような・・・言ってみれば武士の妻という感じの人。


 思わず、「いつも綺麗になさっていますねぇ」とTAさんにいうと、
「あなたこそ」と思いがけない言葉が返ってきた。この社交辞令にビビッて、
「いやだ、わたしなんか・・・髪の毛も自分で切って、いい加減なんですよ」と、要らぬことまでばらしてしまった。


 な、なのに・・・ふと気付いたわたしのわたしの着衣・・・後ろ前。背中でとめるはずのボタンが前にあるって!

 ああ・・・。ばれたかな? ばれたかもしれない。

『風の又三郎』448。

2012-09-21 06:24:46 | 宮沢賢治
「先生、飛んで行ったのすか。」一郎がきゝました。
「いゝえ、お父さんが会社から電報で呼ばれたのです。お父さんはもいちどちょっとこっちへ戻られるさうですが高田さんはやっぱり向ふの学校に入るのださうです。向ふにはお母さんも居るられるのですから。」

 入るはニュウと読んで、new/新しい。

☆千(たくさん)の星は秘(秘密)の考えである。火星(わたくし)は二つを解かる者である。
 伝える法(仏の道)の個(ひとつひとつ)は普く霊である。
 光が伝える考えを合わせた講(はなし)である。
 新しい考えを簿(ノート)に為/つくっている。

『城』1040。

2012-09-21 06:06:41 | カフカ覚書
「どんなふうになさろうというのですか」と、村長はたずねた。
「それは申しあげかねますな」
「わたしとしては、自分の考えをあなたに押しつけるつもりはありません。

 kann→kahn/小舟。
 verraten・・・謀叛、裏切る、漏らす。

☆「どんなふうになさろうというのですか」村長(死への入門)はたずねた。
 「小舟は謀叛ではありません」
 「わたしとしては、自分の考えを強制するつもりはありません。