『楽しいスケッチ』さんに会いました。

　ブラフ18番館で開催されている『楽しいスケッチ』さんの個展に行ってきました。
　思った通りの素晴らし作品群、巧み過ぎて言葉が出ません。
　特に素晴らしいのは《光り》の描写で描かないで光を感じさせる妙は超絶。

　まるっきり素人のわたしたち（友人と一緒）にも、丁寧に解説してくださり、恐縮のいたり・・・。

　なにか、アイドルの追っかけみたいな感じで、近づきすぎてもいけないし、遠目でキャアキャア言っているくらいがお似合いのわたし、ちょっと側に近づけただけで大満足。
『楽しいスケッチ』さん、ありがとうございました。

　で、帰りは中華街で食事の予定が、JR石川町駅（南口）から徒歩で歩けど辿りつかず、一時間以上もかけてJR石川町駅（北口）に舞い戻るというお粗末。
　方向音痴でどこへもいけないわたし、一緒に来てくれた友人も全くの同類・・・少し寂しげなお店で長居させて頂きました。
　ちょっと出かけるにも珍道中、だから、どこにも出かけられない。この年になっても引率者（リーダー）がいてくれないと！！

　何はともあれ、『楽しいスケッチ』さんの個展はとても素敵でした。
　今日も雨ですけど、是非、ご覧になってください。
　JR石川町駅（南口）から見上げると見える建物（ブラフ18番館）で月曜日（明日）まで開催されています。

デュシャン『お尋ね者/賞金2.000ドル』

　『お尋ね者/賞金2.000ドル』（修正レディ・メイド、ポスターに写真コラージュしたもの）

　デュシャン自身をお尋ね者にし、逮捕せよというポスターである。
　明らかにデュシャン自身の顔写真の添付であるが、下記の文章を読むと、その実態は不鮮明である。第一、Operated　Bucket　Shop　って何？（直訳以上の隠れた意味を感じるけど）。
　身長体重はともかく、またの名、通称が各種あり、ローズ・セラヴィとも。

　Complxion　Medium,　中肉中背という意味かもしれないが、《外観は霊媒》とも読める。
　つまり、居るけど居ない人《存在しているが不在である人》であり、逮捕しようのない人ということである。　
　逮捕できない霊媒を報奨金2.000ドルで逮捕せよという指令である。


（写真は『DUCHAMP』TASCHENより）

　

『水仙月の四日』４。

（そら、新聞紙を尖つたかたちに巻いて、ふうふうと吹くと、炭からまるで青火が燃える。


☆真（まこと）を問う試みである。
　選んで換（入れ替え）推しはかる譚（ものがたり）であり、照（あまねく光が当たる＝平等）を化（教え導くこと）の念（思い）である。

『城』２６０５。

いったい、ただひとろお役人が自分の一存で赦すというようなことができるでしょうか。それができるのは、まず伯爵府ぐらいのものでしょうが、伯爵府にしても、おそらく裁くことができるだけで、赦すことなんかできないでしょう。


☆先祖の孤立した終わり（死）を多めにみるでしょうあ。ことごとく追いはらわれた事件がありますが、多分、裁くことなどできないで、大目に見るだけでしょう。