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NY金、30年来の暴落、NYダウ265ドル安、リスク回避の動き進む(学校で教えてくれない経済学)

2013-04-16 09:23:52 | 経済学
ボストンマラソンゴール付近で4月15日爆弾テロで死者2名70名以上の負傷者が出たと米時間夕方6時の米ABCの放送をワ―ルドWaveMorninngが伝えていた。朝6時台放送の米ブルームバーグは爆発瞬間の映像のみ流し、限られた時間内で入れられなかったのであろう、市場に関するコメントはなかった。英BBCもボストンテロ爆発をトップで流し、マラソン会場はパニック状態になった。最初の爆発の数秒後に再度爆発、現場近くのケネディ図書館でも三回目の爆発があった。ホワイトハウス報道官は「現在原因を調査中である。」との短い談話を発表、慎重な対応をしていると解説していた。英BBC,ロシアRTRは、金日成生誕110周年祝賀パレードの様子を流し、金正恩書記長が2週間振りに公の場に姿を見せた。当初予想されたミサイル発射はなかったと流していた。

NY金先物相場が前日比トロイオンス140ドル、9.4%暴落、1,360.60ドルで取引を終え
た。ここ30年で最大の下げ幅と15日付けWSJ紙電子版でTatyanaShumsky記者が詳細レポートしていた。金はユーロ危機、米財政の崖問題などを背景に安全パイとして買われていた。中国が1~3月GDPが予想を下回る7.7%増に止まったことも金相場値下がりに拍車をかけた。プラチナ、パラジウム、銀、銅などつれて暴落したと書いていた。

15日のNY株式市場で、NYダウは、先週末比265ドル安、14,599ドルで取引を終えた。金相場暴落、原油相場がバレル90ドルを割り、バレル88.71ドルで取引を終えたこと、NY連銀発表の米景況感が予想を下回ったことも悪材料にされたとワ―ルドWaveMorning「経済情報」に出演した三井住友銀行、柳谷政人氏が解説していた。15日のNY外国為替市場では、安全パイとして円が買われ、1ドル=96.84円、1ユーロ=126.35円と対ドル、対ユーロともに大幅に円高が進んだ。

16日朝5時45分から放送のモーニングサテライトに出演した大和証券キャピタルマ―ケツアメリカ、シュナイダ―恵子氏は「好材料が乏しい中、利益確定の動きが強まった。金相場暴落が地合いを悪くさせた。ボストンマラソンでのテロ爆発が加わりリスク回避のムードが一段と高まった。ただ、日銀の金融緩和により大量のジャパンマネーが米国株へ流入して来る。」と解説していた。先のWSJ紙電子版はリスクマネーが金など商品市場から株式市場へこの先さらにシフトしてくるとの専門家の見方を紹介していた。

16日朝香港ATVは「中国の2013年1~3月期GDPの伸び率が7.7%と予想を下回った。中国の成長が勢いを失った。香港ハンセン1.4%、上海株価指数1.1%いずれも値下がりした。一方、中国国家統計局は「7.4~7.9%の範囲内である。大きな問題と考えていない。」との談話を発表したと紹介していた。香港ATVはH7N9鳥インフルエンザについて連日報道している。この日は4歳の男児が感染した。死者の数は15日現在13名に達したと伝えていた。こちら日本、西日本では25℃前後まで気温が上がり初夏の陽気と伝えていた。(了)

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