続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

劣化状態。

2014-09-08 06:48:51 | 日常
 何もかも、どこもかしこも・・・錆びついてきている(らしい)。
 今夏は眼の充血のために眼科へ行き、手指の間の炎症のため皮膚科へ行った。月一度と決めている整形にも・・・。
(ああ、わたしの身体はもうぼろぼろ崩壊寸前なのかもしれないという不安)

 そのうえ、風邪のためか、突然声が出なくなって今に到っている、もう六日目なのに咽喉からはっきりした発音の言葉が出てこない。(どうしたらいいんだ)
「お医者さんには行ったの?」と聞かれもし、「医者へ行けよ」とも言われている。

(こんなのすぐ治るわ)という気持ちが強くて行くことを拒んでいる。(月曜日まで治らなかったらね)と思っていたら、すでに今日は月曜日。
 夫が心配して買ってきた薬を一日三回服用している(これで十分)。
 

「指一本怪我をしても、わたしたちには保証は無いの。だからどんなに忙しくても気をつけましょうね」と外注仲間と話し合った過日が懐かしい。そう言った彼女が亡くなってからすでに十余年。まだ生きているわたし、これくらい仕方がないかな・・・。

 死ぬまでは、生きなくてはならない。この当然の理を、負の要素を払拭し前向きにガンガンいけたらいいなと思う。
 声が出ない、つまり余計なおしゃべりがないと、集中力が増す。
 では本を一冊・・・読んだ本が『蛇にピアス』むしろちょっと落ち込んだかも。

『ポラーノの広場』443。

2014-09-08 06:38:44 | 宮沢賢治
 一人がわたくしに挨拶しました。この前ポラーノの広場でデステゥパーゴに介添をしろと云はれて遁げた男のやうでした。

 一人はイツ・トと読んで、逸、図。
 挨拶はアイ・サツと読んで、相、察。
 前はゼンと読んで、全。
 広場はコウ・ジョウと読んで、講、常。
 介添はカイ・テンと読んで、解、展。
 云はれてはウンと読んで、運。
 遁げたはトンと読んで、沌。
 男はナンと読んで、難。


☆逸(隠れた)図りごとは、相(二つのものを互いに)察(明らかにする)。
 全ての講(話)は常に解(わかる)ように展(かえりみて)運/めぐらせている。
 沌(ものの区別がつかない)と、難しい。

『城』1730。

2014-09-08 06:21:01 | カフカ覚書
「もどらせてください、お願いでございます」と、彼らは大声で言った。まるで水におぼれかかっていて、Kがかわいた陸地ででもあるかのような哀願ぶりであった。しかし、Kは、容赦しようとしなかった。この我慢のならない騒音に教師がしびれをきらして介入せざるをえなくなるのを、手ぐすね引いて待ちかまえていた。


☆「もどらせてください、大群を」彼らは叫んだ。、まるで大波に沈没して行く不毛の陸地ででもあるかのようだった。しかし、Kは小舟を憐れんだ。耐え難い騒ぎに空虚は仕方なく輪(リング=死の入り口である蝕)に侵入してきた。