ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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捏造処分は全番組対象に、再現ドラマにも…総務相方針

2007-03-27 13:57:04 | 情報や案内及び雑談
捏造処分は全番組対象に、再現ドラマにも…総務相方針(読売新聞) - goo ニュース

2007年3月27日(火)11:51

 菅総務相は27日の閣議後の記者会見で、捏造(ねつぞう)した番組を流した放送局に対する新たな行政処分案に関連し、処分対象は番組のジャンルを問わず、ニュースやバラエティー、再現ドラマなどすべての番組に適用する方針を示した。
 処分の適用の条件として、菅総務相は「検閲などする気は全く無い。捏造が明らかで、国民に多大な影響を与えること」と述べた上で、捏造にあたるかどうかの判断は、放送事業者自身に任せる考えを示した。

 一方で、菅総務相は「(放送局の)自浄能力に任せるというのは国民の理解を得られない。再発防止を約束してもらうことが必要だ」とし、新しい行政処分導入に理解を求めた。


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これまでは「捏造ではないか?」と思っても、「長い物には巻かれろ」方式が先行していたし、国民個人からの意見などは「無視」された感じであった。

しかし、今回の総務相の会見では、国民の意見が聞き入れられる感がある。

自由に情報が発信される時代でもあるので、捏造でなくても「捏造」と指摘される懸念はありますが、それはそれですぐに解明されるはずですので、放送局関係の方々には厳しい審判のように思うかも知れませんが、それが当然と考える国民のほうが多いはず。

総務相の会見は国民を守る政府が出した結論として、価値の高いものと判断できるのではないでしょうか。

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「育児」で賃金カット JAL乗務員が勝訴

2007-03-27 08:56:34 | 情報や案内及び雑談
「育児」で賃金カット JAL乗務員が勝訴(産経新聞) - goo ニュース


2007年3月27日(火)02:50

 日本航空インターナショナル(JAL、東京)の女性客室乗務員4人が、子育てのため深夜勤務の免除を申請したところ、正当な理由なく月1~2回の搭乗勤務しか与えられなかったとして、同社に就労を拒否されなければ受け取れた賃金約3100万円の支払いを求めた訴訟の判決が26日、東京地裁であった。土田昭彦裁判官は、JALに約1500万円の支払いを命じた。

 土田裁判官は「JALの深夜業免除制度は『午後10時から午前5時までの間は働かせてはならない』と定めた育児介護休業法に基づくもので、原告は深夜に働く義務はない」と判断。深夜勤務免除を申請した他の客室乗務員の平均と比較して、各原告の未払い賃金を算出した。

 判決などによると、JALは育児や介護を抱える乗務員を対象に深夜業免除制度を導入したが、運用方針を変更。申請者は月間1~2日程度しか勤務できなくなり、免除日は無給となったため、原告の給与は3分の1から20分の1に激減した。

 日本航空インターナショナル広報部の話 会社の主張の一部が認められず残念。控訴するかは判決内容を見て判断する。


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客室乗務員を何人も治療した経験から言いますと、客室乗務員と子供の健康のためには深夜の乗務は不適切と言える。

明確な原因はわかっていませんが、客室乗務員の多くは腎経が弱くなっているようですので、深夜まで仕事をするというのは、さらに腎経に負担をかけて健康を害する可能性が考えられるからで、腎経がさらに疲労すると、血液が汚れますので即母乳に影響が出るし、精神的にも不安定になりやすく、深夜勤務が育児に適しないと考えるからです。

しかしこれは、JALだけの問題ではと止まらないと思われるので難しいですねー。

企業側として考えると、深夜勤務からはずすとなると、朝から晩の9時頃までのフライトしかないので、どうしても勤務時間が短縮されるだろうし、乗務員側として考えると、一番応えているのが減給のようだし・・・。

かと言って、勤務時間は短いのに、勤務時間の長い乗務員と同等に賃金を支払っていては企業としては経営に問題が出てくる。

その結果として、飛行機の整備などが手抜きになっても非常に困る。
(そんなことはないと思いますが・・・)
コメント (2)
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原油一時バレル63ドル、NYダウは11ドル安まで戻すー学校で教えてくれない経済学

2007-03-27 08:28:53 | 経済学
3月26日、NY株式市場は、2月の米新規住宅販売が、予測を15%以上下回ったことを嫌気して一時110ドル以上値下がりした。ところが、過剰反応だと気づいたのか、むしろ利下げ時期が早まるきっかけになると気を取り直したのか、結局、先週末比11ドル安の12,469ドルで取引を終了した。ハイテク株主体のナスダック株価指数は小幅値上がりした。

3月26日、NY原油先物相場は、国連安全保障理事会が24日、対イラン追加制裁決議案を採択したことと英海軍水兵15名がホルムズ海峡でイランに拘束された事件から値上がりした。この海峡は世界の石油の20%を運ぶタンカーの通り道である。一時、バレル63.30ドルまで買われたが、結局、63セント高い、62.91ドルで取引を終了した。

この日の原油相場上昇は、米インディアナ州、Whitingにある石油メジャーBPの製油所で火災が発生し、日量41万バレルのガソリンの供給が、夏のドライブシーズンを控えて止まるとして、ガソリン相場が急騰、ガロン2ドルを超えたことが影響したと今朝のWSJ紙は解説している。米国のガソリン相場は一時ガロン1.50ドル台まで値下がりしていた。

NY金先物相場は、イランリスク、原油値上がりに反応して、オンス6.6ドル上げ、663ドルで取引された。ただ、一時ブッシエル4.30ドル台まで上げていたコーン相場は3.90ドル台まで下落した。餌場と見れば「水鳥」は集まるが、食べ終わると相談もなく飛び立つ。

米新規住宅販売のなかで戸建住宅が84.8万件へ3.9%減少した。これは2000年6月来の7年ぶりの低い水準である。先月住宅価格が反発し、中古住宅の販売が持ち直していたことからエコノミストは新規住宅販売が伸びると予測していた。自分の予測がはずれて、「サプライズ」として売り材料に使う。いつものパターンである。

英国水兵の拘束は、2004年6月にもあり、3日あとに釈放されている。今回も早晩釈放されるのではないかとする見方もある。ただ、今回はイランの核開発やイランがイラクへ武器輸出していたとの思惑とも複雑にからんでいるため同一に議論できない。中東原油の供給不足の火種として、どうしても思惑買いの材料に利用されるのであろう。

3月26日、NY債券市場は、株安の反面教師としての債券が買われ、10年物国債の利回りは4.601%へ低下した。NY為替市場では、米住宅販売のサプライズ・データを受けて、米景気減速懸念からドルが売られ、1ユーロ=1.3322ドル、1ドル=118.06円で取引された。

昨日米中古住宅販売は増加したが、在庫も増えていた。マーケットは無視した。在庫が積み上がっている間は家を買う気になり難い。先高期待につれて、買い気も生まれる。「余りものに値なし」だから、在庫減少の兆候が出はじめるまでは本復といえないだろう。(了)

江嵜企画代表・Ken

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