続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

雨降り。

2014-09-11 06:50:43 | 日常
 今朝の雨は、いつもとちょっと違う。連続して落ちているらしい雷の轟音。ただ遠雷なので音ばかり・・・近づくという感じでもない。それでもやっぱり恐怖である。

 枯葉が目立ち始めた苦瓜(ゴーヤ)を片付けてしまおうかと迷ったけれど、成熟途中の実を幾つも確認して止めてしまった。もう散々食べ、佃煮も三度も作って冷凍庫に入れてあればもう十分。
 明日は雨の予報に昨夕は、それを迷って留まった。

 せっかちな性分、早目早めに片付けては(よしっ!)と小さな叫びを上げてあげている。朝顔も片付けたいけれど、お隣でいただいた種であれば、あまり早目も失礼かと気を使ってしまう。

 夜のうちに干した洗濯物は今朝触って見るとすでに乾いている。


 日常の些事・・・ほんの・・どうでもいいことに気を使って疲労している。こうして小さな心配事を一つづつクリアーし、ホッとする間もなく、再び同様の心配が先回りするかのように待っている。

 天気予報に右往左往のわたし、空を見上げて「ああ、やっぱり雨が降っている。ゴーヤの蔓は片付けたほうが・・・いえ、いえ、枯れかけた葉がゆらゆら揺れてついに落ちていく風景なんていうのもそれなりの季節感。
 雨に風に、移りゆく光景に風流を感じないようでは・・・わたしの決定的な欠如はここらあたりにあるのかもしれない。

 雷の音はすでに聞こえないほどに遠くに去ってしまったのだろうか。いえ、また再び・・・。今日は終日雨になりそうな予感、静かに雨の中のわたしを実感したい。

『城』1733。

2014-09-11 06:19:56 | カフカ覚書
教師は、助手たちを親切になだめてやろうとし、ここでおとなしく待っておればいいんだ、そしたら、最後には入れてもらえるにちがいない、と言ってきかせた。


☆空虚はただ助手たち(脳、知覚)に、神に基づき、ここで静かに待たねばならない、そうして最後には先祖は置き忘れられるに違いない、と言った。