ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

きのうの臨床実践塾。筋腱鍼の前に耳鳴り?

2013-04-29 10:25:05 | 診断即治療と虹彩学

耳の構造は こちらのサイト より


参加者の方に「耳鳴りと耳閉感があり、人の話が聞きとりにくい」という方がいましたので、筋腱鍼の実技講習の前に耳鳴りの治療をしました。
病院では、「神経性の突発性難聴」とかなんとか言われたそうです。

そう言えば、耳鳴りの実技講習はやったことがないような気がする。

脈を診て、脊椎診をしたら、顎関節にも異常があると思ったので、
「顎関節もおかしいんじゃない?」と聞くと、

「ええ、顎を開けるとガキッと音が鳴るのです」と言う。

脊椎診では、胸椎上部が右に曲がっていたのですが、耳鳴りは左!
肝臓の疲労で経筋腱収縮牽引が起って脊椎上部が右に曲がり、左の耳管が牽引されて病状を呈していると考えられた。

顎関節症で歯科医に行くと、(必ず?)「耳鳴りなどはありませんか?」と聞かれるはずです。
下のイラストを見るとわかりますが、側頭骨と顎の骨の間にあるのが顎関節なので、顎関節に問題が起こると耳にも影響を与えて耳鳴りを起こす場合があるわけです。


こちらのイラストは こちらのサイト より


ですから、顎関節だけを整える前に、臓腑の異変を整えるのが先になるわけで、経絡治療と顎関節矯正鍼を施してから伏臥になってもらい、巨鍼で脊椎矯正をして、耳の周囲3か所に毫鍼をした。

5分ほど置鍼した。
結果を聞こうとしたら、参加者から先に質問が出た。

「どうですか?」

「ええ、聞こえます」

「どれぐらいよくなりました?」

「7~8割ぐらい良くなりました」と言いながら顎を開き締めしていた。


さて、親睦会の時間になって、「飲むのかな?」と観ていましたら、飲んでいる!
お代わりもしながら飲んでる。
会場から流れ出て中華屋さんに行ったのですが、そこでも飲んでいる。

子どもじゃないし、ベテランの鍼灸師なので、私もさすがに何も言えなかった。

きょうはどうなっているんだろう。

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