ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

住吉宮町遺跡のヒマワリ(スケッチ&コメント)

2005-07-17 20:37:02 | スケッチ
住吉宮町遺跡のヒマワリ(スケッチ&コメント)
JR神戸線住吉駅南側線路沿いに住吉宮町遺跡跡がある。

 ここは弥生時代から室町時代まで続いた遺跡だそうだ。

 現在は整地され、「はにわの広場」として一般公開されている。

 花壇があり四季折々の花が植えられているが、ちょっと
見かけない花形をしたヒマワリを見かけたのでスケツチした。

 ヒマワリは南北アメリカに自生する耐暑性の一年草であり
いろいろな種類がある。

 ヒマワリが咲き始め、セミが鳴くといよいよ夏到来を思わせて
くれる。

 近畿地方には気象庁からの梅雨明け宣言は
いまのところない。

 セミは10日ほど前から鳴き始めている。ヒマワリもつぎつぎ花を
咲かせているから、梅雨はとっくに明けたのであろう。

 「はにわの広場」のゆわれは、現在スーパー
「シーア」駐車場となっているところに全長24メートル、
高さ1.5メートルの古墳が発見され、円筒形の墳輪の
回りに馬や人の形をしたはにわが多数出土したと
記録にある。

 ところで、現在のJR神戸線は明治3年(1870)、大阪、神戸間の
工事がはじまり明治7年(1874)3月1日開通、
住吉駅は同年6月1日に開業したとある。

 旧住吉駅は、昭和13年(1938)の7月3,4,5日の3日続きの
集中豪雨で駅近くを流れる住吉川が氾濫し列車丸ごと陥没した。

 さらに神戸を襲った昭和20年(1945)、3月、5月の空襲は
まぬかれたが、敗戦直前の同年8月6日の爆撃で壊滅したとある。

 戦後復興した旧住吉駅も平成2年六甲アイランド線開通とともに
現在の新駅ビルへと面目を一新した。

 灘はお酒の本場。旧住吉駅は日本酒の積みだし駅としても
大活躍したようだ。第二次世界大戦後しばらくは残っていた
昔の住吉駅を懐かしむ人も多いようだ。

  神戸、大阪間には、JRを挟んで北に阪急、
南側すぐの国道2号線には、阪神経営の路面電車、
さらに海側に阪神本線が走っていたが、30数年前、
路面電車から阪神電鉄が撤退したあとも、JRと私鉄2社
三つ巴の熾烈な乗客争奪戦を続けている。

 路線は違うが、先日のJR福知山線脱線事故は
JR対私鉄〔阪急〕の過当競争のひとつの副産物とも
見られており、私鉄との浅からぬ過去の因縁抜きにしては
語れない事故かもしれない。

 現JRの開通当初の時刻表が残っている。

 神戸大阪間に6駅しかなかった。

 大阪方面、神戸始発列車は6時55分、三宮7:00、
住吉7:18、西宮7:35、神崎(かんざき)〔現尼崎〕7:51
を通過して、大阪8時05分に着く。

 神戸方面始発は大阪7:00、神崎〔現尼崎〕7:14、
西宮7:31、住吉7:50、三宮8:05、そして
神戸に8時10分である。

 上り下りとも所要1時間10分であった。

 131年経って駅の数は16と増えた。それでも
駅間隔は比較的長く、住民から新駅開設の声が
絶えないらしい。

 駅の数は増やす。スピードはそのまま。

 現在神戸大阪間の所要時間は普通で約40分、新快速を使えば
25分である。

 JRは脱線事故後ダイヤを一部修正した。しかし、一端しみついた
私鉄との競争意識はおいそれとは変わらないだろう。

 気のせいか、事故の経験を早くも忘れたのか、
最近再び、ガタビシ、ガタビシ激しく 左右に揺れる。

 さらに、1分遅れた、2分遅れたとお詫びのアナウンスが
耳障りに感じるほど最近多くなった。

 乗客もJR当局も根本的にスピード優先意識を変えようと
しない限り再び事故を起こすであろう。

  住吉宮町遺跡に咲くヒマワリ。

  神戸大阪間に列車が走って131年。

  住吉駅界隈の歴史を振り返るひともいないだろうが、
 大事故だけはやめにして欲しい。了)

 

Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)


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腰痛と隠れ脳梗塞・・・臨床連載―10

2005-07-17 12:20:39 | 診断即治療と虹彩学


先日、この「画面」に異常が発生しましたが、gooブログのスタッフの方々の指導
により、正常に戻りました。

この場を借りて、gooブログスタッフの方々にお礼を申し上げます。
gooスタッフの方々、ありがとうございました。

また、見えにくい画面を、皆さんにお見せしたことをお詫び申し上げます。
閲覧して頂いた方々には、大変申し訳ありませんでした。



上の虹彩写真を見て頂きたいのですが、この方は一週間前に、「腰痛」を主訴に
初診で来られた方です。

その時は、治療直後はいいのですが、数分で再び腰痛が出るので、一瞬、私の
記憶にある「潜伏した重病」(ガンや脳出血)を想像しました。

*巨針で取れない腰痛は、多くがガンや脳梗塞でした。


しかし、病院でも検査しているとのことでしたので、そのまま検査結果を観て
から治療方法を検討することにしたのです。

そして、それから一週間して来院した時、

「病院での検査は、何もありませんでしたが、腰痛は治っていません」

と言うので、 虹彩分析 の結果に従って治療をしました。


治療は、前面への一般的な経絡治療と、背部への 巨針。
そして、百会に多壮灸をしたのです。




腰痛が取れました。
時間が経過しても再発しないようでしたので、治療は終わったのですが、本人
に「原因と治療」の説明をしなければなりません。


ここは辛いところです。


何が辛いかと言うと、虹彩分析で「隠れ脳梗塞」の話をしなければならないか
らです。


「脳神経専門の、 眞田祥一先生 によりますと、隠れ脳梗塞はめずらしいもので
はなく、40代で4人に1人、50代で3人に1人、60代で2人に1人、70代
では、ほぼ全員が隠れ脳梗塞と言うのですから、あまりびっくりする必要はな
いのですが、虹彩分析の結果からしますと、隠れ脳梗塞の可能性が高かったの
で、頭にお灸をしたのですが、これで腰痛が治るということは、やはり隠れ脳
梗塞を疑わないわけにはいかないのです」

「ええ、私・・・、手も足も何ともないのですよ!」

「そうですよ、脳には、いろんな分野がありまして、手足を動かす運動分野で
脳梗塞が起ると、手足に影響が出るし、言語中枢に梗塞が起れば、言葉がスム
ーズに出なくなるのです。ですから、腰と関係する腎臓や肝臓や腸や婦人科、
あるいは腰の筋肉や腱などに関係する分野で梗塞が起ると、腰痛が出るわけで、
脳梗塞になって腰痛が発生した人は多いのですよ」

「ええー、どうしましょう!病院で検査を受けたほうがいいでしょうか?」

「検査を受けるのはいいのですが、2~3週間前から急に腰痛が酷くなったこと
からしますと、多分、脳梗塞をしたみたいですね、と言われて、降圧剤はすで
に使っているので、脳循環代謝改善薬とかを出されるぐらいだと思いますよ。
でも、私としては、病院で検査を受けてもらったほうが、安心ですけど・・・」

「どうしましょう?」

「ですから、別に慌てる必要はないんですよ、脳梗塞が起っているとすれば、
2~3週間前の話で、今の状態で落ち着いているわけですから、これからは動脈
硬化の予防と治療を兼ねて、前回話をしたミネラルスープや納豆などを食べて
いれば、それでいいですし、その腰痛は頭のお灸で治ることもわかったのです
から、それでいいじゃないですか」




帰る前には、一生懸命に食事療法の話を聞いていた。


このタイプの腰痛は、非常に稀に診る腰痛です。
これを、一般的な腰痛と間違って鍼灸治療だけで治そうとすると、今度は大き
な脳梗塞を起すことになるかも知れないので、ちょっと怖いです。

かと言って、病院へ行っても、多くが投薬だけの治療になってしまいますので、
この段階での病院は、あまり意味のあるものではないと考えています。

病院へ行くよりも、家族に「豆腐シップ」のやり方でも覚えてもらったほうが、
よっぽどいいと私は考えています。




虹彩占いの器械の看板広告に使われている虹彩分析図は、当方に無断で使用されたもので、当方とは一切関係ありません。
コメント (4)
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