続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

青空。

2014-06-13 06:41:58 | 日常
 雨戸を開けたら、すでに青空。梅雨の中休み。

 さぁ今日は、まず洗濯をして、拭き掃除・・・朝顔の蔓の誘引、靴箱も埃を払って風を通す。老眼で見えにくいけどカビの季節、普段使いの食器や箸、笊などを漂白剤液に浸けて殺菌、冷蔵庫内の清掃・・・為すべきことは山積み。

 何をしても大雑把《やらないよりマシ》というユルイ観点で見過ごしていく。

 この雑さ加減で何もかもをやり過ごしてきたことへの悔恨もなくはない。《ああ、もっと頑張ったならば》という慙愧。否、わたしの能力は元々こんなものという諦念。自分自身に《がっかり》


 否定の否定は肯定?
《まあ、いいか》


 こんな青空の朝には、(残り少ない)未来の夢を押し広げて無理にも楽しさを演出しよう。今日が楽しければ、明日も楽しい。すべては気分次第、他所から見たらみすぼらしいおばあさんであるわたしだけど(心の中は唄っている、踊っているんだよ)と見得を切って、この青空の下の幸福を甘受しよう。

『ポラーノの広場』365。

2014-06-13 06:30:14 | 宮沢賢治
「持って来い。持って来い。あかりが消えてからぢゃ遅いや。」親方が云ひました。

 持ってはジと読んで、字。
 来いはライと読んで、頼。
 持ってはジと読んで、二。
 来いはキと読んで、記。
 消えてはショウと読んで、照。
 遅いはチと読んで、知。
 親方はシン・ホウと読んで、真、法。
 云ひましたはウンと読んで、運。

☆字に頼り二つを記している。
 照(普く光があたる=平等)知(心に感じとる)真(まこと)の法(仏の教え)を、運/めぐらせている。

『城』1651。

2014-06-13 06:19:10 | カフカ覚書
 Kは、夜中になにか物音がして目をさまし、ねぼけた、おぼつかない動作でまずフリーダのほうを手さぐりしてみると、フリーダのかわりに助手のひとりが自分の横にねていることに気がついた。


☆Kは死のなかで、ざわざわと蘇生し、禁錮の不確かな死の動きである小舟のなかで、フリーダ(平和)を手さぐりしたが、フリーダ(平和)ではなく、先祖の助手(脳、知覚)が傍らにいる状況に気づいた。