ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

10日、NY市場、NYダウ128ドル高、最高値更新、NY外国為替市場で、1ドル=99.81円、1ユーロ=130.41円

2013-04-11 12:12:24 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「メルケルが威張っていられるのも今のうち?」と、「ドイツPMI(購買担当者景気指数)が2月の53,3から3月、50.6へ低下した。」と4月16日付けニューズウイーク誌日本版最新号でアリソン・ジャクソン、ポール・エイムス両記者が書いていた。ユーロ圏全体のPMIも2月47.9から46.5へ低下、経済活動が急速に低下している。一方、10日付けのWSJ紙電子版{日本語版}に「ドイツ総選挙を5ケ月後に控えて、家計の純資産はドイツが平均20万ユーロで、フインランド、オランドより低い。家計資産の中央値は、ドイツが5万ユーロに対してギリシャが10万2,000ユーロ、キプロスは27万ユーロ」とユーロシステム家計調査(HFCS)が発表した。キプロスはIMFとEUから100億ユーロ(1兆3,000億円)の融資を受けることが決まっている。何故ドイツが支援しなければならないのかという不満はくすぶり続けている。メルケル政権を揺るがしかねないリスクがあると書いた。

11日朝放送のワ―ルドWaveMorningでスペインTVEが、スペインの失業率は27%を超えた。スペイン経済は深刻な状態に直面していると経済担当記者が解説していた。フランスF2はオランド大統領が記者会見し「在任中の閣僚はカネ儲けしてはいけない。」などと閣僚の資産内容の透明性を強化すると語る様子を映していた。ドイツZDFはルクセンブルグ、ユンケル首相は「ルクセンブルグとオーストリアでのオフショア基金への外国人口座を公表を義務付けると語ったと報じていた。ユーロ圏財政が窮迫する中、一部が懐を豊かにしていることに対する国民の不満を抑えることに腐心している様子が垣間見える。

米ABCはNY10日夕方6時のニュースで、北は長距離ミサイル発射準備を完了、いつでも
撃てる。ヘイゲル米国務長官は危険度を1段階引き上げた。韓国国民も北の行動は今までと違い一寸おかしいという意見が増えて来た。ソウル市内の学校に通わせていたある家族は、通学を見合わせたとインタビューに答えていた。一方、11日朝7時台放送のワ―ルドWaveMorning「世界の扉」コーナーで、出石直解説委員は「ソウルの街中は特に変わったことは見られない。」と話したあと「北はアメリカの核攻撃から守るために核兵器を持った。核を持てばアメリカも攻めて来ない。金正恩体制も維持できる。」と確信しているなどと解説していた。キム・ジョン・ウン(金正恩)は4月27日に就任1年目を迎える。一方、中国CCTVは連日、北に対して自重するよう呼びかけている。

10日、NY市場は、3月開催、前回FOMC議事録に、9月までは850億ドル/月国債購入に異論はなかったがそれ以降について反対賛成様々な議論が行われたとの記述を受けてNYダウは前日比128ドル高、14,802ドルで終えた。NY原油(WTI)は小幅高バレル94.64ドル、一方、NY金はオンス27ドル安1,558.30ドルで取引を終えた。NY外国為替市場では、1ドル=99.81円、1ユーロ=130.41円で取引を終えた。相場は上がり続けることもないが永遠に下がり続けることもない。ただ、円相場のこのところの急激な値下がりが、
仮にこれから続く下げ相場のはじまりなのであれば、心穏やかに鎮座しておれまい。(了)

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SBI大学院大学で人気の細沼藹芳(ほそぬま あいほう)先生

2013-04-11 03:43:52 | SBI大学院大学
何故鍼灸師が経営学を学ぶ必要があるのか、と疑問に思う方は大勢いらっしゃると思います。
私もそうでした。
しかし実は、プロになると全てを自我関与させるので、何を学んでも鍼灸と結び付けて考え、学んだことを如何にして鍼灸に活かすかと考えるし、鍼灸技術の前に人間学(経営者の学問)があることに気付いたのです。

例えば、Mr.マリックの手品を見て、これを鍼灸に活かせないかと考えたのが、「瞬間骨格矯正鍼」になり、経営学のPDCAサイクルを活かしたのが「診断即治療」や「臨床方法」になり、経営学のHRM(ヒューマン・リソース・マネジメント)やコーチングが、患者さんやスタッフと尊重しながら関わることに繋がるのです。

則ち、「何を学ぶか」ではなく「どのように学ぶか」だと思うわけです。



細沼先生の授業は、近代経営者哲学研究、ビジネス中国語、中国企業論、中国市場戦略、経営戦略概論と5教科履修しました。

ただ、中国語は少し勉強したことがあったので、「学びて時にこれを習ふ、亦説ばしからずや」のつもりで受講しましたが、Face bookを使っての討論は非常におもしろかったし、とても有意義でした。
知っているつもりでも、(中国語で)書き込みをすると、後に残るので辞典で調べたりしながら投稿したのですが、自信があるつもりで辞典を引かずに書き込んだ文章が、後日読んでみると間違っていたりしていました。書き直そうかと考えながらも、「恥をかくことも進歩の糧だ」と持論で押し通して、そのまま残しました。(←私の欠点)

何度も言いますが私がこの大学に入学する最初の目的は、「人間学を学ぶ」でした。
ですから「人間学」の科目だけの単科入学を考えていたのですが、周りの人たちは、「どうせ行くなら本科のほうがいいよ。3割ぐらいしか卒業できないと言っても、新城さんならできるよ」と無責任な(笑)発言をしていました。

単科だと学費が割高になることもありましたので、「お調子乗り」の私は、彼らの言葉に煽られて本科に入学してしまったのです。
1年目の年末年始は発狂するのではないかと思うほどのレポートと試験が重なり、その年の年末年始のテレビ番組はほとんど見ることができなかった。
辛いですよー、お酒も飲めないし!

細沼先生はビデオでにこやかにお話されますがが、「近代経営者哲学研究」の渋沢栄一の研究では、「う~ん、深い!」と思わせる授業内容で、レポートもそれなりに重かった
参考図書の『論語と算盤』以外にも、渋沢栄一の本を読んでいたのですが、私が本を読むときは、常に「その本をどのように鍼灸治療や鍼灸院経営に活かすのか」という視点で読んでいますので、経済学の視点とは多少違うところがあり、改めて読み直したりした。
本を読まないとレポートが書けないので、その頃出かけるときは、必ず渋沢栄一の本を手にして、家から2~3分の西中島駅までも本を読みながら歩いたものです。

その科目ではディスカッションもありましたので、皆さんと討論をするのですが、印象に残っているのは 平田賢太郎さん です。
彼は「会社で稲盛和夫さんの本を参考図書にして、稲盛哲学をみんなで勉強している」と話し、討論内容も哲学的発言をするので、とてもおもしろかった。

「中国企業論」や「中国市場戦略」は、私が行なっている「虹彩学」や「スクレオロジー」のインターネット通信教育が、中国や韓国に自動的に進出する可能性があると考えていたので履修したのですが、履修して良かったと思います。
その2科目を履修する前にも、『なぜ中小企業の中国・アジア進出はうまくいかないのか?』とか『アジアビジネスで成功する25の視点』、『中国人にはご用心』、『台湾人にはご用心』、『東洋経済』なども読んでいましたが、「分析」や「戦略」を挟んで聴く中国事情は違います。

例えば、中国企業論では、単に「中国企業」と言っても、「国有企業」、「民間企業」、「外資系企業」の三つに分類することができ、それぞれの企業が抱える問題などを考え、本を読み、ネットで調べて整理する。或いは、日本の新聞や経済雑誌に取り上げられる中国企業の課題について考察を述べたりするのですが、レポートを最後までまとめても、結論を出す段になって、授業で教わった内容からの確信が得られなければ、そのレポートは捨てなければならない。

私が最初に履修したのは、「経営戦略概論」ですが、その目的は、細沼先生は中国から留学生で来日し、SBIの准教授や他の大学でも講師をしているので、その戦略が知りたかったのです。
自国でもなかなか夢は実現しにくいものなのに、細沼先生は異国で夢を実現させているので、その段取り方法や目標設定の仕方の「発想方法」を学びたかったのです。

楽しかったのは、対面授業の後の「飲み会」。

社会人大学なので、飲むときは同じ立場のような雰囲気なので、「友達みたい」になれるところが面白かった。
私が非常勤講師をしている鍼灸学校は、「学外で生徒と会ってはいけない」「生徒とメールでやり取りしてもいけない」と、まるで犯罪者扱いなので(笑)、よけいに楽しく感じたかも知れませんが、とにかく楽しかった。

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