続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

下品。

2014-06-23 06:28:45 | 日常
 同じ経由のバスに乗っていると顔馴染みになる。そしてその人が、どんな人かはその身なりや会話で凡そ見当がつくけれど、恐そうな人がそうでなかったり優しそうな人が意外と横柄だったりするので、不可解に満ちた連想ゲームのようでもある。
 関心があるわけではないけれど、時としてバスの中のドラマに耳を傾ける好奇心アリアリのわたし。


 同じバス停から乗り込むKIさんとは親しい間柄である。そのKIさん、足が不自由なので乗った途端に近くのシルバー席にドンと座り込んだ。すると、隣のよく見かける年配の婦人、
「あらいやだ、デブが隣に座るとほんとにいやになっちゃう」と、平然とのたまった。(通常から不快な感じの人だと思っていたけど何なの、失礼な!)
「あら、ごめんあそばせ。」と引きつった笑いのKIさん。(わたしとKIさんはデブ友でもある)
「何食べたら、そんなに太るのよ」と追い討ち。
「今朝は親類が送ってくれたお芋を食べましたの」と、KIさん。
「芋なんて、おならが出るから嫌だよ」と品のないオバサン。
「そうですわね、ガスは困りますわ」と、余裕の微笑で返したKIさん。(さすがは元教師)

「で、どちらへ?」と、KIさんがオバサンに訊ねると、
「カラオケだよ、男子禁制でね。男とはもう二十年ばかりお付き合いはないやね」と笑った。(お付き合い?ハテ、どんな)
「口も利かないのさ」と、ハッハと大笑い。

 会話はまだまだ続いているようだったけど、耳を塞ぎたくなるような内容。

 風貌から推して図れるような言葉を吐くオバサン・・・年のころはKIさんと同世代(アラウンド八十才)

《あの人の隣には座れない》小さく胸に刻んだ車中のスケッチ。


 でも、「お下品でございます」とTVの中で発言したお作法の先生もいらっしゃる。(微妙に違和感のあるお言葉)・・・平和という言葉で括ればOKかもしれない。

『ポラーノの広場』375。

2014-06-23 06:15:48 | 宮沢賢治
私はそこで椅子から立ちました。しっかり握ってゐて温かくなった銀貨を一枚払いましたそしてその大きなガラスの戸口を出て通りに立ちました。デステゥパーゴのあとをつけようとおもったのです。


☆詞(ことば)に委ねて、思いを留める。
 悪(不快な)怨(うらみ)、吟(うめく)禍(不幸)が逸/隠れている。
 毎(そのたび)に、払いのけ、退(しりぞける)。
 己(わたくし)の講(はなし)を推しはかると、二つの律(基準になる決まり)がある。

『城』1661。

2014-06-23 06:00:16 | カフカ覚書
「これは、我慢がなりません。なんとも結構なご所帯ですこと。あなたたちは、教室で眠る権利をあたえられているだけです。しかし、わたしには、あなたたちの寝室で授業をしなくてはならない義務はないのですよ。


☆「許容できません。なんともすばらしい関係ですこと。あなたたちはテーマの罪過に打撃を受けているだけなんです。わたしには、あなたたちに罪過のテーマを知らせる義務はありません。