「ブランディング&マーケティング」及び「ブランディング&アドバタイシング」を教えている刈谷裕子先生は、「先生と呼ばないでください」と、学生全てにニックネームをつけて、自分の名前も「好きなように呼んで、カーリーでもいいし、かりこさんでもいいし、好きなように呼んでください」と最初に言ってくる。
大学で教えている先生の中には、変わり者と呼ばれる先生が多いのですが、かりこせんせもなかなかの変わり者のようです。
もっとも、教えている科目からしても、変わり者のほうがいいような気もせんでもない。(笑)
関西出身なので、言葉は早い。
が、頭の回転も速いようで、もたもたしていると落とされそうになる。
しかし、かりこせんせの理論はわかりやすいし、おもしろい。
そしてかりこせんせは、こう言います。
================================
私が目指しているのは、理論=ロジック=座学ではなく、実践で活かせるブランディングとマーケティングです。
座学なら本を読んで“分かったつもり”で良いと思うのですが、大学院で学ばれる方々は経営者や起業家や会社の幹部候補生などが多いので、実践の現場ですぐに活かせる授業でないとダメだと常日頃から肝に命じています。
ブランディングのメソッドを通して仕上がる戦略構成(図=CARICODEN®)に出て来る『ブランディングアイデア』は、別名『魂胆』であり、人のカラダでいうと『丹田』にあたります。
これがバチっと出て来ると、その後の戦術(マーケティング施策やアドバタイジング活動)もブレやズレが無く、スムーズに展開出来ます。
戦略構成(図=CARICODEN®)
かりこせんせの、パーソナルブランディングを含む、ブランディングメソッドの知識の教授・セミナーの企画運営・印刷物や資料・書籍・DVD等々の商標登録
================================
例えば、かりこ流で授業を再現するとこうなります。
「ブランドとは何か?街に変な帽子をかぶって、変な格好をして、変な歩き方をしている人がいたら、皆さん気がつくでしょう。それよそれ、それがブランドなのよ」。
その人を見た皆さんの心には、
「その人の価値」が存在することになるわけよ。ネ?」
「その価値に、皆さんが好感を持ってくれたら、その人が販売しているのを買いたくなるでしょ。そのためにブランディングするわけよ。ブランドとは出来上がったもので、ブランディングというのは、アイ、エヌ、ジー、が付いて進行形になるから、変化に伴って動いているものになるわけでしょ。ネ」
なるほどわかり易い。何かで有名になると、その人が宣伝する商品は売れる。
それは、その人のブランドを使って販売しているからで、その行為をブランディングというわけですねー。
では、何故ブランディングが必要なのだろうか。
ブランディングを行なうことで、ブランドとしての付加価値をつけ、ブランドの存在を知ってもらい、その後に好きになってもらうようにすると、そのようなモノが欲しくなったら、或いはそのサービス(鍼灸だと治療)が受けたくなったら、最初にそのブランドを思い出してくれるから売れる(鍼灸だと来院する)わけです。
さらに、かりこせんせは、ブランディングをする時のテクニックとして、「好きな人のことを思い出せばわかりやすい」と言う。
則ち、如何にして彼女(彼氏)に好きになってもらうかを考え、それを企業や商品に当てはめて行くというやり方で、自分の魅力を探す方法、自分の魅力を活かす方法、彼女や彼氏の欲求を知る方法、といろいろなスキルがありますが、それを実践しながらレポートにまとめていくわけです。
そのフィールドワークには「インサイト調査」というのがあり、少々辛いものがありましたが、その辛さの程度で中身の重さが変わってくるようです。
現在SBI大学院でマーケを学ぶ学生さんのために、私が行なったインサイト調査の方法を紹介しておきます。
インサイト調査とは、自分の長所と欠点を他人に聞いてまとめる仕事ですが、これがなかなか難しい。
特に日本人はそうだと思うのですが、面と向かって「お前の欠点は~」なんて言える人は、そうそういるものではないので、「俺の欠点を教えてくれ」と言うと逃げてしまう。
そこで考えたのが、「長所・短所表」を作って、それを持って友達のところへ行き、授業の課題を説明した後で、最初に長所から言わせ、その後に短所表を見せながら、自分から「この短所は当てはまる気がするが、君はどう思う?」と質問をする。
そうすると、「ああ、ちょっとあるかも知れないなぁ」なんて言いながら、どんどん深く入っていくことができます。
もうちょっと書きたいのですが、「カンニングの薦め」ではありませんので、ここまでにしておきます。
かりこせんせの特徴と言えば、メールの返信にもあります。
質問のメールを、ヒョロヒョロ玉で送ると、早い時は5~6分、遅くても30分以内には、機関銃で撃ち返してきたかと思うような返信メールがくる。
だから、かりこせんせにメールを送るときは、「多分、このような返信がくるのではないかな」と想像をしてから送っていた。
でないと、こちらの返信が船便のように思われるからです。
SBIで学ぶ学生は起業家や会社の幹部候補生などが多く、「このグループで先鋭隊をつくると、凄い勢いで突き進んでいくだろうな」と思われるのですが、それは多分、かりこせんせのような「機関銃返信メール」を浴びせられるのも一つの原因ではないかと考えました。
だから、学ぶと言うより、起業家や幹部候補生としての「特訓」のようにも思えるときもありました。
大学で教えている先生の中には、変わり者と呼ばれる先生が多いのですが、かりこせんせもなかなかの変わり者のようです。
もっとも、教えている科目からしても、変わり者のほうがいいような気もせんでもない。(笑)
関西出身なので、言葉は早い。
が、頭の回転も速いようで、もたもたしていると落とされそうになる。
しかし、かりこせんせの理論はわかりやすいし、おもしろい。
そしてかりこせんせは、こう言います。
================================
私が目指しているのは、理論=ロジック=座学ではなく、実践で活かせるブランディングとマーケティングです。
座学なら本を読んで“分かったつもり”で良いと思うのですが、大学院で学ばれる方々は経営者や起業家や会社の幹部候補生などが多いので、実践の現場ですぐに活かせる授業でないとダメだと常日頃から肝に命じています。
ブランディングのメソッドを通して仕上がる戦略構成(図=CARICODEN®)に出て来る『ブランディングアイデア』は、別名『魂胆』であり、人のカラダでいうと『丹田』にあたります。
これがバチっと出て来ると、その後の戦術(マーケティング施策やアドバタイジング活動)もブレやズレが無く、スムーズに展開出来ます。
戦略構成(図=CARICODEN®)
かりこせんせの、パーソナルブランディングを含む、ブランディングメソッドの知識の教授・セミナーの企画運営・印刷物や資料・書籍・DVD等々の商標登録
================================
例えば、かりこ流で授業を再現するとこうなります。
「ブランドとは何か?街に変な帽子をかぶって、変な格好をして、変な歩き方をしている人がいたら、皆さん気がつくでしょう。それよそれ、それがブランドなのよ」。
その人を見た皆さんの心には、
「その人の価値」が存在することになるわけよ。ネ?」
「その価値に、皆さんが好感を持ってくれたら、その人が販売しているのを買いたくなるでしょ。そのためにブランディングするわけよ。ブランドとは出来上がったもので、ブランディングというのは、アイ、エヌ、ジー、が付いて進行形になるから、変化に伴って動いているものになるわけでしょ。ネ」
なるほどわかり易い。何かで有名になると、その人が宣伝する商品は売れる。
それは、その人のブランドを使って販売しているからで、その行為をブランディングというわけですねー。
では、何故ブランディングが必要なのだろうか。
ブランディングを行なうことで、ブランドとしての付加価値をつけ、ブランドの存在を知ってもらい、その後に好きになってもらうようにすると、そのようなモノが欲しくなったら、或いはそのサービス(鍼灸だと治療)が受けたくなったら、最初にそのブランドを思い出してくれるから売れる(鍼灸だと来院する)わけです。
さらに、かりこせんせは、ブランディングをする時のテクニックとして、「好きな人のことを思い出せばわかりやすい」と言う。
則ち、如何にして彼女(彼氏)に好きになってもらうかを考え、それを企業や商品に当てはめて行くというやり方で、自分の魅力を探す方法、自分の魅力を活かす方法、彼女や彼氏の欲求を知る方法、といろいろなスキルがありますが、それを実践しながらレポートにまとめていくわけです。
そのフィールドワークには「インサイト調査」というのがあり、少々辛いものがありましたが、その辛さの程度で中身の重さが変わってくるようです。
現在SBI大学院でマーケを学ぶ学生さんのために、私が行なったインサイト調査の方法を紹介しておきます。
インサイト調査とは、自分の長所と欠点を他人に聞いてまとめる仕事ですが、これがなかなか難しい。
特に日本人はそうだと思うのですが、面と向かって「お前の欠点は~」なんて言える人は、そうそういるものではないので、「俺の欠点を教えてくれ」と言うと逃げてしまう。
そこで考えたのが、「長所・短所表」を作って、それを持って友達のところへ行き、授業の課題を説明した後で、最初に長所から言わせ、その後に短所表を見せながら、自分から「この短所は当てはまる気がするが、君はどう思う?」と質問をする。
そうすると、「ああ、ちょっとあるかも知れないなぁ」なんて言いながら、どんどん深く入っていくことができます。
もうちょっと書きたいのですが、「カンニングの薦め」ではありませんので、ここまでにしておきます。
かりこせんせの特徴と言えば、メールの返信にもあります。
質問のメールを、ヒョロヒョロ玉で送ると、早い時は5~6分、遅くても30分以内には、機関銃で撃ち返してきたかと思うような返信メールがくる。
だから、かりこせんせにメールを送るときは、「多分、このような返信がくるのではないかな」と想像をしてから送っていた。
でないと、こちらの返信が船便のように思われるからです。
SBIで学ぶ学生は起業家や会社の幹部候補生などが多く、「このグループで先鋭隊をつくると、凄い勢いで突き進んでいくだろうな」と思われるのですが、それは多分、かりこせんせのような「機関銃返信メール」を浴びせられるのも一つの原因ではないかと考えました。
だから、学ぶと言うより、起業家や幹部候補生としての「特訓」のようにも思えるときもありました。