ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

モンブラン、マッターホルン

2008-02-20 16:34:26 | 一枚の写真
Kenさんのご友人からご寄稿頂きました。


今月6日より13日までイタリヤ、クールマイヨールにスキーに行って来ました。

モンブラン、マッターホルン、の山々を裏側(日本人が勝手に裏と言っているだけですが)から眺めると、今までのイメージがまるっきり異なり、こんなに険しい絶壁が重なり合っている山々であったかと改めて感心するやら、モンブランの下を刳り貫いた11Kmにおよぶ直線トンネル、トンネルを抜けるとそこは隣国フランス、見慣れたモンブランの姿が現れました。

Kenさんお説の通り物事を一面から観念的にみることの怖さ、愚かさを思い知らされました。

2月6日に成田を出発、翌日夕方にミラノ着マイクロバスにて1時間半のイタリヤ最北部オアスタ州のクールマイヨールのホテルに夜9時ちかくに着きました。



ホテル近くから見たモンブランで右側雪を冠った所がピーク(4807m)でフランス側です。左側絶壁から左がイタリヤ側です。




クールマイヨールスキー場でフランスボルドーから来た一行との交流シーン、背後がモンブランです。




シエルマーのアルゼンティアスキー場上部、グランドモンテ(3275m)にて。




イタリヤ北端チェルビニアの町とスキー場で背後がマッターホルン(4478m)。




マッターホルン麓のスキーゲレンデです。取り急ぎ第1報を送ります。

T.K.

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原油終値で初めてバレル100ドル突破(学校で教えてくれない経済学)

2008-02-20 08:28:44 | 経済学
日本ではイージス艦が漁船に衝突したニュースが各紙の一面トップを飾っているが、今朝のCNNテレビでは、 キューバのカストロ首相(Fidel Castro)が49年間の大統領職を辞任し、弟のRail Castroに権力の地位を譲ったことを大きく取り上げていた。

WSJ紙では、①中国の1月の消費者物価が7.1%上昇した。②原油相場が、バレル100ドルを突破した。③英ノーザンロック銀行国有化がサブプライムローン問題の行方にどのような具体的な効果をもたらすかがトップニュースに並んだ。
 
 2月19日、祝祭日明けのNY株式市場では、NYダウは一時、100ドル以上値上がりしたが、金融不安がぬぐいきれず、引けにかけて急落、10ドル安で取引を終了した。原油高に刺激されて、銅、錫、ニッケルなど非鉄金属相場上昇、穀物相場も連れ高、さらに、金のオンス25ドル高に引きずられて、プラチナ、パラジウムなど貴金属相場は軒並み上げた。

 2月19日、NY原油先物市場では、WTI(軽質油)相場が、バレル100.01ドルと終値で始めて100ドルを突破した。ブレント原油も値上がりし、バレル97.85ドル前後で取引された。ナイジエリアでの政情不安、テキサスでの製油所火災、OPEC増産見送り観測など様々な要素が絡み合った結果である。

 中国統計局は、1月の消費者物価指数が、昨年12月の6.5%増に引き続き、前年比7.1%上昇したと発表した。これは1996年9月以来の上昇率である。急激な物価上昇は、深刻な雪の被害も影響したが、なかでも、食料品の18.2%上昇が目立っている。

 中国人エコノミスト、Fan Gang氏は、「輸出急増が続いており、毎年、4000億、5000億ドル単位で中国の外貨保有高が増えている。中国政府は引き締め政策を続ける必要がある」と語ったとWSJ紙は紹介している。

 2月19日、NY外国為替市場では、ドルが売られ、1ユーロ=1.4744ドル、1ドル=107.80円前後で取引された。ただ、対英ポンドでは、ノーザンロック国有化の影響で、1英ポンド=1.9484ドルとポンドが対ドルで値下がりした。

 ドルの値下がりは、次回の米FOMC会合で、さらなる利下げが予想される一方、インフレ懸念の強いユーロ圏では、当面、利下げの可能性が薄いこと、豪州では商品相場急騰でインフレ警戒して、現行7.0%から0.25%利上げ予測が背景にある。

 漁船にも責任があるだろうが、漁船さえ避け切れないイージス艦のお粗末さが気になる。全てたるみが原因だと言い切れないが、覇気が感じられない国会答弁が象徴している。(了)

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