粉ミルクはお一人2缶まで!?英国産粉ミルク買い占めで大儲け：9日放送の英ＢＢＣ

(学校で教えてくれない経済学）


北朝鮮による大袈裟な戦争脅威は、世界の北への関心を高めるための北のシナリオであると専門家や韓国当局者は見ていると4月9日付けWSJ紙電子版でAlastairGale記者が書いていた。10日朝放送のワ―ルドWaveMorningでロシアRTRが板門店検問所に特殊カメラを入れたと断った上で映像を流しながら「北は10日以降、韓国在住の外国人に避難を呼びかけたが、北の兵士と韓国の兵士が立つ同じ場所に立っていると、戦争前の状態ではないし、戦争前の静けさというものでもない」とレポートしていた。ただ、先のWSJ紙はリスクは依然残っている。事が起これば瞬時に対応しなければならないと指摘していた。

10日朝のワ―ルドWaveMorningでは英BBCが17日予定のセントポール大聖堂でのサッチャ―元首相の葬儀にエリザベス女王が出席される。チャ―チル元首相葬儀以来50年振りの出来事だと伝え、今ロンドンでは、公表されていないが、葬儀のコストは誰が持つのかということが話題になっていると紹介、番組の後半に、イギリス北部の鉱山労働者の町でサッチャ―元首相の写真を足で踏みつけ彼女のせいで町は完全に破壊されたと叫ぶ市民の様子を映し、サッチャ―元首相へ評価は二分されていると解説していた。

英BBCはサッチャ‐氏葬儀のレポート後、今、イギリスの小売り店に粉ミルク一人2缶までという張り紙が出た。スーパーの棚から粉ミルクが消えたと伝えた。中国へ粉ミルクがイギリスからの密輸が増えている。大儲けしている業者が増えていると伝え、「今回のイギリスでの販売制限は、無用な混乱を回避させるための一時的措置である。粉ミルクは潤沢に在庫されており、供給は心配ない」と当局担当者が話す様子を映していた。当番組によれば5年前中国で中国産粉ミルクで多数の犠牲者が出たイメージは消えていない。「いくらお金を出してでも外国産粉ミルクを買う」とインタビューに答える中国人を画面に出していた。見落としかもしれないが日本のマスコミは粉ミルク問題を取り上げない。

ドイツZDFが核廃棄物処理場を2031年に決めると当所予定した2015年から大幅に先延ばしした。問題は何も解決していない。候補地の政治家は自分たちの州はお断りと言っている。連邦総選挙を控えて、遠い先の話しにしたのではないかとの見方があると解説していた。原発ゼロを打ち上げたドイツだが、廃棄物処理問題は手付かずのままだということを今朝のドイツZDFが分かり易く教えている。日本でも同じである。政治家が原発の排泄物処理に目をつむり続ける限り政治家の尻拭いを国民は永遠に強いられるであろう。

9日、NY市場ではNYダウは前日比59ドル高、14,673ドルへ新高値を更新した。NY原油（WTI）はバレル94.20ドル、NY金はオンス1,586.20ドルへ共に値上がりした。NY外国為替市場では1ドル＝99.15円、1ユーロ＝129.65円とドル、ユーロ共売られた。ワ―ルドWaveMorning「経済情報」に出演したみずほコーポレート銀行、荒井守氏は「今週開かれる欧州財務相会議を注目している」と話していた。おバケが出るなら欧州だろう。（了）

SBI大学院大学・石川秀樹先生≪アベノミクスとは何か？≫

景気が少しずつ良くなってくる気配を感じている人が増えてきたようです。

SBI大学院大学の石川秀樹先生が 緊急特別講義 として「アベノミクスとは何か？」というタイトルで講義をした動画です。

とてもわかり易いので、42分、時間のある方は視聴してみてください。