大変厳しいことを言いますと、妊婦の責任は非常に重いものである。
それは、誕生してくる前の赤ちゃんの一生は、胎児の時の母親に大きく左右さ
れるからです。
何故「兎唇」となったのか、何故「多指症」なのか、何故「心臓中隔欠損」に
なるのか、何故「アトピー」が発症するのか・・・。(もっとありますが、これ
以上書くと、こちらが罪を感じてしまいますので、ここで止めます)
何故そのようになったのかは、食物の持つプラスやマイナスのエネルギーが、
胎児に影響を与えてに過ぎないのです。
これは、現代医学では解けません。
現代栄養学でも解けません。
答えは書きませんが、ヒントは
ホームページに書いてあります。
助産院での食事指導は、
ro-rupannna さんの記事に書かれています。
そこに私の記事が紹介されているので、グルと思われそうですが・・・、(笑)
胎児は、目に見えない一個の細胞から、10月10日で3キロ前後の生命体とな
って、この世に出てくるわけですが、その子が、健全な精神と肉体で、幸せな
一生を送るためには、精子が着床した時点から・・・、いや、正しくはそれ以
前から、母親が「健康生活」を実践していることと関係してくるからです。
成人は約60兆個の細胞から構成されていると言われますが、出産される時の
細胞は、約3兆個と言われます。
精子と卵子という二個の細胞から3兆個まで成長して生まれるということは、
2×1.5兆=3兆個なので、なんと1.5兆倍成長していることになる。
3兆個で生まれた赤ちゃんが、大人(18歳として)60兆個になるということは、
3兆個×20=60兆個で、たかだか20倍程度しか成長しないのである。
それを考えると、10ヶ月で1.5兆倍も成長する過程がいかに大切かがわかる。
10月10日を、羊水という液体の中で過ごす胎児には、「液体の中の一生」があ
るわけです。
その「液体の中の一生」において、胎児が成長する栄養素も、胎児を害する不
要物も、全て母親から「へその緒」を通じてイタダクのである。
そのようなことから、妊娠中における母親の生活が、いかに胎児の「生涯の健
康状態」に影響を与えるかを考えると、これから結婚して母親になろうとする
女性、既に結婚して妊娠するかも知れない女性にとって、生まれてくる我が子
の将来は、自分が背負っていることになる。
「勉強するのが面倒だ」と思う人は、健康な親子を見つけて、その母親に「妊
娠中の食事」を聞くのもいいかも知れませんし、このブログで何度も紹介した
≪ミネラルスープ≫を、一日一回食べるのもいい方法です。