ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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米消費者信用残高減少を嫌気、NYダウ72ドル安(学校で教えてくれない経済学)

2010-04-08 08:45:20 | 経済学
7日付けのWSJ紙は、2日前まで活況だった株式、債券がともに方向転換したとの書き出しの記事を載せていた。NYダウは、前日比72ドル安、10,897ドル、10年物国債の利回りは年3.863% へ急落した。NY外国為替市場では、ユーロが対ドルでこの日も売られた。

NHK・BS「おはよう世界」が紹介するブルームバーグは、①米FRBが発表した消費者信用残高が予想以上に減少、消費者は借入を増やしていないことが確認された、②利益確定売りのきっかけに使った、③Visaなどカード会社株が大幅値下がりしたことが相場の地合いを悪化させたと今朝のNYダウの値下がりについて解説していた。

ユーロ売りは、ギリシア救済問題が前日同様に材料に使われた。ブルームバーグは、ギリシャ不安は、この日1日だけで終わるのか、長期にわたるのかと問いかけながら、今後の株価は、来週から始まる米企業の今年1~3月期の決算の結果次第であろうと結んでいた。

WSJ紙は、別ページで、ドルは、対ユーロでは、今年に入り7%値上がりしたが、対アジア通貨では軒並み値下がりしている。マレーシア6%、インド、インドネシア、韓国それぞれの通貨に対して4%、タイバーツでは3%値下がりしたと報じていた。

ドルは隣国カナダ通貨でも値下がり、2日続きでドルと等価(1:1)を割った。豪ドルに対してもドルは値下がりしている。カナダ、豪ドルの値上がりは、7日は85ドル台まで下げた原油であるが、原油、金、プラチナ、パラジウムの値上がりを反映している。

アジア通貨の値上りは、中国、インドの経済拡大にリードされ、アジア経済全般に対する期待感の高まりによる。世界的な金余りを背景に、投機資金が、アジア通貨、カナダ、豪ドルに代表される資源国通貨にも、流れ込んで来ている結果であろう。

インドを訪問していたガイトナー米財務長官が、香港経由で急遽北京入りすると「おはよう世界」が香港テレビニュ-スを紹介、来週予定されている湖錦濤国家主席とオバマ米大統領との会談を前にして、人民元切り上げ問題で事前すり合わせを行うものと見られると解説していた。

人民元切り上げについては、世界銀行が7日発表したレポートで、中国は消費者物価上昇と景気過熱を抑えるために人民元切り上げを迫られている。中国は近い将来、人民元相場の変動幅により柔軟性を持たせることになるだろうと指摘したとWSJ紙が紹介していた。

日本では事が起こったあと騒ぐケースが多い。経済も病気も同じである。余りに神経過敏になることは良くないが、世界の動きや体調の微妙な変化には常に敏感でありたい。(了)

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オステオスペルマム(スケッチ&コメント)

2010-04-08 08:43:41 | スケッチ


オステオスペルマム

江嵜企画代表・Ken



 神戸三宮へ出た時は、スケッチ習作用の花を買うために、フラワーショップ「潤」に立ち寄ることが習いとなった。この店は手ごろな値段で季節ごとに色々な種類の花を店頭に並べてくれるので重宝している。 

 この日は、菊に似ている、背丈20センチほどの,あまり目立たないが、鉢植えされた白とワイン色のコンビネーションが気にいって衝動買いした。ラベルを見たら、オステオスぺルマムと書いたあった。自宅に持ち帰り、いつものようにスケッチした。

 ブログで調べたら、菊科、南アフリカ原産で、春から夏にけて長い間咲く花。花ことばは「富、豊富」である。名前のオステオスペルマム(Osteospermum)は、ギリシャ語のosteon(骨)+sperma(種子)が語源と出ていた。舌をかみそうな名前だが、語源から想像すると、種に特徴がある花かもしれない。

 日当たりのよいところを好む。乾燥に強いが、過湿になると根腐れを起こす。花はこまめにとりのぞくことと、園芸の手ほどきを教えていた。園芸品種として人気があるのだろう。店頭の多くのスペースを占拠していた。(了)

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