ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

学術講習会

2006-01-30 10:29:06 | 情報や案内及び雑談
昨日、(社)大阪府鍼灸師会(06-6351-4803)の主催で、学術講習会があり、大阪府鍼灸師会には入ってないのですが、長野先生が手配してくれて参加させて頂きました。(^-^) 

場所は、森ノ宮医療学園専門学校

講師は、鍼灸ジャーナリストの松田博公先生と、森ノ宮医療学園講師の長野仁先生。

テーマは、「日本鍼灸を語る!」

松田博公先生は、『鍼灸の挑戦』(岩波新書)著者で、元共同通信の記者でもあり、整理されたパネルを使って、
① 現代医療の特色をどう捉えるか
② 社会学者の健康ブーム批判
③ 鍼灸師は批判にどう答えるべきか
④ 鍼灸医学のはらむ倫理的思想
⑤ 病気は自然治癒力の発露である
等々、ジャーナリストの立場から、ジャーナリストらしい切れのいい(突っ込みの効いた)講演をしてくれた。


画像はマウスオンでどうぞ!




長野仁先生は、日本鍼灸の歴史研究家で有名ですが、NHK大阪文化センター(06-6343-2281)でも講師をしており、毎週テレビにも出ているので、ご存知の方は多いと思います。
また、独自の「唯掌論」という理論を展開しており、とてもユニークな発想をされる方で、きのうも、
① 学術か技術か(鍼灸教育の視点)
② 歴史は「歴誌」
③ 日本鍼灸の歴史
④ 日本と中国の腹診の差異
⑤ これからの鍼灸の方向性
⑥ 鍼灸技術の査定は掌の動き
等々を、鍼灸歴史に没頭した経緯や、鍼灸技術のレベル測定としての手の動きを混ぜ、いつもながらの「語録遊び」を入れながら説明してくれた。




最後は、松田先生と長野先生に、森ノ宮医療学園専門学校「はりきゅうミュージアム」研究員の横山浩之先生が加わり、パネルディスカッションが行なわれた。
ディスカッションはリラックスムードと思っていたら、熱気がムンムンしてきて、別に用事はなかったのですが、「時間内に終われるのだろうか」と心配するほどでした。(笑)




会場を見渡すと、鍼灸学校の生徒さんが多かったようで、(社)大阪府鍼灸師会の会員さんと思われる人は、少ないように思われた。
多分、100人以上の聴講者がいたと思いますが、大阪府鍼灸師会の会員は10人以内ではなかっただろうか。

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