ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

樹齢400余年の枝垂桜

2010-04-07 11:13:41 | 一枚の写真

江嵜企画のKenさんの友人、Y.K.さんからのご寄稿です。


当地の 桜 昨日から散り始め 今が一番の見頃です。 
近くの真間山弘法寺の銘木、伏姫桜。
樹齢400余年の枝垂桜です。

伏姫は、里見八犬伝に登場する「伏姫」にちなんだ名です。
弘法寺のすぐ傍に「里見城址」が有り、此処も桜の名所になっています。








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ギリシャ不安再燃、ユーロ125へ下落(学校で教えてくれない経済学)

2010-04-07 11:02:39 | 経済学
為替の動きは、人間のからだで言えば、脈拍や血圧のようなものだと常々考えている。ちょっとした心配事があっても、血圧が簡単に上がったり、脈が早くなることはよくある。経済も同じで、特に為替相場は微妙に変化するから下手な説明を聞くより余程分かり易い。

6日のNY外国為替市場でユーロ相場が対ドルで、1ユーロ=1.3379ドル、対日本円では、1ユーロ=125.67円へ約1.2%値下がりした。なぜユーロが値下がりしたのか。ギリシャがIMFのバイパス援助を望んでいないと一部に伝えられ、ギリシャ国債が急落したからだと6日付けのWSJ紙は報じていた。

6日のNY株式市場は、前日比ほぼ横ばいの3ドル安、10,969ドルで取引を終了した。一時11,000ドルに迫ったが、越せなかった。NHK・BS「おはよう世界」の「経済情報」のコーナーで、ギリシャがIMF援助に前向きでないと伝えられたことで相場の足を引っ張ったことが影響したと番組に出たある専門家がNYから解説していた。

日本人に相場嫌いな人が多いのは、こう言ったちょっとした情報で、相場がコロコロ動くことを嫌がる傾向が強いからであろう。ところが、コロコロ動くのは相場の世界だけではない。一番動いているのが人間のからだであることに、日本人は意外に気づいていない。

WSJ紙によると、ギリシャのPapandreou首相は、社会不安や政治不安の引き金になるとしてIMFバイパス計画の変更を望んでいると欧州の一部メディアが伝えた。ギリシャ政府は即効否定したが、ギリシャ国債は急落した結果、ドイツ国債の利回りとの格差が5日の3.45%から一気に3.7%まで拡大した。

利回り格差が拡大すればその分利払いが増える。例えば1000万ドルの国債の利払いが40万ドル増える計算になる。ユーロの銀行はギリシャに年4~4.5%で融資するが、ドイツは6~6.5%の線を譲らないでいるとWSJ紙は書いていた。

ギリシャの財政赤字は、GDPの約13%である。これを11年に8.7%、12年にEUの基準の3%以下に抑える。そのために先日EU理事会で返済に問題が起これば、EUが2/3,IMFが残り1/3を融資すると決めた後ユーロ相場もひとまず落ち着きを取り戻していた。

仮にIMFのバイパスを通して血の流れを良くする作戦が頓挫するとどうなるか。ギリシャ財政破たん懸念が再燃する。心臓がハタハタして、ユーロ相場は値下がりする構図である。BNPパリバ証券アナリストは1ユーロ=1.30ドルまで下ると予測した。ギリシャ富裕層は預金を外国へ移し始めたとWSJ紙は書いていた。たかが為替、されど為替である。経済とからだの健康は共通点が多い。健康を失えば全てを失う。日々の健康管理が大切だ。(了)

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