国益をにらんでの株式投資はお勧め？－学校で教えてくれない経済学

株式投資にからんだ話で、「学校で教えてくれない経済学」をもっと以前から読んでおけばよかったと話している方がおられたと聞いて正直複雑な心境になった。

年明け早々から日本の株式市場はプロも驚くスピードで上昇を続けている。２２５種平均株価の日経ダウは大発会で２５０円高、２日目の１月５日は６３円高である。日本株の勢いに衰えが感じられないように見受けられるが果たしてどうであろうか。

恒例の年間株価予想も総じて見れば強気の意見が多数を占めている。先の日経ダウでは一部に警戒意見もあるが、高値１万８千円、安値１万４千円の予想が多数派のようだ。

ダウ2万円を唱える専門家も表れた。その人にいわせればダウにとらわれるなという。いま日本株に起りつつある動きは15年ぶりの大きな上向きのうねりであるという。ばたばたと動きまわらずにじっくり日本の国益をにらんだ銘柄に投資すれば成功するとのご託宣だ。

日本人は株嫌いである。生来嫌いなものに手を出すとろくな結果が出ない。ただ、今回の日本株では個人投資家がネット取引に多数参加していることが株高に影響していることは確かなようだ。皮肉にも売り買いを頻繁に繰り返すネット取引には成功者は少ないという。

ゼロ金利政策が６年も続いている。郵便局・銀行や農協の金庫に預けていても金利がゼロ同然である。我慢にももはや限度と個人の資金が投資信託を介しては株式市場へ流れていることも見逃せない。加えてオイルダラーなど外国人買いが相場に厚みを付けている。

ただ、年末にかけて急騰していた三菱地所などの不動産株には利食い売りを入れたため値下がりした。大発会で大幅高の造船株や大納会、大発会と急騰した銘柄には超優良株でも売りが出て値下がりした。利食い千人力といわんばかりで全く欲ボケしていない。

その一方でソニー２１０円高、日立44円高のように出遅れ株にはしっかり買い物を入れている。利の乗った株は売り、出遅れ株を拾う。したたかと言おうか、信号が青に変わっていても左右をよく見て交差点を渡っている。さすがプロの手になる相場と感心する。

山は晴れていても森の中はまだ足元は水溜りが多い。森は遠目には美しく見えても1本１本の木の姿は別だ。自分自身でこれといった勉強もせず、失礼ながら例えば証券会社の言いなりになって株になけなしの資金を投じているとひどい目に会うのが落ちだろう。

ただ、2007年問題を目前に控えて、石橋をたたいて渡らないでは生き残れない。余裕資金があればであるが,上向きの大きなうねりの中にある株式投資にも妙味がありそうだ。〈了〉

お酒を楽しく長く飲む方法（肝臓の修復）・・・連載8

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ほうれん草（葉酸）で肝臓修復

アルコールを飲むと、酔ってきます。
カス汁を飲んでも酔う人がいます。

それは、肝臓のアルコール分解酵素（ＡＬＤＨ２（アセトアルデヒド脱水素酵素２型））とも関係していますが、食物とも関係があります。

例えば、葉酸というビタミンは、ほうれん草から発見された酵素ですが、肝虚の症状が現れている人にほうれん草を食べさすと、早い時期に治ってきます。
それは、葉酸がビタミンB群で、他の栄養素の働きを円滑にする潤滑油のようなはたらきをしているからです。

アルコール過剰でも砂糖の過剰でも、肝虚になりやすくなります。

タンパク質や炭水化物は、人体を構成する材料になったり、燃焼してエネルギーとなったりするのですが、それらの活動を助けるのが、酸素やビタミン・ミネラルというわけで、その中で、葉酸は血液と関係が深いものです。




葉酸は、核酸（遺伝情報通りに身体が作られるような指示を出す）を合成する働きがあり、ＤＮＡを構成している核酸の合成を助けます。
その時、葉酸が不足していれば、ＤＮＡがうまくつくられず細胞分裂が正常に行われないわけで、そうなりますと、成長の著しい胎児に脳神経障害などの大きな影響を与えるので、妊娠中には特に必要とされるビタミンと言われる所以です。

また細胞分裂が活発なところは粘膜なので、成人にとって葉酸不足は、口内炎や胃潰瘍などとなって現れます。これは、人体の化学工場と言われる肝臓にとっても、葉酸は大切な働きをしていることを示唆しています。


口内炎が舌にできています
そんな時には、こんな飲み物はよくありません。私も好きですが・・・。
（マウスオンでどうぞ）


また、葉酸は赤血球を生成する働きもあり、赤血球の形や数を作り出すためにビタミンB12と共に必要なビタミンです。
赤血球の形や数に異常が発生すると、「悪性貧血」という病名が付けられます。すなわち、鉄は赤血球の中に取り込まれて血液中を移動するのですが、鉄分を取り込む容器となる赤血球の不足が貧血の原因となっているわけです。

がしかし、ほうれん草には蓚酸が多く含まれていて、ほうれん草は結石の原因になるので食べないほうがいいというデマが飛び、肝臓の治療にほうれん草を使っていた私も、一時期苦しい立場に立った思いがあり、今でも、食養（栄養学ではない）をかじっている人には、ほうれん草を勧めない時があります。

蓚酸が含まれる野菜を調べてみますと、可食部100g中に0.1g以上含まれるのは、煎茶、タケノコ、ほうれん草、生姜、ミョウガ、コンニャクイモ、里芋、セリ、サツマイモ、と並び、0.1以下でも、三つ葉、ヨモギ、エノキタケ、～　春菊、パセリ、セロリ、ニラ、トマトと、多くの野菜に含まれていることがわかり、それらは調理することで半減することがわかっています。

蓚酸は、分子内に 2 個のカルボキシル基 をもつ簡単な構造で、生体内でグリオキシル酸 の酸化によってできる代謝副産物です。

蓚酸を多量に摂取すると、人体からカルシウムを奪い、不溶性のシュウ酸カルシウムとなり、尿路結石の原因となることもあるとされていますが、普通の食事をしていれば過剰症の心配はないとされています。
ただし、サプリメントで葉酸を使う場合は、規定量以上を長期服用するとその限りではありません。





料理の画像は、「よし萬」というお店で飲んだ時のものです。

　
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新大阪より一駅、ミツフホテルの一角です

昼　　11：30～13：30（月～金）
夜　　17：00～23：00
定休日　月曜日
夜の平均予算は、お一人様4000円程度

大阪府大阪市淀川区西中島４－８－２２　ホテルミツフ1F
電話　06-6886-1900