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イギリスでは暴動、世界の金融市場はてんやわんや、日本はおとぎ話の国のようだ

2011-08-10 10:43:39 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)



阪神御影駅発4時41分始発電車に久しぶりに乗った。さすが客はまばらだ。例の更地で紅葉葵の花が、二輪揃って出迎えてくれた。5時を過ぎると東の空が一気に白み始める。明るくなりはじめたところで一枚スケッチした。おそらく描いてくれと彼女たちは待っていてくれたに違いない。有難いことに日本と言う国は平和である。暴動一つ起こらない。世界の金融市場はてんやわんやだ。日本政府は見て見ぬ振りをしている。日本はまるでおとぎ話の国のようだ。

フランスF2がロンドンの暴動の様子とあるフランスの銀行のディーリングルームにテレビカメラを持ち込んで朝9時から午後5時半までの動きを生々しく紹介していた。イギリスの暴動はこの日はイギリス第二の都市バーミンガムまで飛び火した。死者1名、100人以上が怪我、650人以上が逮捕された。「若者が希望を失ったためだ」とF2は解説していた。

英BBCもイギリスで起こった数千人に上る暴動を詳しく伝えた。店を暴徒に襲われた女店主が視察に訪れたバーミンガム市長に「警察は一体なにをしているのだ」と食い下がる場面を写していた。キャメロン首相は休暇先から帰国し、「警官の数を通常の倍の1万6千に増やす。法律の力を見せつけてやる」と語ったと伝えた。

米ブルームバーグは、NHK・BS「ワールドWaveMorning」放送開始の朝6時、トップに紹介、NYダウは前日の大幅安の反動で高く始まったが、この日発表された米FOMCの声明文で米景気の下振れリスクが指摘されたのを嫌気して一時200ドル近く下げた。ところが、米FRBが「2013年半ばまで」と期間を明示してゼロ金利政策を継続するとの文言を買い材料に,引けにかけて急速に値を戻し、前日比429ドル高、11,239ドルで取引を終了したと伝えた。

米FRBのゼロ金利政策継続を受けて、米債券が買われ、10年物国債の利回りが一時2%ぎりぎりまで低下した。NY外国為替市場では、米低金利継続と米景気下振れリスクを受けてドルは対スイスフランで過去最低の1ドル=0.71スイスフランまで売られた。ドルは対円でも売られ一時1ドル=77.03円まで値下がりした。ドル売りがさらに進むとの指摘は消えていない。

NY金先物相場は、前日の流れを受け継いで、一時、1トロイオンス=1,763ドル台まで値上がりした。あと株価急反発を受けて売られ、1オンス=1,739.80ドルで取引きを終了した。NY原油(WTI)先物相場は,一時バレル80ドル割れの場面もあったが、81.89ドルで取引を終了したと9日朝の日経CNBCが流していた。

フランスF2は、アメリカ国債の格下げ後、中国人が「金に殺到している」と、上海のデパート売り場に隠しカメラを持ち込み、買い物客が「株は信用できない。財産価値を守る他の方法がない。だから金を買っている」とフランス人記者のインタビューに答える様子を流していた。

F2は「中国政府は、7月の消費者物価指数が6月の6.4% 増のあと7月、6.5%上昇と発表した。食料品価格は14.8%増、中でも豚肉は56.7%増加した」と紹介,中国人が金に殺到するのは金を買って値上がりすれば即換金することを狙っているのであろう」と解説していた。原油もトウモロコシも中国人が買い始めると急騰した歴史がある。(了)

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