ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

あの戦争の二の舞だけは避けて欲しい、原発最優先で活路を開け、日本人の隠蔽体質にはうんざりだ

2011-03-29 08:59:29 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)



今朝3月29日放送のCNBCのテレビをたまたま見ていたところ“BuyDollar,NotUSD”(ドルは買え、米ドルは買うな)というテロップを付けてGartmanという名前の為替ディーラーがの出てコメンテーターと対話していた。“Australia isGroceryforJapan,China”{豪ドルは、日本、中国の食料品店}と出ていた。

28日付けのWSJ紙に“AussieDollarTakesOffAmid Chaos”(豪ドル、混沌の中離陸)という短い記事が出ていた。「日本の災害に加えて産油国リビア問題混迷のなか、83年に一時投げ売り状態だった豪ドルが、1豪ドル=1.03米ドルを突破、過去最高値を記録。日本が災害対策に3,000億ドル(81円換算=約4.3兆円)需要が背景」とAlexFrangos記者、GeoffeyPogow記者が連名で書いていた。

一方、NY株式市場では、M&A(企業統合)がらみの携帯電話大手のAT&T株1.8% 高 、恩恵を受ける通信株Verizon1.2%高が相場をリードした。しかし、米住宅状況が依然冴えない。今週末に、最大の注目点、米雇用統計発表を控えて様子見気分が広がり、取引終了にかけて値を下げ、NYダウは前日比22ドル安、12,197ドルで終了したとWSJ紙にKristinaPeterson記者が書いていた。

29日朝の「モーニングサテライト」で出演したJPモルガン、菅野雅明氏は株価見通しについて「東北大震災の影響で世界のマ―ケットが冷えていた。日本の復興支援という新しいテーマが出て来たことで徐々に落ち着きを取り戻そう。」などと解説していた。

同じく「モーニングサテライト」に出演したシティバンク、尾河眞樹氏は、為替見通しについて「目先は、明日発表予定の米住宅シラ―指数、消費者信頼感指数を注目している。4月以降は、米FRBが金融緩和の「出口」戦略として、6月で6,000億ドル債券買い上げを打ちきる可能性が出て来た。G7の協調介入最中にへッジファンドはドル売り・円買いを継続していたことがその後のデータでわかった。彼らはドル買い戻しを迫られる。徐々にドル高・円安の流れが強まる」と大胆予測していた。

28日NY市場で対豪ドルでは、円が売られ、1豪ドル=83円台まで円安が進んだ。豪ドルが米ドルを抜くゲーム展開をアメリカ人は面白くないようだ。今朝のCNBCのコメンテーターの口ぶりにくやしさがにじみ出ていた。

日本では、相変わらず原発の暗い二ユースばかりである。今朝は各局が福島原発3号機でプルトニュ―ムの放射能が検出されたと一斉に報じていた。専門家の見方ではプルト二ユーと聞くだけで背筋がぞっとすると聞く。被災者のみなさんには不謹慎な話であるが、近くの喫茶店では、原発をさかなにした話題が増えた。素人同士のレベルながら「今回のプルト二ユームもはじめから分かっていた。それを東電が隠していた。」とまるで見て来たような話をする客人がいる。

停電の対応にも不明朗限りないと今朝、知人からメールをいただいた。あるところは電気を停める。別のところになぜか停めない。肝心な説明には常に言葉を濁す。おまけにあとでル-ルを簡単に変える。

いつものことながら頭がいいだけで実行が伴わない人が考えそうな話である。第二次世界大戦の時も肝心なことは隠す。言い出せないままずるずると敗戦の道を日本は辿った。あの戦争の二の舞だけは何としても避けて欲しい。(了)

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