ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

米3月雇用数予想20万増に対して8万8,000人増、一方、NY外国為替市場で円売りの流れ継続、

2013-04-06 09:39:05 | 経済学
1ドル=97.52円、1ユーロ=126.76円(学校で教えてくれない経済学)


ラブロフ、ロシア外相は「(北朝鮮が外交官に4月10日以降、安全の保証が難しいとして避難を呼びかけたことについて)あくまで提案として受け止めている。今後の推移を見守る。ロシアは、中国、アメリカ、韓国、日本などとも緊密な連絡をとっている。」などと話したと6日朝6時台放送のロシアRTRが伝えていた。フランスF2は「北朝鮮はミサイル発射台2台を東海岸へ移動した。今一つ、外国大使館員にピョンアンを離れろと通達した。北は虚勢を張っているだけだとの指摘があるが、言葉がエスカレートして、なにがしかの行動を起こさざるを得ないとの恐怖感に北が襲われることが一番問題だ。」などと語る一部専門家の意見を紹介していた。

米ABCは6日朝7時台の放送で「北が外交官に避難勧告した。アメリカはどのように対応すべきか。」と問いかけ、その一方で「ソウルの街中はいつもと同じ」と答える市民の声をレポートしていた。米ABCは中国でH7N9型鳥インフルエンザにより6人目の死者が出たと伝え、いまのところ中国国内に留まっているが、アメリカへの旅行客が持ち帰ればアメリカ全土に拡大すると心配していた。アメリカ関係のニュ-スとして、新番組@NYCで、380メートル,100階建の新しいワ―ルドトレードセンターが再建され報道陣に紹介されたと伝え、Knowledge Economy(知識に基づく経済)と銘打って、生活者の視点から、ITと言えば西海岸だが、NYが新たな先端技術センターとして動き始めたとレポートしていた。

ところ替って、英BBCも「北朝鮮が外国の大使館員に避難勧告した。北は臨戦態勢に入った」とレポートしたあと、経済関係では、倒産の危機にあったhmb社が新しいオ―ナ―を得て取りあえず事業継続が決まったことを喜ぶ市民の声をインタビューしていた。英BBCのニュースでは英国でハチの数が激減している。朝元気だったハチが農薬が原因で夕方死んでいると語る農家の声と農薬とハチの減少の因果関係は解明されていないとする関係団体が声明を出した。ハチが急激に減っているのは英国だけでなく世界的現象だ。天候異変、新たなウイルスによるとの見方もあると解説していた。

5日のNY市場は、3月の米雇用数が20万増の予想を大きく下回る8万8,000増にとどまったことを材料にNYダウは一時180ドル近く急落、あと米FRBによる金融緩和期待から前日比40ドル安、14,560ドルで取引を終えた。米ブルームバーグ出演のディ―ラ―、BrunDelAMA氏は「マクロ指数の変化は見られない。ただ、経済はパッとしない。」と珍しく弱気コメントを吐いていた。NY原油(WTI)はバレル92.71ドル、NY金は買い戻しからオンス1,575.40ドルへ値上がりした。NY外国為替市場では1ドル=97.52円、1ユーロ=126.76円と前日の円売りの地合いが継続している。

アメリカでは個人資産の45%が株式、日本では12%程度との統計がある。アメリカではNYダウは朝の挨拶に出て来る。一方日本では近くの喫茶店でも株の話はタブーである。(了)

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SB I大学院大学のHRM(ヒューマン・リソース・マネジメント:人的資源管理)

2013-04-06 04:30:20 | SBI大学院大学
鍼灸師や鍼灸院経営者に受けて欲しい授業の一つがこれですが、秋にはこれに並ぶ「コーチング」という授業がありますので、興味のある方は単科生で受講されてください。
「コーチング」に、私と知人の鍼灸教員が参加する予定です。


鍼灸治療は1対1で行うのが基本なので、患者さんの心理を見るようにしなければならないし、助手も一緒にブースに入るときには、助手の心理状態も把握しておかなければならない。
つまり、治療は人と人の交流になるので、「マネジメント」が必要になってくるのですが、「マネジメント」とは、人を采配するのではなく、自分で自分を采配することで始めて「マネジメント」の役割が果たせるということになるようです。

私はこの科目を、昔の感覚で「労務管理」と認識してしまい、HRMの授業を受けるまでは「労務管理」の域から脱してなかった。
授業で「如何に自分が変われるかが主題となるだろう」と、重田先生は何度も話されていましたが、授業が進むにつれて、その「言葉」の意味だけはだんだんわかってきました。しかし実際には非常に難しい課題で、現在も悩み続けており、HRMを自分のものにするには、3年はかかるのではないかと考えています。

若いころから独立して事業をしてきた自分は、労務管理の勉強を少しやりましたので、自分なりに「人材マネジメントのことは知っているはずだ」と考えていたのですが、蓋を開けたら何も知らない自分がそこに「寝て」いました。(笑)

経営戦略や事業計画の授業で最初に教えられるのは、「企業の資源はヒト、モノ、カネ」(最近では情報、時間などが入る)と、「顧客が欲しいモノを提供する。自分が売りたいモノを提供するのではない」ということですが、HRMは後者の台詞に置き換えることができ、「人材が(社員が)欲しがっているのを提供する」ということになります。
則ち、内発的動機付けをどのようにするか、が課題になり心理学の分野になりますが、ヒトを資源と考えた場合、これほど価値のあるものはなく、これほど変化があり、これほど難しいものはありません。

担当の重田孝夫先生は、英語が堪能で、ゴルフやワインが好きなので、それらを比喩に用い、よくゴルフのスイングやフランスのワインの産地などを例にあげながら講義をしていましたが、ゴルフやワインやフランスの話以外にも、いろいろな比喩を用いて、学生にわかり易いように教える方法を研究されているようでした。

授業はビデオとメールでのディスカッション、そして試験で行われますが、メールは極力省略化した文章で書くように指示が出され、さらに「巧言令色は要りません」と前置きされ、ところどころでメールの書き方の指導がなされます。
また、メールは「Googleグループ」という秘密のグループで、受講している全員が全員のメールを見られるようになっていますので、フィードバックで恥をかかないように、簡潔明瞭に書く訓練をさせられることになります。

メールのことで何よりも驚いたのは、夜中の1時や2時にメールを送っても、即座に返信されてくることです。(これはブランディング&マーケティングの刈谷先生も同じです)
私は、「教授はお休みになられているだろうから返信は明日だな」と思いながらメールでディスカッション用の投稿をするのですが、30分~1時間ぐらいで(※Googleグループへ投稿された後、Googleから全員にメール配信されるタイムラグがあります)投稿に対するコメントが返されて来るのです。
ほんとにギョッとします。

授業の回数が増すごとに、「こんなに中身の濃い授業はない」と何度も感じたのですが、一緒に勉強する仲間に追いつけるように何とか頑張ってきました。
しかし、第15章の配信がなかなかされないので、「あれ?私は落とされたのだろうか」と不安になりました。

そしたら、なんと「第15章のビデオ配信はありません」と案内が出され、前後して、仲間のピーターさんの提案で、「ワインバーでの親睦会」の案内が来ました。
そして、「これが第15章の学習内容らしい」という囁きが聞こえてきました。(重田先生も人なつっこいので、ピーターさんがこの企画を提案したと思います)
これにも驚きましたが、メンバーの中でも会いたい方が何人かいましたので、「木、金。土以外なら参加できます」とメールを送り、それが叶い参加できました。


中二階のある広くてオシャレなバーでした。(恵比寿だったと思います)


授業のテーマと内容は以下のようになっていますが、私はこれらを鍼灸治療や鍼灸業界に当てはめながら受講してきました。

第1章 ヒューマン・リソース・マネジメント(HRM)とは
内容:
‐コース・オリエンテーション
‐HRMの目的
‐HRMの役割

第2章 HRMの形態:戦略と組織、人材の関係
学習目標
1.経営理念、事業戦略、組織、人材によるHRMの形態の違いを理解する。
2.経営とHRMの理念、基本方針が一致していることの重要性を学ぶ。

第3章 HRMの形態と人材育成:鵤工舎
学習目標
1.客観的に仕事の出来栄えを確認することの重要性を理解する。
2.宮大工集団「鵤工舎」のケースを通して、HRMのあり方を考察する。

第4章 第4章労働人口減少時代のHRM
学習目標
1.労働力人口減少の影響を概観する。
2.労働生産性向上のために果たすべきHRMの役割と課題を理解する。

第5章 仕事自体での動機づけ
学習目標
1.内発的動機づけの枠組みを理解する。
2.内発的動機づけへの課題を整理する。
3.目標にチャレンジすることで、成長し、達成感を得る心構えを理解する。

第6章 能力・適性の評価育成
学習目標
1.能力・適性検査の位置づけを理解する。
2.能力・適性評価の方法を考察する。
3.人材育成への流れを考える。

第7章 キャリア開発
学習目標
1.キャリア開発のあり方を考察する。
2.エグゼクティブへの要件を整理する。
3.事例に学ぶ。

第8章 職場風土の改善
学習目標
1. 職場風土の構成要素を考察する。
2. よい職場風土に共通する項目を理解する。
3. 調査票から職場風土の要因を把握する。

第9章 管理・コーチングスキルの向上
学習目標:
‐6つの管理スタイルを理解する
‐目標による人材マネジメントの概要を理解する
‐動機付けを踏まえたコーチングを理解する

第10章 企業の成長と時代の変化
学習目標
1.企業の成長に伴う組織の変化、組織構造の違いを理解する。
2.時代や環境の変化に対応する組織を作るうえでの課題を考察する。

第11章 合併・企業統合と人事制度
学習目標
1. M&Aにおける組織・人事統合のポイントを理解する。
2. 統合に伴う人事制度の統合の流れを理解する。
3. 企業統合後のHRMの課題を考察する。

第12章 HRMに係わる法規制
学習目標
1. サービス残業をなくすポイントを理解する。
2. 男女雇用機会均等法の内容を理解する。
3. セクハラ・パワハラの概要と防止策を考察する。

第13章 グローバルなHRM
学習目標
1. 現地スタッフの登用の課題を整理し、成功要因を考察する。
2. 外国における採用、評価、賃金制度の概要を理解する。
3. グローバルな人材の活用の前提となるInternational Assignmentの制度のポイントを把握する。

第14章 外部資源の活用
学習目標
1. Strategic Sourcing の概要を理解する。
2. オフショアの候補地の選定方法を理解する。
3. 外部資源活用に際してのポイントを考察する。

HRMは、仕事だけでなく、家族や友人との交流にも必要不可欠な勉強なので、「一生かけて学ばなければならない」とココロに誓った。

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