六月に入ると八百屋の店先には、らっきょうや青梅が並ぶので、見るとやっぱり購入せずにはいられない。
青梅(1キロ)を買えば、氷砂糖(1キロ)や焼酎(1.8リットル)も必要になるので、お惣菜の買出しにしては少々荷は重くなってしまう。そうして、やっぱり塩ラッキョウも食べたいとなると大荷物。でも、何とか抱え持って帰宅。
新聞紙を広げ、ラッキョウの根と茎を落とし皮を剝く。青梅のポッチを一つづつ楊枝で外し、水にさらしておく。
ラッキョウ(900グラム)の4パーセントの塩、それに水200ccを加えてビンの中へ。
青梅のほうは、水を拭き取り、ガラス瓶に氷砂糖と青梅、そして焼酎を流し込んで冷暗所へ。
大した作業ではないのに、大仕事をしたような疲れ・・・。(ああ、それから梅干の梅も・・・)
紫蘇ジュースを作ったり、梅ジュースを作ったり・・・六月に入ると、何故かせっつかれたようにこれらの作業を進める。
作業と思うから疲れてしまう。楽しみと思えば心も弾むのに、どうも負の方向へ走りがちな気分。
食への礼節が欠けているからかもしれない。食べるという営みを軽く見ている傾向があるわたし、朝が来て昼が来て夜が来る・・・この三度の食事に敬虔な気持ちで向き合うことがない。お腹が空いたから習慣として準備をし後片付けをする。そのプロセスに面倒という負の要素を混ぜて、食の神聖さを汚す後ろめたさ。
こんな軽薄な気分で食に向き合うことは、生きることへの礼を欠くかもしれない。
六月の手作業はまだ中盤。熟した梅の購入を見計らい、この季節特有の香りと空気を愉しみたい。
青梅(1キロ)を買えば、氷砂糖(1キロ)や焼酎(1.8リットル)も必要になるので、お惣菜の買出しにしては少々荷は重くなってしまう。そうして、やっぱり塩ラッキョウも食べたいとなると大荷物。でも、何とか抱え持って帰宅。
新聞紙を広げ、ラッキョウの根と茎を落とし皮を剝く。青梅のポッチを一つづつ楊枝で外し、水にさらしておく。
ラッキョウ(900グラム)の4パーセントの塩、それに水200ccを加えてビンの中へ。
青梅のほうは、水を拭き取り、ガラス瓶に氷砂糖と青梅、そして焼酎を流し込んで冷暗所へ。
大した作業ではないのに、大仕事をしたような疲れ・・・。(ああ、それから梅干の梅も・・・)
紫蘇ジュースを作ったり、梅ジュースを作ったり・・・六月に入ると、何故かせっつかれたようにこれらの作業を進める。
作業と思うから疲れてしまう。楽しみと思えば心も弾むのに、どうも負の方向へ走りがちな気分。
食への礼節が欠けているからかもしれない。食べるという営みを軽く見ている傾向があるわたし、朝が来て昼が来て夜が来る・・・この三度の食事に敬虔な気持ちで向き合うことがない。お腹が空いたから習慣として準備をし後片付けをする。そのプロセスに面倒という負の要素を混ぜて、食の神聖さを汚す後ろめたさ。
こんな軽薄な気分で食に向き合うことは、生きることへの礼を欠くかもしれない。
六月の手作業はまだ中盤。熟した梅の購入を見計らい、この季節特有の香りと空気を愉しみたい。