JR神戸住吉駅から南へ徒歩10分、国道2号線下に
茶屋地区会館がある。
近くにある本住吉神社回りには、江戸時代には、
西国街道沿いに、沢山の茶屋が集まっていたのが
名前のいわれである。
茶屋地区会館は、10年前の阪神淡路大震災では
避難所としても大活躍した。現在は町内会や
その他諸々の集会に利用されている。
春になると桜の花が庭一杯に広がる。
その桜の木にどうしたことか今年は
セミが大発生した。
セミの大合唱がここ2週間続いている。
そっと木に近寄ってスケツチをはじめると
セミは人の視線を避けるのか、あとずさりして、
しずしずと移動しながら裏に回ることに
始めて気がついた。
最近はセミの声をうるさいという人もいるらしい。
落ち葉の掃除をいやがる人も増えてきた。
静けさや岩にしみいる蝉の声と詠んだのは
松尾芭蕉であるが、そんな風情は都会の一遇では
望みも出来ないのであろう。
殺伐とした世の中を嘆いているのは
セミの方かも知れない。(了)
Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3 C0071 1905E
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)
茶屋地区会館がある。
近くにある本住吉神社回りには、江戸時代には、
西国街道沿いに、沢山の茶屋が集まっていたのが
名前のいわれである。
茶屋地区会館は、10年前の阪神淡路大震災では
避難所としても大活躍した。現在は町内会や
その他諸々の集会に利用されている。
春になると桜の花が庭一杯に広がる。
その桜の木にどうしたことか今年は
セミが大発生した。
セミの大合唱がここ2週間続いている。
そっと木に近寄ってスケツチをはじめると
セミは人の視線を避けるのか、あとずさりして、
しずしずと移動しながら裏に回ることに
始めて気がついた。
最近はセミの声をうるさいという人もいるらしい。
落ち葉の掃除をいやがる人も増えてきた。
静けさや岩にしみいる蝉の声と詠んだのは
松尾芭蕉であるが、そんな風情は都会の一遇では
望みも出来ないのであろう。
殺伐とした世の中を嘆いているのは
セミの方かも知れない。(了)
Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3 C0071 1905E
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)