続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)早飯の。

2021-05-30 06:44:24 | 飯島晴子

   早飯の平地よ白さるすべりは雨

 あっという間に平地と化したこの場所。百日紅の花期は長いけれど、いずれ排除の定めか・・・雨の中の白い花である。

 早飯はソウ・ハンと読んで、争、反。
 平地はヘイ・チと読んで、弊、恥。
 白さるすべりは雨(白百日紅雨)はハク・ヒャク・ジツ・コウ・ウと読んで、迫、百、実、講、有。
☆争いを反(繰り返し)弊(ぼろぼろになること)は恥である。
 迫(苦しめる)百(沢山)の実(内容)の講(話)が有る。

 早飯はソウ・ハンと読んで、痩、伴。
 平地はヘイ・チと読んで、病、治。
 白さるすべりは雨(白百日紅雨)はハク・ヒャク・ジツ・コウ・ウと読んで、吐く、秘薬、実、有。
☆痩(やせ細ること)を伴う病を治すと吐く(いう)。
 秘薬(不思議なほど効く薬)は実(まこと)に効くことが有る。

 早飯はソウ・ハンと読んで、総、判。
 平地はヘイ・ジと読んで、並、字。
 白さるすべりは雨(白百日紅雨)はハク・ヒヤク・ジツ・コウ・ウと読んで、博、飛躍、昵、更、有。
☆総てを判(区別し)並べる。
 字は博(大きく広がり)飛躍(踏むべき順序を飛び越えて)昵(近づき)更(新しくなること)が有る。


鈴木しづ子(私的解釈)ダンサーになろうか。

2021-05-30 06:13:40 | 鈴木しづ子

   ダンサーになろうか凍夜の駅間歩く

 ダンサー、戦後の米兵相手のダンサーである。肩を出したドレス、真っ赤な口紅、ハイヒール。つい昨日まで敵国として排除していたそれら装いの奇異を身につけることへの偏見。
 凍り付いているのは夜の寒さだけではない、わたしの心も底冷えの冷風にさらされている。敗戦国日本の虚しさを米兵相手にぶちかましてやろうか。いえ、強国アメリカへの憧れがないとは言えない、勝利への反感。
 米兵の明日をも知れない命の華やぎ、彼らの戦場(朝鮮戦争)へ行く前夜を特と見つめてみたい。この下心・・・、こちらは心も財布も素寒貧である。

(ダンサーになろうか)、凍夜の駅間を一足一足迷いながら歩いている。