4月半ばを過ぎて、肌寒い日が続くと思っていると、今日4月16日は、旧暦では3月3日、雛祭りの日である。大阪の繊維問屋でも、旧暦のカレンダーを参考にしながら、現在も商売をしておられる方は結構おられる。視点を変えるとなるほどと思うことがよくある。
「ところ変われば品変わる」ということわざがある。広辞苑によれば、「土地が違えば、風俗習慣が違う」と書いてあった。NHK・BS「おはよう世界」に、最近すっかりはまっているが、世界の動きを、要領よくまとめて伝えてくれるので、誠にありがたい。
アイスランドの火山が噴火して、火山灰でロンドンに被害が出ていると今朝の「おはよう世界」が伝えていた。災害関係では、中国青海省でマグニチュード7.1の地震が発生、少なくとも700 人以上がなくなった。胡錦濤主席、温家宝首相ともども、外交旅程を急遽キャンセル、現場にかけつけると伝えていた。災害地がチベット自治区のためであろう。中国のトップ2が、チベット人居住地域で起こった地震に敏感に反応した。
世界の動きということでは、直近のニューズウイーク誌日本版は「国際情勢超入門」という派手なタイトルを表紙に付け、アメリカの経済や中間選挙の行方、「イギリス政権交代」、「米中両国のケンカはやらせだ」など、国ごとに世界の動きを分かり易く分析している。富に外国の動きに興味を示さなくなったと言われる日本の若者には是非とも読んで欲しい。
日本人は株嫌いの人が多い。当の「経済学」では、NYダウの動きを毎日のように紹介している。株の売り買いのためではない。NYダウ採用30銘柄の大部分が俗にいうグロ―バル企業であり、世界の動きの指標として参考になることが多いからだ。
15日のNY株式市場は、前日比21ドル高,11,144ドルで取引を終了した。米企業業績見通しが、依然として、失業率が高止まり、住宅、不動産部門に不透明感を残しながらも、リーマン破たん後の悲観人気から見れば、確実に改善している。グーグル、インテルに限らず、海外事業が米企業の業績を支えていると15日付けのWSJ紙が解説していた。
今朝の日経CNBCに登場したコメンテーターの口から、Overseas(オーバシ-ズ)、オーバシーズという言葉がしばしば耳に飛び込んできた。オーバシーズとは、言わずと知れた、外国、海外の意味である。アメリカ国内だけを見ていては、投資家は、企業業績、景気の先行きを見間違いますよ、とアメリカ人が見ているテレビ番組で声高に叫んでいた。
40年前の古い話だが、元職場の米国人の顧問弁護士が、アメリカ人は、図体は大きいが典型的な島国だ。自分の国のことしか関心がない人種だとよく話していた。そのアメリカが海外に目を向けようと言いだした。元祖島国の日本が内向きでどうするというのだ。(了)
「ところ変われば品変わる」ということわざがある。広辞苑によれば、「土地が違えば、風俗習慣が違う」と書いてあった。NHK・BS「おはよう世界」に、最近すっかりはまっているが、世界の動きを、要領よくまとめて伝えてくれるので、誠にありがたい。
アイスランドの火山が噴火して、火山灰でロンドンに被害が出ていると今朝の「おはよう世界」が伝えていた。災害関係では、中国青海省でマグニチュード7.1の地震が発生、少なくとも700 人以上がなくなった。胡錦濤主席、温家宝首相ともども、外交旅程を急遽キャンセル、現場にかけつけると伝えていた。災害地がチベット自治区のためであろう。中国のトップ2が、チベット人居住地域で起こった地震に敏感に反応した。
世界の動きということでは、直近のニューズウイーク誌日本版は「国際情勢超入門」という派手なタイトルを表紙に付け、アメリカの経済や中間選挙の行方、「イギリス政権交代」、「米中両国のケンカはやらせだ」など、国ごとに世界の動きを分かり易く分析している。富に外国の動きに興味を示さなくなったと言われる日本の若者には是非とも読んで欲しい。
日本人は株嫌いの人が多い。当の「経済学」では、NYダウの動きを毎日のように紹介している。株の売り買いのためではない。NYダウ採用30銘柄の大部分が俗にいうグロ―バル企業であり、世界の動きの指標として参考になることが多いからだ。
15日のNY株式市場は、前日比21ドル高,11,144ドルで取引を終了した。米企業業績見通しが、依然として、失業率が高止まり、住宅、不動産部門に不透明感を残しながらも、リーマン破たん後の悲観人気から見れば、確実に改善している。グーグル、インテルに限らず、海外事業が米企業の業績を支えていると15日付けのWSJ紙が解説していた。
今朝の日経CNBCに登場したコメンテーターの口から、Overseas(オーバシ-ズ)、オーバシーズという言葉がしばしば耳に飛び込んできた。オーバシーズとは、言わずと知れた、外国、海外の意味である。アメリカ国内だけを見ていては、投資家は、企業業績、景気の先行きを見間違いますよ、とアメリカ人が見ているテレビ番組で声高に叫んでいた。
40年前の古い話だが、元職場の米国人の顧問弁護士が、アメリカ人は、図体は大きいが典型的な島国だ。自分の国のことしか関心がない人種だとよく話していた。そのアメリカが海外に目を向けようと言いだした。元祖島国の日本が内向きでどうするというのだ。(了)