「おはよう世界」というNHK・BSの番組にすっかりはまっている。各国の言葉を日本語に置き換えてニュースを流してくれるから誠に重宝している。同じ出来事を伝えるニュースでも国ごとに微妙に違う。日本では違うことを嫌う。日本以外では違いこそが魅力だと受け止める傾向が強い。ユニークといえば外国では褒め言葉である。日本ではユニークをわざわざ「変人」と置き換える。「変わった人」は、なせか日本では好まれない。
テレビ東京系「モーニングサテライト」という番組も最近見るようになった。日替わりでそれぞれの分野の専門家が登場する。株価や為替の動きなどを解説してくれる。日経朝刊のダイジェスト版を紹介するコーナーもある。今朝の二ュ-スではユニクロが外国人の採用を8割増やす話とプラドが香港の株式市場上場を決めた話が特に印象に残った。
今朝の「モーニングサテライト」で大和証券キャピタルマネジメント、シュナイダ―恵子氏が「鉄スクラップの値段がアメリカでトン200ドルが400ドルに値上がりした」と話していた。中国で70ドル、欧州で100ドル高とそれぞれ値上がりしているが、アメリカで突出している。「アメリカでは自動車販売の急回復に加えて土木建設が動き始めたからだ。設備投資減税が下支えている。」と解説していた。
今朝の「おはよう世界」(経済情報)で、米みずほ証券の大宮弘之氏は「NYダウ、ナスダックとも横ばい、前日の大幅高でスピード調整した。1月の雇用統計を見極めたいこともある。一方、商品市場は原油は90.86と横ばいだったが、砂糖が30年振りの高値、小麦が2008年8月来高値でそれぞれ史上最高値を更新した。」と解説していた。
「おはよう世界」では、エジプトで反ムバラク派と親ムバラク派でデモ隊同士で争う様子を紹介していた。エジプトデモ関連ではロシアRTRテレビが「ロシア政府がエジプト便の規制を決めたが、今朝もモスクワ空港ではエジプトに向けて飛び立った飛行機がある。」と批判的に紹介していた。エジプト情勢はいまだ流動的で警戒を要すると捉える放送局が多かった。
一方、NY外国為替市場では1ドル=81.53~55円、1ユーロ=112.50~60円で取引された。1ユーロ=1.38ドル台とユーロ堅調が目立つ。ユーロ圏の1月のインフレ率が急上昇した結果、ECBの会合でトレシ総裁が何らかの形で利上げを示唆するとの思惑が背景にあるようだ。
ただ、2月2日付けのWSJ紙日本版でシャ―・ギラニ氏は「騙されてはいけない。ユーロを押し上げているのは、ユーロ崩壊に賭けた投機家やヘッジファンドのショートカバー(買い戻し)に過ぎない。」と最近のユーロ高を覚めた目で見るユニークな記事を載せていた。
「騙されてはいけない。」この一言が重要だ。「因幡の白兎」は日本人が騙され易い国民だから注意しましょうと教えているのかもしれない。ユニークな見方をする人は貴重だ。(了)
テレビ東京系「モーニングサテライト」という番組も最近見るようになった。日替わりでそれぞれの分野の専門家が登場する。株価や為替の動きなどを解説してくれる。日経朝刊のダイジェスト版を紹介するコーナーもある。今朝の二ュ-スではユニクロが外国人の採用を8割増やす話とプラドが香港の株式市場上場を決めた話が特に印象に残った。
今朝の「モーニングサテライト」で大和証券キャピタルマネジメント、シュナイダ―恵子氏が「鉄スクラップの値段がアメリカでトン200ドルが400ドルに値上がりした」と話していた。中国で70ドル、欧州で100ドル高とそれぞれ値上がりしているが、アメリカで突出している。「アメリカでは自動車販売の急回復に加えて土木建設が動き始めたからだ。設備投資減税が下支えている。」と解説していた。
今朝の「おはよう世界」(経済情報)で、米みずほ証券の大宮弘之氏は「NYダウ、ナスダックとも横ばい、前日の大幅高でスピード調整した。1月の雇用統計を見極めたいこともある。一方、商品市場は原油は90.86と横ばいだったが、砂糖が30年振りの高値、小麦が2008年8月来高値でそれぞれ史上最高値を更新した。」と解説していた。
「おはよう世界」では、エジプトで反ムバラク派と親ムバラク派でデモ隊同士で争う様子を紹介していた。エジプトデモ関連ではロシアRTRテレビが「ロシア政府がエジプト便の規制を決めたが、今朝もモスクワ空港ではエジプトに向けて飛び立った飛行機がある。」と批判的に紹介していた。エジプト情勢はいまだ流動的で警戒を要すると捉える放送局が多かった。
一方、NY外国為替市場では1ドル=81.53~55円、1ユーロ=112.50~60円で取引された。1ユーロ=1.38ドル台とユーロ堅調が目立つ。ユーロ圏の1月のインフレ率が急上昇した結果、ECBの会合でトレシ総裁が何らかの形で利上げを示唆するとの思惑が背景にあるようだ。
ただ、2月2日付けのWSJ紙日本版でシャ―・ギラニ氏は「騙されてはいけない。ユーロを押し上げているのは、ユーロ崩壊に賭けた投機家やヘッジファンドのショートカバー(買い戻し)に過ぎない。」と最近のユーロ高を覚めた目で見るユニークな記事を載せていた。
「騙されてはいけない。」この一言が重要だ。「因幡の白兎」は日本人が騙され易い国民だから注意しましょうと教えているのかもしれない。ユニークな見方をする人は貴重だ。(了)