米景気後退懸念、ＮＹダウ65ドル安（学校で教えてくれない経済学）

　米国最大の百貨店チエーン、メイシー（Ｍａｃｙ‘s）が2,550人を解雇すると発表したと、今朝のＷＳＪ紙は報じていた。メイシーは、同時に、1月の売り上げが7.1%減ったと発表した。全米ショッピングストア協会（ＩＣＳＣ）は、全米で1月の売り上げは、横這いか、減少するとの予測を発表した。

　全米管理協会（Institute for Supply Management)は2月5日、1月のサービス業景況感が、昨年12月の54.4から41.9へ低下したと発表した。ＩＳＭショックで、昨日のＮＹダウは370ドル値下がりしたが、一日後の2月6日も、前日比65ドル安、12,200ドルで取引を終了した。

　ウオール・ストリート・ジャーナル（ＷＳＪ紙）エコノミスト52名の最新の投票によると、リセッションを予測する比率が、昨年6月23%が今年1月40%、今回、49%に上がったと今朝のＷＳＪ紙が紹介している。

　米ＧＤＰ予測では、08年１～3月期の米ＧＤＰは、1月時点予測の1.2%から、昨年10~12期並の0.6%へ低下した。08年の米住宅価格は、4.5%値下がりし、失業率は、1月の4.9%から5.4%すると予測した。状況判断が一段と厳しく変化してきたことを示している。

　住宅の話では、日高義樹氏の講演を聞く機会があった。利息だけ払えば自分の家が持てるといった話が、3年前ごろから、盛んにアメリカの新聞広告で出ていた。アメリカ人は、家を次々、住み替える。値段が上がっている間は、買い替え、買い替えで、うまくいった。それが住宅の値段が07年末をピークに、値下がりを続けて、状況が一変したと話していた。

　米国では毎年、500万戸の家が売り買いバランスしていた。それが、現在、150万戸が売れずに在庫になっている。これでは住宅の値段が下がらない方がおかしい。危機感を抱いたのであろう、米ＦＲＢ議長、バーナンキさんは、ＦＦレートを3.0%まで一気に利下げした。

切れるべきカードを先出ししてしまった裏目は、先々で、必ず出るだろう。かたくなに拒んでいた利下げを、バーナンキさんが、ここえきて、ばたばたと利下げを始めた。物事すべてそうだが、ばたばたやって成功したためしがないことは、過去の歴史が証明している。

　メイシーは売り上げ減を予測して株価は下げた。一方、大方のエコノミストが、景気減速、売り上げ減を予測した、ウオルト・ディズニーの株価は4.9%上げた。ドル安で海外からの客が増えたのはわかるが、国内の客も落ちていないと今朝のＷＳＪ紙は報じている。

　世の中からお金が消えたわけではない。どこにお金が向かうかが決め手である。（了）

「三姉妹演奏会・中国民族楽器 二胡、琵琶、揚琴の饗宴」

左から劉先生、成さん、魏ウェイさん。



今度の日曜日（10日）に、タイトルのコンサートが開かれる。
第二のタイトルが、 「東方清華弦楽アンサンブルコンサート」 となっていますので、優雅で魅惑の音に犯される（笑）に違いない。

二胡の劉先生は、いつもお茶目で明るい方ですが、練習の時は・・・、ちょっと厳しいと思う人もいるらしい。
しかし、中国での民族楽器の練習に比べると、と～～～～～っても優しいそうだ。^-^;
思うのですが、「厳しい」ということは、「期待している」という意思の現れですので、厳しくされた人は、「私は期待されているのだ」と考えていいのでは？

揚琴の成さんは、三人の中で一番落ちついていて、人の話を聞く時は「うん、うん、あ、ほんとう、うん、うん、あははは」と笑う。
揚琴の世界では「知らない人でも知っている」というぐらい有名ですが、非常に謙虚な方で、けして飾ることをしないので、誰もがファンになってしまいます。

琵琶の魏ウェイさんは、ちゃきちゃき娘がそのまま成長したような方で、サッパリした性格の持ち主であり、女性ですが男らしくて付き合いやすい方です。
彼女の性格は、演奏の時にも垣間見ることができ、テンポの速い曲などを弾く時は、和太鼓隊の演奏を聴いているほどの迫力があり、昔の戦の場面などを演奏する時には、聴いている人の心まで戦場に連れて行ってくれ、心臓が踊りだして血が騒いでしまう。

ゴメンナサーイ、(゜゜)(。。)ペコッ　ピアノの三界さんは存知上げてない。
京都のマキちゃんしかしらなーい。ヽ(__ __ヽ)

さてさて、今回のコンサートのメインは、音楽監督の金先生でしょう。
金先生は、中国の大学で副学長を勤め、日本の国立大学の招聘教授（客員教授ではない）も勤めるほどの方です。すごーい＼(^O^)／
電話で聞いた話ですと、今回のコンサートでは、金先生が作曲された曲が３曲もあるそうで、胸がドキドキします。

期待に胸がドキドキと言うよりも、曲に親しめるかとドキドキするのです。
何故なら、金先生は博士号を三つ（四つかもしれない）持っていて、その中に「哲学博士」の称号があるのです。
つまり、哲学者というのは、時々わけのわからないこと言うので、音楽にもわけのわからないような部分を作ってしまう可能性があるということです。

でも、かなりの人格者であり、誰にでも非常に優しい方で、私がきょうあるのは、彼の助言があったからだと私はいつも感謝しています。

そんな方が作られた曲を、三姉妹の美女が演奏してくれる。

ぜひぜひ、ぜひいらっしゃって中国民族楽器の演奏に犯されてくださいマセ！


2月10日（日）
１８：００開場
１８：３０開演

主催：Officeliu　

出演者：
　二胡・劉鋒（Liu Feng)
　揚琴・成燕娟（Cheng　Yanjuan)
　中国琵琶・魏　王韋　(Wei Wei)
　ピアノ・三界晶子（Mikai 　Shouko)
　作曲、編曲：金士友（Jin Shiyou)

　コンサート音楽監督：金士友（Jin Shiyou)

場所：サントリーホール小ホール

チケット：　全席自由　
前売券￥4.500円　
当日券￥5.000円

チケット問い合わせ：

チケットぴあ Pコード　２７３－３６２
OfficeＬiu：（矢野）TEL・FAX03-3576-1768
　　　　　　携帯電話：（矢野）090－4738－0352
　　　　　　　メールアドレス：ulala0704アットマークhotmail.co.jp


チケットはすでに完売されたようですので、こちら→ Officeliu で次回のコンサートをチェックしてください。

よろしくお願い申し上げます。

m(_ _)m　(゜゜)(。。)ペコッ　(゜゜)(。。)ペコッ　(゜゜)(。。)ペコッ