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左にある文章が読みにくいので、抜粋しますね。(^_^)
『針聞書』とは
九州国立博物館に展示されている『針聞書(はりききがき)』
は、戦国時代に著された鍼術の秘伝書である。
縦24.3cm×幅21.4cm、152ページにわたる冊子の巻末には、「永禄十一戊辰年十月十一日 摂州住人上郡茨木二介元行(せっしゅうじゅうにんかみぐんいばらきにすけげんぎょう)(花押)」とある。現在の大阪府茨木市周辺に住んでいた二介(号を元行と名乗る)という人物が、1568年10月11日に記したようだ。織田信長が上洛を果たし、摂津の国に攻め入った9日後だ。
400年の時を経た『針聞書』は、ところどころ破れて、いたずら書きまでされている。このみすぼらしい書物に今、再び注目が集まっている。動乱の世にあった日本人が病の元凶として考えていたものが描かれているのだ。
それは、今にも動き出しそうな63種のハラノムシ。ユーモラスな表情を浮かべて躍っている。
ページをめくるたび、私たちの祖先の精神世界が垣間見えるようだ。
「虫の知らせ」
表紙イラスト:茂利勝彦
はりききがき九州国立博物館蔵
定価 1,260 円(税込み)
B5 版 64 ページ
発行 ジェイ・キャスト
内表紙にも説明書きがありますので、これも文字だけ掲載します。
フィギュア『針聞書』について
虫は古来、人間の身代わりを務めてきました。
「虫の知らせ」という言葉は、人形浄瑠璃「菅原伝授手習鑑」に初めて登場します。
本当は自分が思っているのに、やんわりと虫のせいにして、いやなことも相手に伝える。虫のお陰で人間関係を滑らかにする。これが日本人の知恵でした。
九州国立博物館に展示されている『針聞書』には、そんな虫が63種登場します。
そこで400年以上も前に描かれた奇妙なハラノムシを立体に再現しました。
身近に置けば、癒やしやお守りとなります。
写真左より、悪虫、ソリの肝虫、血積、馬癇
詳しくは、下記URLをご覧ください。
URL: http://www.j-cast.com/shop/mushi.html
解説:
戦国時代に活躍したある鍼立(鍼灸師)が記した医学書がある。
現在、九州国立博物館で『針聞書(はりききがき)』として、展示されている珍本だ。
そこには、奇妙なハラノムシが63 種登場する。
本書では、『針聞書』に描かれたハラノムシのユーモラスな表情を紹介し、それを育んだ日本人独特の精神性、針治療と虫との関係を紐解く。
“ 疳の虫”や“虫の知らせ”といった表現にあるように、ひょっとすると、私たちの体の中で今も息を潜めて棲んでいるのかもしれない。
内 容
◆愛すべき虫たちと空想の世界
日本人は虫とどう向き合ってきたか
同志社大学名誉教授 笠井昌昭
◆63 種登場!
『針聞書』に描かれたハラノムシ
解説 森ノ宮医療学園はりきゅうミュージアム研究員 長野 仁
◆試論『針聞書』
戦国時代の鍼灸ムーブメント
古来、ハリとムシとハラは因果な仲間
長野 仁
◆戦国時代の奇書『針聞書』との出会い
九州国立博物館研究員 東 昇
予約は、六然社さん(yuishouronアットマークhotmail.co.jp)でも受け付けています。
有限会社 六然社 担当山本 03-6279-5102
左にある文章が読みにくいので、抜粋しますね。(^_^)
『針聞書』とは
九州国立博物館に展示されている『針聞書(はりききがき)』
は、戦国時代に著された鍼術の秘伝書である。
縦24.3cm×幅21.4cm、152ページにわたる冊子の巻末には、「永禄十一戊辰年十月十一日 摂州住人上郡茨木二介元行(せっしゅうじゅうにんかみぐんいばらきにすけげんぎょう)(花押)」とある。現在の大阪府茨木市周辺に住んでいた二介(号を元行と名乗る)という人物が、1568年10月11日に記したようだ。織田信長が上洛を果たし、摂津の国に攻め入った9日後だ。
400年の時を経た『針聞書』は、ところどころ破れて、いたずら書きまでされている。このみすぼらしい書物に今、再び注目が集まっている。動乱の世にあった日本人が病の元凶として考えていたものが描かれているのだ。
それは、今にも動き出しそうな63種のハラノムシ。ユーモラスな表情を浮かべて躍っている。
ページをめくるたび、私たちの祖先の精神世界が垣間見えるようだ。
「虫の知らせ」
表紙イラスト:茂利勝彦
はりききがき九州国立博物館蔵
定価 1,260 円(税込み)
B5 版 64 ページ
発行 ジェイ・キャスト
内表紙にも説明書きがありますので、これも文字だけ掲載します。
フィギュア『針聞書』について
虫は古来、人間の身代わりを務めてきました。
「虫の知らせ」という言葉は、人形浄瑠璃「菅原伝授手習鑑」に初めて登場します。
本当は自分が思っているのに、やんわりと虫のせいにして、いやなことも相手に伝える。虫のお陰で人間関係を滑らかにする。これが日本人の知恵でした。
九州国立博物館に展示されている『針聞書』には、そんな虫が63種登場します。
そこで400年以上も前に描かれた奇妙なハラノムシを立体に再現しました。
身近に置けば、癒やしやお守りとなります。
写真左より、悪虫、ソリの肝虫、血積、馬癇
詳しくは、下記URLをご覧ください。
URL: http://www.j-cast.com/shop/mushi.html
解説:
戦国時代に活躍したある鍼立(鍼灸師)が記した医学書がある。
現在、九州国立博物館で『針聞書(はりききがき)』として、展示されている珍本だ。
そこには、奇妙なハラノムシが63 種登場する。
本書では、『針聞書』に描かれたハラノムシのユーモラスな表情を紹介し、それを育んだ日本人独特の精神性、針治療と虫との関係を紐解く。
“ 疳の虫”や“虫の知らせ”といった表現にあるように、ひょっとすると、私たちの体の中で今も息を潜めて棲んでいるのかもしれない。
内 容
◆愛すべき虫たちと空想の世界
日本人は虫とどう向き合ってきたか
同志社大学名誉教授 笠井昌昭
◆63 種登場!
『針聞書』に描かれたハラノムシ
解説 森ノ宮医療学園はりきゅうミュージアム研究員 長野 仁
◆試論『針聞書』
戦国時代の鍼灸ムーブメント
古来、ハリとムシとハラは因果な仲間
長野 仁
◆戦国時代の奇書『針聞書』との出会い
九州国立博物館研究員 東 昇
予約は、六然社さん(yuishouronアットマークhotmail.co.jp)でも受け付けています。
有限会社 六然社 担当山本 03-6279-5102