ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

米景気早期改善は痛し、かゆしか?-学校で教えてくれない経済学

2006-12-29 23:03:10 | 経済学
今朝のWSJ紙によれば、米国の投資家が年明けのFOMCの会合で、大方の利下げ期待を裏切り、現在の金利水準を当面据え置き、様子見期間を長めに切り替えるとの疑念を再び持ちはじめたのではないかとの投資家不安を生み、それが12月28日のNYダウの前日比9ドル安に現れたのではないかとScott Patterson記者がレポートしている。

全米不動産協会は、12月27日、11月の米住宅販売件数が、エコノミストの減少予測に反して0.6%増と10月の0.5%増に続いて増加したと発表した。

民間予測機関のConference Boardは、12月の消費者信頼感指数が、11月の105.3から109へ改善したと発表した。エコノミストの予測は102.5であった。

シカゴ購買マネジメント指数によれば、米中西部の景況感は、12月は11月の49.9から52.4へ改善した。エコノミストの予測は50.5であった。

一連の米国の強い景気データ発表を受けて、NY為替市場では、米債券が売られ、10年物国債の利回りは年4.696%まで上昇した。NY為替市場では、ドルは金利据え置き期待を反映して、対ユーロでは1ユーロ=1.3146ドルと下げ渋り、対円では1ドル=118.91円と小幅上昇した。現在の為替相場は金利差を敏感に反映する流れが続いている。

住宅市場改善の動きでは、米商務省は、12月26日、11月の新築住宅販売が3.4%増加、11月の販売価格は前年同月日比では15%値下がりしたが、7月から値下がり率が落ち、ここ数ヶ月は安定して改善していると発表した。このままのペースを持続すれば2007年のかなり早い時期に住宅需要は回復し、米国景気にも好影響をもたらすとの見方が浮上している。

特にエコノミストの見解に迷いが出ている要因のひとつが米住宅価格の改善である。11月の中間値段帯の住宅価格が一年前の237,900ドルから251,700ドルへ値上がりした。値上がりした米北東部の住宅販売が増え、値下がりした米南部の住宅販売が減少している。

相場は人の心の鏡である。下げ相場では買い気は生まれない。一端、上げ相場に変ると不思議と流れが上向く。買い気が生まれ、つれて売り上げも増える。これは魚釣りでも同じである。これでもかこれでもかとエサを下へ、下へと押しつけると魚は怖がってエサを食べない。エサを徐々に上へ持っていくと魚はエサに飛びつくと釣りマニアから聞いた。

米住宅冷え込みは峠を越したと投資家は嗅ぎつけたのかもしれない。早期利下げを織り込みつつ手前勝手にNYダウは上げてきた。景気回復も早過ぎれば金利の番人バーナンキさんを刺激する。今朝のNYダウの様子見は痛し痒しの投資家心理を鏡に映している。(了)

江嵜企画代表・Ken



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タマネギダイエットのその後(2)

2006-12-29 17:19:49 | 食と健康
台湾 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13) (14) (15) (16)




台湾の林ちゃんに教えてもらった「タマネギダイエット」は、

ええーっと、タマネギダイエットは、ですねー。

毎日タマネギ2個を食べなければならない精神的苦痛に、毎日が痩せる思いで(笑)、苦しさに負けてしまい、とうとう断念してしまいました。

何年か前にも、すごい粗食を続けながら、
「これだと、私たちはできても、多くの人には無理だろう」
と途中で止めたことがありましたが、今回も同じような感覚がありましたので、一ヶ月ほどで断念したのです。(←は~い!全て弁解です)

しかし、確かに肝臓にはいいような気がしましたし、カエルのお腹みたいになることもありませんでした。



あれっ?
カエルをモチーフにしたら似ている(・o・) って・・・、


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