ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

留学生とスタッフ(カニ)

2006-11-12 09:57:01 | 情報や案内及び雑談
連載→  招待   信念   カニ   元気   給料   会話   明亮


先日、 麦さん はまた日本に来ていて、名古屋から宅急便で「上海蟹」を送ってきた。(*^_^*)

「密輸?」(笑)






蟹の醤油も料理の説明書も付けてくれていた。
説明書に従い料理することにした。

麦さんは「簡単ですから」と言っていたが、カニの料理は難しい。(笑)

説明書によると、
① 蟹の紐を解き、エラを開いて指で土や砂糞をしっかり水洗いする。
紐を開いたら、ハサミをチョキチョキしながら暴れるので、「エラを開いて」なんて芸当はできるはずがない。
② カニバサミも含め、全体をブラシで洗う。(この時、蟹の目と口にブラシが当らないように注意)
ブラシをかけると、ハサミでブラシを掴むので、パッと擦ってはブラシを離す、パッと擦ってはブラシを離すと、恐々洗った。しかも、他の蟹にも気をつかいながらだから、正直言って鍼治療よりも難しかった。
③ 蒸しあがりの状態を整えるために、もう一度紐で縛り直す。
これは絶対できないと思ったので、あきらめた。
④ 蒸し器の中に蟹の腹を上向きに、重ねずに並べる。(シソの葉やハーブなど、蟹の生臭さを消すようなものがあれば、下に敷く)
雌200g、雄250g程度の蟹では、強火で20分程度を基準に、±20gを±1分程度として計算する。
量が多かったので、重ねざるをえなかったし、下に敷くものは何もないので、そのまま。
大きさも大小あったので、時間も適当にした。

⑤ 蒸している間は、蓋を開けず、蒸しあがったら熱いうちに食べる。
これだけは、自信を持ってできた。



蒸しあがったら、こんな顔になっていて、
食べたら、とても、とても、とっても美味しかった。\(^O^)/


スタッフではありませんでしたが、私たちのところで少し勉強をした方から、メールが届いた。
内容は、「ブログを書き始めたので、私のことを書いてもいいでしょうか」ということでした。

まじめーな方で、若いのですが、ちょっと古風な感じの男前です。
時間があってもなくても(笑)、彼の ブログ を覗いてください。
コメント (2)
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山口二郎教授講演会:神戸国際大学

2006-11-12 08:30:49 | スケッチ
神戸国際大学キャンパスで北海道大学の山口二郎教授の
ポスト小泉の政治課題についての講演会があり楽しみにして
出かけた。

150名の定員だが定年後と一見してわかる男性と一部連れ合いと
思われるご婦人などで会場はほぼ満員の盛況だった。

話は配布された資料を見せながらこの10年の社会状況の比較から
始まった。まず、生活保護受給世帯が59万から105万へ、貯蓄なし
世帯の比率が9.3%から23.3%へ、完全失業者が142万から313万へ、
自殺者は2.1万から3.2万へ増加したなど劇的に変化した。

ところが小泉内閣の支持率はむしろ負け組みが支持した。
なぜ負け組みが自らに不利な政策を選んだのかに話は進んだ。

不平等には大きな不平等と小さな不平等がある。グローバル
資本主義がもたらしている大きな不平等が拡大しているにも関わらず
あれは別世界ととる。

リスクの社会化からリスクの個人化が確実に進行している。
ところが内閣府の調査(H.17.9)によれば、税・保険料の負担を
増やすことになっても社会保障制度は「より充実を図るべき」(22%)、
「現在の水準は出来るだけ維持すべき」(44%)と7割近い国民が
負担増はやむなしと答えている。

小泉さんはイラク戦争を支持しても失脚しなかった。ブレア首相は
イラク問題で事実上失脚、ブッシュ大統領もレームダックとなった。
米国は国際協力路線でイラク軟着陸を図るだろう。

問題は安倍政権がどうするか。北朝鮮問題ではつきもあった。
このまま参院選を勝てる保証はない。外交は今のところ成功している。
しかし、内政では社会保障、税制、地域社会格差という小泉さんの
負の遺産を処理出来るか。前途に問題が山積している。

参加者から800兆の財政赤字の対策はあるのかと質問が飛んだ。
本間先生はまず減税、企業収益改善というレーガンがとった
(あとで失敗)楽観的シナリオで乗り切ろうとしていると答えた。

山口教授は84年から北海道大学で20年以上勤務している。
地方の疲弊は想像以上にひどいという。自民党の人材不足、
政治家の失語症、メディアの質の低下、特にメディアの批判能力の
著しい低下を慨嘆された。朝日新聞を名指ししたのが印象に残った。

1時間半いろいろな話が出た。専門家の話を聞けば聞くほど
このままでは日本という国はとても治まりそうにない。余りにも
タイミングよく禊を終えた米国政治がまばゆく見えた次第である。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)


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