ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

不毛の国会審議に、せっかくの元気も吸い取られてしまう(学校で教えてくれない経済学)

2010-04-22 11:52:19 | 経済学
IMF(国際通貨基金)は、最新の世界経済見通しを、今年1月出した年3.9%増から同4.2%へ上方修正した、ただし、地域によってばらつきがあり、来年は4.3% 増に据え置いた。多くの先進国では「緩慢な回復」、新興国や発展途上国では「顕著な回復」と指摘したと21日付けのWSJ紙は伝えていた。

一方、IMFは、先進国で債務が膨らみ続けている。ギリシャ問題はその先駆けである。政府発行のソブリン債に引き取り手がなくなる、ソブリンリスク危機に備えて、各国は、それぞれ、具体的に取り組む必要があると警告したとWSJ紙は書いていた。

WSJ紙は、日銀が、平成11年度の物価上昇率を現在の「マイナス0.2%」 から「ゼロ以上」に引き上げた。わずかだが、日銀が上向きへ方向を変えた。「日本の高官が日本経済に明るい展望を示す」の見出しで、珍しく日本関連の記事を掲載していた。

近着の二ユーズウイーク日本版は、「上海ルネッサンス」のタイトルで、東京VSソウルVS上海ハブ競争を取り上げ、上海に軍パイを上げざるを得ない。東京をハブ(結節点)化するには文化のあり方を根底から変える必要がある。東京はよそ者を受け入れない都市だ。ユニークな特性を持つ個性的でな偉大な都市として売り込む事だと書いていた。

日本で一杯250円の牛丼が出た。100円グッズの専門店が99円に値下げした話にもびっくりする。ユニクロも日本のような国では、デフレ時代はいいが、この先、インフレ傾向が徐々にではあろうが強まれば、客離れするであろう。日本のデパートの商品は、相対的に高すぎる。しかし日本のデパートが値段で勝負するようになると間違いなく潰れるだろう。

日本と言うことでは、昨日、国会での党首討論をテレビで見始めたところ、鳩山総理、谷垣自民党総裁お二人の余りに不毛なやり取りを聞かされ、せっかく、今日も元気で頑張ろうと思っていたところ、生気がお二人に吸い取られそうな気になって、あわててスイッチを切った。

21日のNYダウは7ドル強上げ、11,124ドルで取引を終了した。NY外国為替市場では、1ドル=93.12~14円、1ユーロ=124.64~70円で取引された。原油(WTI)はバレル83.68ドルとほぼ横ばい、金先物は、オンス9.60ドル高、1,148ドルで取引された。ギリシャ支援策について21日からアテネで始まったIMF,EU,ギリシャ政府との協議が不透明と伝えられ、ユーロが売られたと今朝の「おはよう世界」(経済情報)が伝えていた。

IMFに指摘されるまでもなく、これからの時代は、[先進国停滞]、[新興国発展]の構図が鮮明になるだろう。問題はリーダーなき日本である。人任せ人生返上の時がやってきた。(了)

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芍薬(スケッチ&コメント)

2010-04-22 09:02:04 | スケッチ


芍薬

江嵜企画代表・Ken



 いつもお世話になっている御影本町6丁目の歯科医のT先生宅に見事な芍薬の花が、今を盛りと咲いていた。絵心を大いに刺激され、治療のあと、お願いして、庭に下りてスケッチさせていただいた。

 帰宅してブログで芍薬をクリックした。牡丹科、学名Paeonia、ギリシャ神話の”医の神”「Paeon」の名に由来する。Paeonはオリンポス山から取ってきたシャクヤクの根によって、黄泉(よみ)の国王「プルートー」の傷を治した。シャクヤクは、死者の国の王の病も治すほどの万能薬という事で漢方薬の中でも極めて重要な植物のひとつと出ていた。

 開花時期は、5月10日~末ごろ、中国原産,牡丹とそっくり。牡丹は“樹木”、芍薬は”草”に分けられる。牡丹が咲き終わるのを待つようにして咲くとあった。

 「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と美人を掲揚する言葉としても良く知られている。前々から一度スケッチしたいと思っていた花である。絶妙のタイミングでスケッチ出来、T先生に感謝している次第である。(了)

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