不思議な治療器の研究のために研究員を募り、3名の方が研究員としてスタートを切りました。
その中で、お二人は社会経験のある方々でしたので、業務中の言動や行動に関して何の不安もなかったのですが、20才の子だけは社会経験がないだけに、少し気がかりだった。
ところがこの子、患者さんがベッドに上がると、教えてもないのにちゃんとスリッパを揃えている。
スタッフに「教えたの?」と聞くと、「いいえ」という返事。
この子の株が上がったことは言うまでもない。ヽ(^o^)丿
相手に対する敬意や「床座施」(部屋などを整理整頓して訪問者に気持ち良く居てもらうという施しの一つ)の或る人は、学習でも業務でも何か光るものがあるし、伸びる人と観ている。
きょうは鍼灸師の国家試験がある。
(知り合いに去年受験できなかった人がいるので、是が非でも受かって欲しいと祈っています)
フリー写真素材集より
国試が済むと何人もの鍼灸師が誕生するのですが、資格を持った人が何人いても、その中で輝いて選ばれる人になれるのは、この子のような常識教育のいき届いた子のような気がする。