ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

SB I大学院での≪ブランディング&マーケティング≫は鍛えられます(笑)

2013-04-07 11:12:09 | SBI大学院大学
「ブランディング&マーケティング」及び「ブランディング&アドバタイシング」を教えている刈谷裕子先生は、「先生と呼ばないでください」と、学生全てにニックネームをつけて、自分の名前も「好きなように呼んで、カーリーでもいいし、かりこさんでもいいし、好きなように呼んでください」と最初に言ってくる。

大学で教えている先生の中には、変わり者と呼ばれる先生が多いのですが、かりこせんせもなかなかの変わり者のようです。
もっとも、教えている科目からしても、変わり者のほうがいいような気もせんでもない。(笑)

関西出身なので、言葉は早い。
が、頭の回転も速いようで、もたもたしていると落とされそうになる。
しかし、かりこせんせの理論はわかりやすいし、おもしろい。

そしてかりこせんせは、こう言います。
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私が目指しているのは、理論=ロジック=座学ではなく、実践で活かせるブランディングとマーケティングです。
座学なら本を読んで“分かったつもり”で良いと思うのですが、大学院で学ばれる方々は経営者や起業家や会社の幹部候補生などが多いので、実践の現場ですぐに活かせる授業でないとダメだと常日頃から肝に命じています。
ブランディングのメソッドを通して仕上がる戦略構成(図=CARICODEN®)に出て来る『ブランディングアイデア』は、別名『魂胆』であり、人のカラダでいうと『丹田』にあたります。
これがバチっと出て来ると、その後の戦術(マーケティング施策やアドバタイジング活動)もブレやズレが無く、スムーズに展開出来ます。

戦略構成(図=CARICODEN®)


かりこせんせの、パーソナルブランディングを含む、ブランディングメソッドの知識の教授・セミナーの企画運営・印刷物や資料・書籍・DVD等々の商標登録


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例えば、かりこ流で授業を再現するとこうなります。
「ブランドとは何か?街に変な帽子をかぶって、変な格好をして、変な歩き方をしている人がいたら、皆さん気がつくでしょう。それよそれ、それがブランドなのよ」。
その人を見た皆さんの心には、
「その人の価値」が存在することになるわけよ。ネ?」
「その価値に、皆さんが好感を持ってくれたら、その人が販売しているのを買いたくなるでしょ。そのためにブランディングするわけよ。ブランドとは出来上がったもので、ブランディングというのは、アイ、エヌ、ジー、が付いて進行形になるから、変化に伴って動いているものになるわけでしょ。ネ」

なるほどわかり易い。何かで有名になると、その人が宣伝する商品は売れる。
それは、その人のブランドを使って販売しているからで、その行為をブランディングというわけですねー。

では、何故ブランディングが必要なのだろうか。
ブランディングを行なうことで、ブランドとしての付加価値をつけ、ブランドの存在を知ってもらい、その後に好きになってもらうようにすると、そのようなモノが欲しくなったら、或いはそのサービス(鍼灸だと治療)が受けたくなったら、最初にそのブランドを思い出してくれるから売れる(鍼灸だと来院する)わけです。

さらに、かりこせんせは、ブランディングをする時のテクニックとして、「好きな人のことを思い出せばわかりやすい」と言う。
則ち、如何にして彼女(彼氏)に好きになってもらうかを考え、それを企業や商品に当てはめて行くというやり方で、自分の魅力を探す方法、自分の魅力を活かす方法、彼女や彼氏の欲求を知る方法、といろいろなスキルがありますが、それを実践しながらレポートにまとめていくわけです。

そのフィールドワークには「インサイト調査」というのがあり、少々辛いものがありましたが、その辛さの程度で中身の重さが変わってくるようです。
現在SBI大学院でマーケを学ぶ学生さんのために、私が行なったインサイト調査の方法を紹介しておきます。

インサイト調査とは、自分の長所と欠点を他人に聞いてまとめる仕事ですが、これがなかなか難しい。
特に日本人はそうだと思うのですが、面と向かって「お前の欠点は~」なんて言える人は、そうそういるものではないので、「俺の欠点を教えてくれ」と言うと逃げてしまう。
そこで考えたのが、「長所・短所表」を作って、それを持って友達のところへ行き、授業の課題を説明した後で、最初に長所から言わせ、その後に短所表を見せながら、自分から「この短所は当てはまる気がするが、君はどう思う?」と質問をする。
そうすると、「ああ、ちょっとあるかも知れないなぁ」なんて言いながら、どんどん深く入っていくことができます。
もうちょっと書きたいのですが、「カンニングの薦め」ではありませんので、ここまでにしておきます。

かりこせんせの特徴と言えば、メールの返信にもあります。
質問のメールを、ヒョロヒョロ玉で送ると、早い時は5~6分、遅くても30分以内には、機関銃で撃ち返してきたかと思うような返信メールがくる。
だから、かりこせんせにメールを送るときは、「多分、このような返信がくるのではないかな」と想像をしてから送っていた。
でないと、こちらの返信が船便のように思われるからです。

SBIで学ぶ学生は起業家や会社の幹部候補生などが多く、「このグループで先鋭隊をつくると、凄い勢いで突き進んでいくだろうな」と思われるのですが、それは多分、かりこせんせのような「機関銃返信メール」を浴びせられるのも一つの原因ではないかと考えました。

だから、学ぶと言うより、起業家や幹部候補生としての「特訓」のようにも思えるときもありました。

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SB I大学院大学の「剛毅木訥」の男

2013-04-07 09:07:44 | SBI大学院大学
論語に「剛毅木訥仁に近し」(剛毅で飾り気のない人は、道徳の理想である仁に近い)というのがありますが、「匠」と言われる人に多いタイプと考えます。

匠とは、大工、細工師、職人のことですが、技芸に長じた人や、学問や芸術で一家をなす人のことを、学匠、楽匠、巨匠、師匠、宗匠などと呼び、一般的に使われるのが師匠のようです。

中国へ行くと、タクシーの運転手も「師匠」と呼びますので、20何年か前に、友達の中国人に聞いてみました。

「何故師匠なんですか?」

「免許を持っている人少ないからです」

わかりやすい。
その頃までは確かに免許を持っている人は少なかったので、師匠と呼ぶに匹敵していたのだろう。

さて、話を戻しますが、SBIにも「剛毅木訥」の人がいます。
前にも紹介したことがあるのですが、「駿河屋」の社長・一桝靖人さんです。
私の話よりも、 こちら を読んで頂いたほうが「剛毅木訥」がよくわかると思います。

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桂文珍独演会;神戸酒心館ホール(スケッチ&コメント)

2013-04-07 07:17:49 | スケッチ


桂文珍独演会;神戸酒心館ホール

江嵜企画代表・Ken



第30回春秋落語会、桂文珍独演会が4月5日、午後7時から神戸酒心館ホールで開かれると知り予約、楽しみにして出かけた。1月15日から予約受付が始まったが、 200名余りの文珍ファンで、あっという間に完売したと聞いた。会場の様子をいつものようにスケッチした。

完売ということでは、当社製造の清酒「福寿」が、ノーベル賞を綬章された山中教授のスエ―デンでの鏡割りが話題となり、4月末にならないと「福寿」が手に入らない。嬉しい悲鳴だと、年初めから明るい話題も提供した。

この日は入門2ケ月目の弟子、桂文五郎が前座を務め、会場を沸かせた。さらにこの日は、当の春秋落語会が30回目を迎えた。それを祝って、2つの演題を終え舞台に再び現れた文珍さんと久保田博信常務の二人で、「福寿」の鏡割りが行われるハプニングのおまけもついた。

先の桂文五郎さんは、文珍さんによれば、自動車の整備会社を経営していた。いろいろあって、30数年振りの弟子となったと話していた。某有名国立大学出だそうで、着物のたたみ方一つから覚えなければなからないから大変なんです。落語家には定年がないと文五郎さんを紹介しながら、文珍さん最初の演題、修行僧の話の枕に使った。

文珍さんの本題の落語は当然面白い。それ以上に面白いといえば大いに語弊があるが時事問題を絡めた文珍さんの枕は冴えている。アップルがサムスン電子に昨年、時価総額で抜かれトップの座を奪われた。アップルはサムスンに噛まれたんです。アップルの社章が教えている。これシャ―プでしょう、と、ここで又、笑いをとった。

文珍さんは神戸御影在住で自宅近くのにしむらコ―ヒ―店で新聞をたんねんに読んでおられる姿をよく見かけると当の喫茶店の馴染客から聞いた。この日は、鶴米さんが訳もなく日本全国を回っていると鋭いギャグを飛ばしていた。番組に出る時間があれば、せめて新聞でもしっかり読みなさいと言っているようにどうしても聞こえた。

人生日々勉強である。特に若い時に基礎をしっかりとたたきこんでおかなければならない。これは落語家の世界だけでない。文珍さんの落語二題の話を反芻しながら帰路に着いた。(了)



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