ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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細胞から歯が再生 東京理科大のグループ、マウスで成功

2007-03-09 13:09:20 | 情報や案内及び雑談
細胞から歯が再生 東京理科大のグループ、マウスで成功(朝日新聞) - goo ニュース


2007年2月19日(月)08:44

 マウスの胎児から歯のもとになる細胞を取り出して培養し、おとなの歯を再生させることに、東京理科大の辻孝・助教授(再生医工学)らの研究グループが成功した。作製の成功率は100%で、歯の中に血管や神経などもできていた。臓器を人工的に再生させる技術につながると期待される。18日付の米科学誌ネイチャーメソッズ電子版で発表する。

 胎児期にはさまざまな臓器や組織が、上皮細胞と間葉細胞という2種の細胞の相互作用でつくられる。辻さんらはこれに着目。マウス胎児のあごの歯胚(はい)から取り出した両細胞を酵素でばらばらにし、どちらも高密度の細胞塊にしたうえで、区分けしてコラーゲンのゲルに入れると、培養に成功することを突き止めた。

 さらに、この細胞塊を50匹のマウスの腎皮膜下に注射。14日後に、すべてで歯の形成を確認できた。歯の再生研究は他にもあるが、作製率は20~25%にとどまっていた。

 また、生体内で育てた歯や、生体の外で人工培養を続けた細胞塊を、おとなのマウスの歯を抜いた跡に移植すると、歯が高い頻度で生着した。この歯の内部には血管や神経のほか、クッションなどの役割を果たす歯根膜も再生できていた。

 グループは今回、同様の手法で毛の再生にも成功した。今後、肝臓や腎臓などの臓器づくりも目指すという。


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この研究は、名古屋大学が何年か前に発表した「皮膚の再生医療」に似ていますねー、もっとも、歯と皮膚では全く違うのですが、名大では皮膚再生医療を、すでに臨床していると思います。

たまたま私の知り合いが、名大付属病院で歯の治療を受けていまして、その時も「再生医療が応用される」と聞いた気がするので、名大との共同研究かなと思いました。

それにしてもすごいことです。
歯が再生されるとなると、骨格も再生される可能性が出てくるはずですので、事故等で損傷を受けた骨も再生される可能性がある。

トカゲに生まれ変わるような気分も多少あるのですが、夢が膨らみます。

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ECB3.75% 利上げ、円117円、NYダウ63ドル高ー学校で教えてくれない経済学

2007-03-09 09:25:32 | 経済学
欧州中央銀行(ECB)は、3月8日、ユーロ圏13ヶ国の政策金利を3.5%から0.25%引き上げ年3.75%と決め、3月14日から実施すると発表した。同日、イングランド銀行は、5.25%据え置きを決めた。

3月8日、NY為替市場では、ECBの利上げ発表を受けて、ドルが対ユーロ、対円ともに値上がりして、1ドル=117.14円前後、1ユーロ=1.3131ドル前後で取引された。利上げ予測のないドルに対して、利上げを決めたユーロが売られる「ねじれ」現象が見られる。

今朝のWSJ紙によると、為替アナリストの多くは、インフレ懸念からECBは年央にさらに0.25%、イングランド銀行は5月までに0.25%利上げを予測していると紹介している。

欧州での追加利上げにも関わらず、欧州株は軒並み上昇した。全欧株価指数Stoxx600は1.1%、ドイツ株価指数DAXX1.3%、フランスCAC1.3%、英国FTSE1.1%それぞれ上昇した。利上げ期待は景気の先行きの強さのシグナルというのがマーケットの読みだとWSJ紙は解説している。

3月8日、NYダウは、アジア株、欧州株が揃って値上がりしたことから安心感が生まれ、前日比63ドル高、12,255ドルで取引を終了した。ただ、大手住宅ローン会社が破産したニュースや週末に発表予定の米雇用統計を見極めたいとの空気が流れ株価は伸び悩んだ。

世界の株価の落ち着きは、円キャリートレードの巻き戻しによる円買い・外国通貨売りの動きが収まったことが影響している。「誰もがドル/円相場の動きを注目している」とCowen&Co,アナリスト、ToddLeone氏は話したとWSJ紙は紹介している。

短期の目標金利でみれば、米国5.25%、英国5.25%、ECBが上げて3.75%、日本は0.5%である。日銀総裁は「早期の利上げはない」と先日宣言した。誰が見ても日本の金利は異常に低い。安い金利を利用してリターンを稼ぐ円キャリトレードの温床はまったく変わっていない。

円キャリートレードでヘッジファンドが悪者にされている。しかし、彼らの運用金額は850億ドル程度に過ぎず、世界全体の3,400億ドルから見れば少ない。一番多いのは日本のファンドで2,500億ドルあるとの一部アナリストの見方をWSJ紙は紹介している。

日銀が0.25%利上げしても、所詮0.5%である。より高いリターンを求めて、お金は動く習性がある。欧米はインフレ警戒で利上げのスタンス、日本は当面利上げなし。円キャリートレードは不滅との楽観論の復活が昨日今日の世界的株価回復の背景かもしれない。(了)

江嵜企画代表・Ken


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細胞死の仕組み解明、がん治療応用も…東京医科歯科大

2007-03-09 08:58:24 | 情報や案内及び雑談
細胞死の仕組み解明、がん治療応用も…東京医科歯科大(読売新聞) - goo ニュース


2007年3月9日(金)02:04

 DNAが傷ついた細胞が自ら死んでいく詳しい仕組みを、東京医科歯科大の吉田清嗣助教授らが解明した。
 “細胞死”は、がんを防御する重要な体内メカニズムで、この仕組みを上手に活用できれば、がんの新たな治療法につながる可能性がある。9日付の米科学誌に発表する。

 細胞が自らの遺伝子を働かせて死んでしまう現象は、異常が起きた細胞を体から排除したり、生物の発生過程で形態を変化させるためにも欠かせない。

 その仕組みは単一ではないが、DNAが傷ついた場合は、がん抑制遺伝子p53が損傷の程度を判断、傷が小さい場合は修復、大きい場合は細胞死を誘導する。

 細胞死をp53に働きかけるスイッチの正体は不明だった。吉田助教授らは、p53にリン酸を結合させる働きがある酵素の一つに着目。この酵素を人工的に欠損させると、細胞死が起きないことがわかった。また、この酵素はDNAが傷つくと働き出すことも確認され、細胞死を誘導するスイッチと判明した。


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ガン等の治療に実用できるまでは、まだ何年もかかると思いますが、明るいいいニュースですねー。
この技術が「認知症」の治療に使えたら、と考えてしまいます。

ところで、人工的に酵素を欠損させてアポトーシスの仕組みを変えることが出来るとなると、寿命を延ばす可能性も高くなるということでしょうか。

そうなると200歳まで生きているバアサンもいる、という結果になるのでは?

ではないか。
年齢とともに動脈硬化で詰まってしまうし、筋骨も衰えてきますもんねー。

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