続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

衣替え。

2014-09-25 06:56:45 | 日常
 今朝の寒さ・・・心地よいと言うべきか・・・外は雨。
 起床して、ハタと迷った。昨日までの夏服では寒くないかと。(寒いばかりか街中を歩いたら奇異に映るかもしれない)
 では、何を着ればいいのか。夏服に着替える前にはどんな服を着ていたのか、思い出せない。箪笥を開けてみる。(いつの間にこんなに安物の服ばかりを買い込んだのだろう、判別が難しい同じ系統の衣服)

 服がないと言うわけではない。あるのだけれど、普段着として毎日着ていた服が思い出せない。着古したので処分したのだろうか・・・。思い出せないまま、いつか着るだろうと用意してあった新品(?)を引き出した。

 二枚ずつ揃える癖がある。それを毎日交互に着る習慣。そして来年のことを考慮して予め箪笥に用意する癖。
 それにしても同じような着衣の多いこと。買ったことを忘れて再び(これだわ)と、購入する。
 
 今朝、カーテン越しの棚に積まれた箱の中を確認していたら、今夏着るためにと去年用意した夏服が出てきた(来年の夏までお預けの衣服はそのままにして段ボール箱を閉じた)

 人生67年もの月日が経つと、衣類の整理が付かなくなる。もちろん個人的見解に過ぎないけれど、捨てよう捨てようとしてゴミの山のように重なっていく衣類を前に、「箸と茶碗と、今日着る服があればいい」と念仏のように唱えてみる。


 九月尽、十月は待っている。
 月日の速さに戸惑うばかり、「おかあさん、今日は何を着ればいいの?」子供に返って聞いてみたい。

 ああ、そうだ。お母さんどころか、わたしはもう、おばあさんだったのだと苦笑する。いつまで経っても迷い多い日常である。

『ポラーノの広場』459。

2014-09-25 06:41:09 | 宮沢賢治
だんだん近づいていくとその葉が風にもまれて次から次と湧いているやう、枝と枝とがぶっつかり合ってじぶんから青白い光を出してゐるやうなのもわかるやうになり、またその下に五人ばかりの黒い影が魚をとったりするときつかふアセチレン燈をもって立ってゐるのも見ました。


☆混ぜた講(はなし)である。
 要(かなめ)は普く字に弐(二つ)のことが有(存在する)ことである。
 私は詞(ことば)で号(さけぶ)。照(普く光があたる=平等)であると。
 魄(たましい)の考えを推しはかる。
 化(教え導く)語(ことば)の図りごとを告げる。
 永(いつまでも続く)御禱(いのり)の律が現れる。

『城』1747。

2014-09-25 06:15:55 | カフカ覚書
「そうよ」と、フリーダは言って、悲しげにあらぬ方を見つめた。「あのまま置いておいてくださるべきだったかもしれないわ。わたしなんか、あなたといっしょに暮す値うちのない女なんですもの。こんな足手まといがいなくなれば、あなたは、もしかしたらどんな望みごとでも達成できるかもしれません。


☆「そうよ」と、フリーダ(平和)は言って悲しげにあらぬ方を見た。わたしといっしょに来世にいるべきだったのかもしれない。わたしはあなたの一生を見続けることは出来ないわ。解放されたなら、あなたはもしかしたらすべてを達成できるかもしれません。