続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

戸惑い。

2014-06-14 06:35:43 | 日常
 何につけても戸惑いがある。
 
 午前と午後と二つの別の用件を遂行するなんて(そんな元気がわたしにあるかしら)と、くよくよ思いあぐねている内に、申し込みの締切日が過ぎてしまった。
 (これでいいのだ)という思いと(意気地なし)という自分への軽蔑が交差する。

 目的云々よりも、外へ出て歩くことへの願望。
「家にいるとね、ほんとうに歩かないわ、万歩計ではかったら350歩。嘘みたいな本当の話よ」と友人が語ったことがある。
(そうなの・・・ため息)

 だから何とか用を作って外へ出ようとするけれど、元来出不精のわたし。(出不精というより、出ることを頑なに拒んでいる)

 時を待たずして、どんどん劣化していく身体・・・もう、いずれ歩けなくなる日は近い。(そう思う)

 フィールドワークが二日続きにある、こんな場合は確実にひとつは取りやめなければ(わたしは死んでしまうのではないか)とさえ、思いつめてしまう。それほどの弱気。

《為せば為る、為さねば為らぬ、何事も》こんな格言とは無縁。
《為せば不具合が生じる、為さねば不具合は生じない、何事も》用心に越したことはないという安全第一の日常は、劣化(老化)に拍車を掛けている。

《どうしよう、どうしよう、どうしたらいいの》と独り言をいっている、お馬鹿な日常である。

『ポラーノの広場』366。

2014-06-14 06:25:01 | 宮沢賢治
 そこでその子供の助手が、アセチレン燈を四つ運び出して、鏡の前にならべ、水を入れて火をつけました。

 子供はシ・クと読んで、死、苦。
 助手はジョ・シュと読んで、除、趣。
 アセチレン燈はトウと読んで、套。
 四つはシと読んで、詞。
 運び出してはウン・スイと読んで、云、遂。
 鏡の前はキョウ・ゼンと読んで教、全。
 水はスイと読んで、推。
 入れてはニュウと読んで、New(新)。
 火はカと読んで、化。

☆死の苦しみを除く趣(ねらい)は、套った詞(ことば)で云っている。
 遂げる教(神仏のおしえ)は、全て推しはかるという新しい化(導き)である。

『城』1652。

2014-06-14 06:07:36 | カフカ覚書
これは、たぶん神経質になっていたためもあろうが(突然目が覚めたのも、きっとそのせいにちがいなかった)、Kがこの村へ来てから体験した最大の驚きであった。


☆これは、たぶん感じやすいせいもあるが、突然呼び覚まされたのも、きっと必然だったのだ。Kが来世(冥府)にきてから経験した最大の恐怖であった。