ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

街中の銀行風景:スケッチ&コメント

2006-12-15 19:04:22 | スケッチ
阪神電車深江駅から徒歩5分足らずのところにある
街中の銀行に所用があり出かけた。

週末のせいか結構混んでおり、いかにも庶民銀行という店内
風景を待ち時間を幸いにスケッチさせていただいた。

この銀行は「がんばれ阪神タイガース定期預金」を2002年に
監督に就任した星野仙一さんの背番号の77にあやかって、
タイガースが優勝したら金利が通常の7.7倍になるという
触れ込みで顧客を増やしたことで一躍有名になった。

現在は、優勝すれば通常の5.5倍、2位、3位が3倍と変更
しているが、人気は今も持続しているそうだからアイデアさえ
よければ結構客を呼び込めるものだというひとつのいい見本
かもしれない。

改めて店内をスケッチしていると狭い範囲に防犯カメラが
しっかり設置されていることがよくわかった。ATMで手続きしている
客の顔が正面のガラスにまるで鏡のように写っていることにも
気がついた。

防犯カメラはダミーと本物があるらしいが全て本物かどうかは
わからない。画面正面に丸く目玉のように飛び出して見えるのも
カメラである。天井にも円筒のように下に向けて付けられている
装置もカメラである。

頭の上から横から後ろからほぼ完璧に客は監視されていることが
よくわかる。

金利が7.7倍や下げても5.5倍といわれても分母がゼロに等しい
利率にかけても、それがいかにこけおどしであることは百も承知である。

その一方で、星野監督就任の年の2002年当時と比べて、銀行の業態が
最悪の状態から大幅に好転しつつあるにもかかわらず、一部に改善の動きは
見られるが、送金するだけで法外な手数料をとられる実態は変わらない。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)


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牡蠣そば

2006-12-15 14:07:45 | 食と健康
土曜の昼は、「よし萬さん」がお休みですので、おそば屋さんへ牡蠣そばを食べに行った。

想像では、親指の太さぐらいある牡蠣だったのですが、見ると小指の先ほどの大きさである。




小碗にあるのを拡大しても・・・、



もう少し大きいのが食べたかったなー。(-_-)



牡蠣は、ミネラルのカルシウムや鉄や亜鉛、アミノ酸のタウリン、ビタミンA,B1,B2,B12が豊富で、「海のミルク」と呼ばれるほど栄養価の高いものです。

カルシウム:血液PHの均衡、歯や骨の形成、神経沈静、脳活動の促進
鉄:鉄欠乏性貧血の予防、脳活動の促進
亜鉛:精力増強、味覚の正常化、皮膚・粘膜の健康維持
タウリン:コレステロール値を下げる、肝臓強化
ビタミンA:鳥目の予防、発育促進、皮膚の健康維持
ビタミンB1:エネルギー産生、皮膚・粘膜の健康維持、脳神経安定
ビタミンB2:皮膚・粘膜の健康維持、エネルギー産生での代謝支援
ビタミンB12:ヘモグロビン生成の補助、脳神経伝導経路の正常化

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OPEC減産無視、NYダウ99ドル高、新高値更新ー学校で教えてくれない経済学

2006-12-15 08:41:24 | 経済学
12月14日、NYダウは、OPECの1.9%減産決定を無視、米企業の予想外の業績好調を手がかりに急伸、NYダウ構成30銘柄のうち値下がりは3とほぼ全面高、前日比99ドル上げ、12,416ドルと史上最高値を更新した。S&P500平均、Nasdaqも12ポイント、21ポイントそれぞれ値上がりした。

OPECは、ナイジエリアのABUJAで開かれた総会で、2007年2月1日から現行の日量120万バレルに追加して日量50万バレル減産して、更なる値下がりを回避することを決定した。この日OPECはこのところ生産が急増している西アフリカの産油国アンゴラを1973年OPEC結成以来はじめての12番目の加盟国とすることも決めた。

NY原油先物市場は、今回の決定を受け、バレル63セント値上りし、62ドル台で取引されている。ただ、OPECが追加減産を実行できるかどうかは、年始めの原油在庫の状況を見極めた上であるが、「石油を欲しがっている顧客を無視して減産をすることは道理に合わない」と、個人的発言ながらと前置きして、OPEC加盟国のさる高官の発言を今朝のWSJ紙は紹介している。

WSJ紙によれば、OPECは、日量120万バレルの11月1日からの減産決定にも関わらず実際の減産は60万バレル程度に留まっており、今回の追加減産決定は、実質的には、未達分の穴を埋める狙いが大きいのではないかと指摘している。

米労働省は、12月14日、11月の輸入物価が、0.2%増に留まったと発表した。12月9日締めの新規失業者申請件数は、2万減り、30万4千人と発表した。これを受けて米債券相場は値下がり、10年物国債利回りは4.601%へ上昇した。

NY為替市場は、予想外に堅調な米経済データ発表を歓迎して、米ドルが買われ、1ユーロ=1.3149ドル、1ドル=117.83円で取引された。このところ対ユーロでドルが急落していた反動が出たことに加えて、日銀が追加利上げを見送るとの観測が流れ日米の金利差縮少を材料にしたドル売り・円買いの流れが修正されたことが背景にあるようだ。

中国訪問中のポールセン米財務長官は人民元に更なる弾力性を持たせるよう中国政府に強く要請したようだが、ハードネゴシエーターとしても知られる呉儀副首相との交渉は難航しているようだ。人民元が買われると円も連れ高する。ただ、この先も一本調子で円が対ドルで売られるかどうかについては、12月15日に発表される日銀短観の中身を見極めたいとする一部アナリストの見方もWSJ紙は紹介している。

原油・為替・金利の動きは、世界経済の健康状態に大いなるヒントを与えてくれる。(了)

江嵜企画代表・Ken


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