ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

米企業業績改善期待、NYダウ103ドル高(学校で教えてくれない経済学)

2010-04-15 09:19:48 | 経済学
NYダウが、3週間ぶりに、3ケタの値上がりで、前日比103ドル高、111,123ドルで取引を終了した。投資家は、JPモルガンのレポ-トが金融システムの強さを示唆したこと、インテルの売り上げの大幅増を歓迎し、両者の株価がそれぞれ3%以上値がりしたことが株式市場に買い安心感を与えたと14日付けのWSJ紙が伝えていた。

米商務省が、14日、3月の米小売高が前月比1.6%増加を発表した。エコノミストの予測1.3%増を大きく上回った。消費者物価指数の伸びが小幅にとどまったこと、米企業の在庫投資が増えたこともこの日の株価急反発を助けたとWSJ紙は書いていた。

バ―ナンキ米FRB議長が、米上下両院合同経済委員会で、財政赤字を減らす十分な経済成長は、個人消費と企業の設備投資次第である。FRBは「長めの期間(extennded period)」の低金利を継続すると証言したとWSJ紙は紹介した。

バーナンキ議長は、同日の証言で、中国の人民元は過小評価(undervalued)されており、その結果輸出指導の経済を推進していると語った。IMFは通貨政策が適切に実施されれば、中国の成長に有害とならないとのレポートを発表した。人民元切り上げは、6月のG20開催時期に合わせて中国は実施するだろうとの一部の観測をWSJ紙は紹介した。

NHK・BS「おはよう世界」(ブルームバーグ)は、「インテルが好決算を発表した。アップルのiPAD発売が異常人気で在庫がなくなりアメリカ以外での販売が延期された。他の半導体企業決算も期待できる」とし、ダウ、ナスダック、S&P500種平均共に値上がりしたと解説していた。

「おはよう世界」(経済情報)では、三菱東京UFJの大宮広行氏が、「景気は回復してい
るが、雇用の戻りは鈍い。それが長期金利を3.8%台に抑えている。その結果住宅ローン、自動車ローン金利共に低位に維持させ、米国消費を下支えしている。」と解説していた。

14日のNY外国為替市場では、1ドル=93.23~28円、1ユーロ=127.23~35円で取引された。NY原油(WTI)先物相場は、在庫減少レポートを好感、一時、バレル86.30ドルまで急反発した。NY金先も小幅ながら反発、トロイオンス6.20ドル高、1,159ドルで取引された。バ―ナンキ議長の議会証言で、改めて米金融緩和は継続するとみたリスクマネーが、株式はじめ商品市場などへ還流してきている現れと見られる。

日本では悪い話は極力隠す。その一方で、いい話も表に出そうとしない傾向が強い。ただ、人が並んでいるだけで,しかと中身を確かめようともしないで、漫然と列に加わる。船が難破した。皆さん、飛び込んでますよと言えば飛びこむ。「世界ジョーク集」を笑えない。(了)

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ベルフラワー(スケッチ&コメント)

2010-04-15 08:02:06 | スケッチ


ベルフラワー

江嵜企画代表・Ken



おなじみのフラワーショップ「潤」に出かけた。青紫色の小さな花を無数につけた鉢植えが店先の棚一杯に並んでいた。背丈はせいぜい15~20センチほどである。花、つぼみ、葉っぱのコンビネ―ションが気にいった。いつものように自宅に持ち帰りスケッチした。

 なんという名の花ですかと支払いカウンターで尋ねたら、ベルフラワーだと答えてくれた。そう言われて、花を見ると横向きの姿がベルに似た姿をしている。花も可憐で、けれんみなく咲いているが、下から下から次々と突き出してくるように次の出番を待っているつぼみ達から特に元気をもらった。

 ヤフーのブログで調べたら、キキョウ科ホタルブクロ属、原産地端ダルマチア。土壌を選ばず、とても育てやすい花です。終わった花は早めに摘み取ることが、次々花を咲かせるコツです、と出ていた。

 花言葉は、感謝・誠実・饒舌と出ていた。感謝や誠実は花言葉に結構多い。しかし、饒舌が一枚加わっているのが面白かった。和名は「風鈴草」と出ていた。風鈴の季節はもう少し先だが、手入れを怠らなければ、次々花を咲かせるそうだから、退屈な時のおしゃべり相手にうってつけの花かもしれない。(了)

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