ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

硲真作子白寿祝会(1)

2006-11-05 22:19:01 | スケッチ
亡父敬三郎の従姉、硲真作子白寿祝い会に招かれ家内同道出かけた。
会場は現在彼女が世話になっているキリスト教関係の
志染愛信ホームに近いということでグリーンピア三木が選ばれた。

孫7名を含めて総勢32名の前で大きな声で今日のようなめでたい日を
迎えることが出来たのはひとえに多くのみなさまのお蔭で、感謝していますと
挨拶された。

彼女の母かねは筆者の祖父勇吉のすぐ下の妹である。その下にもう一人の
妹ゑつと仲良し三人が並んで撮った写真が残っている。

99歳にして意気軒昂、耳が遠いこと以外はどこも悪いところがないと
医者にお墨付きをもらっているそうだ。

二年前腸閉塞の疑いがありお腹を切る事態に追い込まれたとき
愛信ホームの玄関で本人がなぜといぶかった盛大な見送りを受けた。
96歳を過ぎての大手術だからごく常識的に見てお別れである。

お孫さんが医師として勤めている縁で神戸の川崎病院にお世話になった。
お孫さんの所見では患部以外どこも悪いところがないということで
手術に踏み切った。麻酔がさめての彼女の第一声が新聞を読みたい
だったというのがいまも語り草になっているそうだ。

文字に毎日目をとおす。文章を書く。話す。紙一枚に書いた文章を
自分で操作してファックスで家族に流す。昔から読み書きそろばんと言うが
読み書きが99歳にしてできることが彼女の長寿の秘訣のひとつに違いない。

彼女との手紙のやりとりが二十数年続いている。頑固なほど
自分の考えを曲げない。とにかく考え方の筋が一本通っている。
便箋4~5枚びっしりと書かれた文もしっかりしているが文字が美しい。

明治13年設立、大阪で一番古い愛珠幼稚園で先生をしていた。
その幼稚園の同窓会である「愛珠会」が来年、中之島の中央公会堂で
硲真作子白寿会を開いてくれるんですよと今朝も得意満面で報告してくれた。

余談ながらお祝いに胡蝶蘭を描いた10号の日本画を贈らせて
いただいた。日本画を教えていただいた森田りえ子先生、猪熊佳子先生に
改めて感謝する次第である。

阪神電鉄御影で乗り、新開地で神戸電鉄に乗り換え、緑ヶ丘で下車した。
ホテルまでの神姫ゾーンバスの時間待ちを利用してスケッチした。(了

江嵜企画代表・Ken



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)


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