続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

接着剤。

2014-09-18 06:45:55 | 日常
 接着剤はほんとうに便利である。
 ただ、小学四年生のとき担任は「このボンド(接着剤)というものはよく注意して扱わなければいけません。たとえばですね、指につけてしまうと指と指がくっついてお医者さんでメスで切り離してもらうしかないのです。」と、怖ろしいことを生徒に言って説明したので、以来、接着剤を使用する時は細心の注意を怠らないようにしている。

 けれど慣れるに従って(先生は大袈裟だ、ボンドなんか指についたって剥がせばいいだけの事)と油断していたら、熱で溶かして接着するガン型の接着剤では軽いやけどをしてしまった。

 そんな粗雑なわたしではあるけれど、接着剤には大いに感謝している。アクセサリーの留め金をつけるにもこれ無しでは済まない。
 ガラスも金属もコンクリートでさえ付く。信じがたいほど強力で《これさえあれば》という日常欠かすことの出来ない強い味方だといっても過言ではない。

 もちろんそれぞれの用途であって、昔ながらの糊は障子貼りに、また衣服の糊付けには化学糊を使用。スプレー式もあって多種多様である。

 昨夜もイヤリングをピアス使用に改造、ABボンドでクリアー。今朝見るとしっかり接着されていて感動。


 接着力の驚異をTVで証明。車を引っぱったりして視聴者を呆然とさせているが、あらゆるものが需要に応じて進化している。たかが接着剤、されど接着剤である。

『ポラーノの広場』452。

2014-09-18 06:39:43 | 宮沢賢治
「さえかねえ。ファゼーロが何かするのかい。」
「えゝ、まあ新しい資本がかゝるわけでもなし革をなめしたりハムを拵へたり、栗を蒸して乾かしたり、そんなことをいろいろやらうといふんです。」


☆化(形、性質を変えて別のものになる)を瞥(ちらりと見て)進める。
 詞(ことば)を翻(ある言語を他の言語に言い換える)で書く。
 存(考え)の律(決まり)は、常に換(入れ替えること)である。

『城』1740。

2014-09-18 06:32:26 | カフカ覚書
そして、そういう努力が無益であることもかまわないで、長いことこのしぐさをくりかえしてた。彼らは、まるで憑かれたようで、Kが彼らに見られないように窓のカーテンをおろしてしまってからも、おそらくおなじ動作をつづけていたことであろう。


☆そういう努力が、無用であることも顧慮しないで企みを追っていた。彼らは、まるで幻惑されたようで、Kが蝕(死の入り口)の幕を下ろしてしまってからも、おそらく彼らはそれを見続けたことだろう。