虹彩分析研究の連載 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13)
虹彩学の研究をするのは、潜伏している病因を見つけて治療に生かすのが目的ですが、虹彩を分析していると、その人の体質までわかるようになり、その体質が本人の食生活と関係していることがわかる。
これは中国の書籍で、明代の医学者・王肯堂(1539~1613)という方が著した≪証治准縄≫という著書の復刻版です。
B5版で2050ページもあり、物差しで厚さを測ると(笑)9センチほどもある。
この本には、550年ほど前に、王肯堂が書き記した「目」の分析原理や診断のことが書かれている。
概要は、【瞳は黒いので陰、白眼は赤脈なので陽、故に陰陽合い連なり精は明なり。これ即ち目が具える陰陽なり。また曰く、五臓六腑の精気、皆上から注がれるのはこの目の精也。(中略)目の形は丸く、瞳の中と前に神があり、まるで日月の東南と、晩の西北の麗しきごとしなり、内には大絡が六つあり、心、肺、脾、肝、腎といい、命門はその一つを主る。(中略)皆脳に吊るされていて、下は臓腑に連なり、血気往来が滞りなく目から生じてくる。故に普通の病が起きるのを、形や色の絲絡にはっきりと現れるし、どの臓腑が病になっているかを観ることができる】というようなことが書かれています。
中国の眼科は、宋(紀元前1100年ごろ-紀元前286年)以後「目の五輪八廓」に分けられているので、この≪証治准縄≫でも五輪八廓で解説が進められるのですが、この本では38ページにも亘り、49の目の病気について細かく説明されている。
ただ、漢方用語が多いので、漢方用語辞典を傍らに置かないと読めないのが難点です。(>△<∥)
この本のほかにも、眼に関する書物は≪眼針≫≪中医望眼弁証≫≪中華眼針≫といろいろあるのですが、基本となっているのは、≪黄帝内経≫と≪証治准縄≫のようです。
虹彩学の研究をするのは、潜伏している病因を見つけて治療に生かすのが目的ですが、虹彩を分析していると、その人の体質までわかるようになり、その体質が本人の食生活と関係していることがわかる。
これは中国の書籍で、明代の医学者・王肯堂(1539~1613)という方が著した≪証治准縄≫という著書の復刻版です。
B5版で2050ページもあり、物差しで厚さを測ると(笑)9センチほどもある。
この本には、550年ほど前に、王肯堂が書き記した「目」の分析原理や診断のことが書かれている。
概要は、【瞳は黒いので陰、白眼は赤脈なので陽、故に陰陽合い連なり精は明なり。これ即ち目が具える陰陽なり。また曰く、五臓六腑の精気、皆上から注がれるのはこの目の精也。(中略)目の形は丸く、瞳の中と前に神があり、まるで日月の東南と、晩の西北の麗しきごとしなり、内には大絡が六つあり、心、肺、脾、肝、腎といい、命門はその一つを主る。(中略)皆脳に吊るされていて、下は臓腑に連なり、血気往来が滞りなく目から生じてくる。故に普通の病が起きるのを、形や色の絲絡にはっきりと現れるし、どの臓腑が病になっているかを観ることができる】というようなことが書かれています。
中国の眼科は、宋(紀元前1100年ごろ-紀元前286年)以後「目の五輪八廓」に分けられているので、この≪証治准縄≫でも五輪八廓で解説が進められるのですが、この本では38ページにも亘り、49の目の病気について細かく説明されている。
ただ、漢方用語が多いので、漢方用語辞典を傍らに置かないと読めないのが難点です。(>△<∥)
この本のほかにも、眼に関する書物は≪眼針≫≪中医望眼弁証≫≪中華眼針≫といろいろあるのですが、基本となっているのは、≪黄帝内経≫と≪証治准縄≫のようです。