ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

二紀展:橋本清画「時の風」:京都市立美術館

2006-11-29 23:05:58 | スケッチ
先日、栗林ご夫妻の「二人展」で橋本画伯夫妻と
ご一緒させていだいた際、「二紀展」の招待状を
いただいたので出かけた。

はじめに猪熊佳子先生の日本画教室の生徒の一人である
竹中香哉子さんと彼女の友人の陶芸家の鍛冶ゆう子さんとの
「二人展」を阪急池田駅で鑑賞し、その足で十三経由して
「二紀展」会場の京都市立美術館を尋ねた。

午後1時を過ぎていたが京都の街は11月末に似つかわしくない
ぽかぽか陽気は幸いだった。東京も大阪もせわしなくがさがさしている。
それに引き比べて、京都に入ると時計の針が止まったかのように
町全体がゆったり動いている感じがしてほっとする。

橋本清画伯は「二紀会」の委員をしておられる。
会場2階でお目当ての画伯描く大作「時の風」を見つけた。

たまたま絵の前で食い入るように眺めているご夫妻と
おぼしきお二人を絵をバックにスケッチした。

スケッチに夢中になっていたら突然さるご婦人に声をかけられた。
空耳かと疑ったが、なんと辞めてから一度もお目にかかっていない
元の職場に勤めていたUさんである。

Uさんは活花の先生を40数年続けているそうだ。この10月から
洋画を始めた。彼女の先生がなんと「二紀会」メンバーで招待券を
もらったので会期が明日までということでたまたま会場にやってきた
というのである。

偶然とはいえ不思議な出会いもあるものだ。無粋にも神戸の自宅で
先約があり美術館中庭にあるコーヒーショップでのつかの間のデートで
お別れするはめになったのは誠に残念なことであった。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)



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米欧金利差拡大懸念からドル売り続くー学校で教えてくれない経済学

2006-11-29 11:03:16 | 経済学
米ドルが対ユーロで引き続き売られ、2005年3月来の高値、1ユーロ=1.3155ドルで取引された。対円では1ドル=116.18円とドルがやや値を戻した。

11月28日、OECD(経済協力開発機構)は、2007年のユーロ圏の経済見通しを当初の2.1%増から2.3%へ上方修正、一方、米国は、逆に、3.1%増から2.4%へ下方修正を発表した。

欧州景気が拡大し、米国景気が鈍化すれば、インフレ懸念の高まりからECB(欧州中央銀行)による再利上げを期待する。米国が金利据え置きとなれば、米欧間の金利差がさらに拡大するとの思惑が影響してユーロ買いに口実を与えたと今朝のWSJ紙は指摘した。

ただ、ドルが対円で小幅戻したのは、日本の10月の小売高が9月の0.7%増から0.1%増へ伸び率が落ちたことが影響したようだ。日本で発表される景気指標が冴えないことから円は買いにくい。ただ、日銀総裁の昨日の発言は年内利上げに含みを残したようだ。

一方、米商務省は、11月28日、10月の米耐久財受注高が、エコノミストの5.0%減の予想を大きく下回り、8.3%下落したと発表した。米耐久財受注高の予想外の落ち込みはNYの株式市場にも衝撃となったようだ。

NYダウは前日の164ドル安を引きずってさらに30ドル以上下げてはじまった。ただ、原油高を材料にExxonMobil(2.3% )株が上げ、Wal-Mart(1%)にも見直し買いが入り、全般買い気が持ち直し、前日比14ドル高の12,136ドルで取引を終了した。

全米不動産協会(National Association of Realtors)は、10月の米中古住宅販売高が8ヶ月ぶりの反発となる0.5%増加したと発表した。ただ、中間値段の住宅価格は2005年10月の229,000ドルから221,00ドルへ値下がりした。

住宅価格の値下がりは、在庫が2005年10月の286.8万件から385.4万件へ34%増加が響いている。米FRB議長、Ben Bernanke氏は、NYで講演し、「住宅価格の回復が大幅に遅れている。米住宅動向は米国経済のリスクを残している」と発言した。

その一方で、Bernanke議長は、住宅と自動車分野を除けば、米国経済はしっかりとした足取りで回復している。特に、エネルギー・食料を除く10月のコアインフレ率が依然、2.7%と心地よくない高い水準であるとインフレ懸念を改めて強調して再利上げに含みを残した。

ドル安が進めば米国では輸入インフレ懸念が出てくる。原油が61ドル台へ戻した。米国景気の舵取り如何で日本経済も影響される。為替動向から目を離すことは出来ない。(了)

江嵜企画代表・Ken


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